こんにちは、ドクダミ淑子です。
私はこんなブログ3年半くらいやっているのですが、そうすると、たまにこういうリアクションがあります。
「他人の問題に首を突っ込むべきではない」
「当事者ではないのに、こんなブログを書くなんておかしい」
「そんなに気になるなら、ネット上で書くのではなく本人にだけこっそり直接言えばいい」
そもそも、他人の問題に口を出すべきではないし、口を出すとしたら直接本人にだけ言うべきである・・・そういう考えですね。
でも、何度か書いていますが、私はやっぱりこれには反対派です。
感想を持つのは自由です
まず大前提として、感想を言ったり、意見をしたりするのは自由だと思っています。
ただし、意見や感想がエスカレートして、意見を押し付けるのはちょっと違う。
また、その人の容姿や人格を否定するのはいけない。
誰かが思いを吐き出せば、誰かがそれを受け止める。
ネットの世界で吐き出せば、誰が受け止めるかどうかなんて、わからない。
Twitterだったら、いいねやリツイートでどんどん拡散される可能性がある。
そして、誰かが思いを受け止めれば、その人の中で咀嚼されてまた思いが生まれる。
またその思いは、どこかで吐き出される。
時にそれは、批判と呼ばれるものになるかもしれない。
思いを吐き出すことの、何が悪いのだろう?
そんなこと言ったら、そもそも最初の人が何も言わなければ良いってなるのではないだろうか?
本人に直接言う方が角が立たない?
そしてもう1つ。
誰かが、明らかに自分と違う意見を発信しているときに、「やあやあアナタ、はじめまして。このご意見について、私はそれは違うと思うんです!」と、しゃしゃり出てくる方が、なんかおかしくないですかね?
本人は、共感してもらいたくてつぶやいているのに、いくら「私はそう思った」からって意見を直接送るなら、本人にとってそれは「クソリプ」になるわけで。
更にDMなんて送ってしまおうものなら、それは「嫌がらせ」なわけで。
それだったら、「この意見、何か違うな・・・」というものを、本人には(エゴサしない限り)届かない形で自分の意見を出す方が、まだ配慮があるんじゃないかと思ってしまう。
波風立てない方が偉いのだろうか
あとは、「他人の問題に口を出すな」派の人って、なぜか「こういう達観したこと言う自分スゲー」って雰囲気を醸し出しているように感じるんですよね。
なぜか上から目線というか、心が広いかのような・・・え?気のせいですかね?
でも、言葉を吐いた以上、本人が望む望まないに関わらず、反応が出るのの何が悪いのか、やっぱりよくわからない。
共感だけしかいらない?
これは分かる。
特に心が疲れている人ほど、共感以外はいらなくなるし、共感以外の意見がトゲとなって突き刺さることがある。
だから、本人に直接送ることは控えたほうが良いこともあると思う。
共感できないなら黙ってろ?
こっちは分からない。
共感できなくても、その「共感できない」を(本人に伝えない形で)発信することは許されないのだろうか?
これはおかしいと思う。
だから、「私、大人なんです」みたいな物言いで「空気読んで黙ってろ」っていうことを言う人は、すっごく控えめでなんでもかんでも自分の中で飲みこんじゃう抱え込みタイプなのかしら?って思ってしまう。
「人の振り見て我が振り直せ」じゃない?
「人の振り見て我が振り直せ」って言葉があります。
「反面教師」っていうのも同じ意味ですね。
私たち人間は、誰かの成功や失敗から学んで、自分の人生を成功できるように学ぶものなのです。
「読書が大事」「歴史に学べ」っていうのも全部同じで、人類の知から学ぶ方がよいという話で。
だからどんどん、他人の話や他人の問題、他人の人生に首を突っ込んで、その上で自分はどう思うかとかどう動くかとかを学ぶことは、とても大事だと思う。
・・・ということと真逆を、読書の大切さを説く自称インフルエンサーが言っているのは、とっても違和感だな。
ということで、私はこれからも「他人の問題」にどんどん首を突っ込み、このブログやTwitterで、どんどん口を挟んでいこうと思います。
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