ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

思いやり100%人間になれない問題

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

赤ちゃんのいる生活になって数週間が経ちました。

その中で、なんか、自分ってこういうところがダメだなぁ・・・ということも見えてきて、ゲンナリすることがあるんですよね。

今回は、そんなちょっと凹んでいるときの話を。

 

 

育児関連に「効率」を求めてしまう問題

子どものことは、それはもう、かわいくて仕方がないんですよ。

そこは大前提としてあって。

 

でも、子育てにまつわるあれこれを、ついつい「作業」「業務」として捉えて、仕事みたいに「効率」を考えてしまうんですよね。

 

例えばこんなとき。

今は、夫が沐浴をさせて私が上がった後のケアをするという形になっています。

ある日、沐浴が終わった後のケアをしている時に、ミルクを吐き戻してしまったんですね。

結構な量だったので、もう一度お風呂場で流した方がいいなと思って夫に言ったところ、夫は快くそれを受け入れてくれました。

 

そんなよくあるシーンなのですが・・・

その中で思い返せば、私が子ども第一で考えられてなかったなというシーンがいくつかありました。

1つが、吐き戻した時に、布団を汚さないようにと考えたのか、とっさに子どもの口をタオルで覆うようになってしまったことです。

今考えれば、吐かせやすくしてあげれば良かったと思う。

 

そしてもう1つは、お風呂場に子どもを再度連れて行く時に、タオル等で包まずに裸のまま抱えて行ってしまったこと。

これも子どものことを考えたら、寒いかな?とか不安になるかな?とか考えられたんじゃないかと思う。

 

こんな、すごくすごく小さなことなんですけれども、自分の作業効率第一で考えていることに気づいて、ちょっとげんなりするのです。

私の母は、赤ちゃんのことをよく見ていて、常に赤ちゃん第一って感じのことを言っていたので、なおさら自分の勝手さが身に染みる・・・

 

 

思いやり優先で動ける人、尊敬

私にそういう思いやりに欠けるところがあるのは、昔からなんとなく分かっていました。

 

話は少し変わりますが、仕事で、福祉系の人と話をする機会というのがたくさんありました。

高齢者施設、障害者支援施設、児童養護施設などなど・・・たくさんの施設を訪問して、そこで働く人に、仕事のやりがいや仕事で楽しかったことというのを聞いてる時にも、私と彼らの仕事に関するスタンスの差をものすごく強く感じたんですね。

仕事をしている時に、私は作業効率とか時間とか 、どれだけ手間をかけずに短時間で正確にこなすか、ということを考えがちなのですが、福祉施設で働く彼らは全然違うタイプの人が多い。

 

一番最初に考えるのは、利用者がどうしたら心地いいかどうかということで、それをもとに行動している人が多いんですよね。

多少の手間暇がかかったとしても、利用者のためになることという視点で選択するし、それが当たり前のように身についているーーそんな人たちの話を聞いて私は本当にすごいと思っていました。

 

尊敬のまなざしを向ける一方、では私に彼ら彼女らと同じような、利用者第一の仕事ができるのか?どうかと問うてみると・・・答えはNOでした。

できないことを頑張っても仕方がないし、私は私で営業として彼らの職場環境を少しでも良くなるようなこと、つまり新しい人材の採用という面でお手伝いしていけばいいなという風に思っていました。

 

 

突然人は変われないけど

思いやり第一で動けなかった人が、妊娠して出産したら、突然思いやり100%で動くようになるかと言うと、それはやっぱり難しい。

 

子どもが生まれたからといって、人はそう簡単に考えや行動パターンが変わるわけではないのです。

それは頭では理解しているけど、時々「私って本当に思いやりが足りないな」とへこんでしまう時もあります。

それに、簡単には変われなくても、やっぱり変わらなきゃいけない。

だって、こんなに無防備な生き物の親なんだから。

 

とはいえ、赤ちゃんが泣いていたり、吐き戻しをしているような慌ててしまう時に、思いやり第一で接するというのは、まだハードルが高い話。

赤ちゃんが寝ている時とか、ご機嫌な時にまずは愛情をしっかり注いで行けるようにすればいいのかな・・・なんて思ったりもします。

 

そうすれば、そのうちに、冒頭のような少し慌てることがあっても、赤ちゃんの気持ちを最優先に動ける・・・そんな私になれるのかもしれません。

 

 

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