ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

初めて子を抱いた時、夫は「軽い」と言い、妻は「重い」と思った

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私は先日、色々あった末に出産したのですが、帝王切開の術後、手術台→ストレッチャー→ベッドに運搬されて、子どもを抱くことどころか起き上がることさえ出来ずだったんですね。

だから、ベッドに寝そべる私よりも先に、夫が我が子を抱きました。

 

その時の第一声が、こちら。

「軽い・・・」

 

そんな感じだったら、翌日面会(まだ看護師さんがお世話をする)時に、私が初めて抱いたときに驚いたんですよ。

「お、重っ・・・」って。

 

 

重いと思った理由は

「軽い」と夫から聞いたときに、ベッドの上で思ったのはこんなこと。

「いつも買ってる米袋(5kg)より軽いから、きっと軽いと感じるのだろう」

 

なんて他人事な私!

そして比べるのは米ですか、私よ!

1.5リットルのペットボトル×2本とかの方が近くない?(そういう話じゃない)

 

しかしですね、初めて抱いた時の私は、こう思いました。

「うわ、重っ!ってかこんな重い生命体が約24時間前まで私の中に入ってたの!? 信じられないんですけど・・・」

そう、いつも一緒に行動していたので、まさかこんな重さだったとは思わず・・・

 

これが、お腹の中で育てる母だからの感覚で、父との違いなのだろうか?

 

 

軽いと言った理由は

私は、「もっと軽いものだ」と思っていたから、思ったより重くて驚いたんですよね。

 

逆に、夫の方は「もっとずっしり重いものだ」と思っていたから、逆の感想が出たわけで。

きっとそこには、物理的な重みだけでなく、「精神的な重み」「親になる責任感」みたいなのもくっついているのだと思う。

これは私の勝手な妄想だけど。

 

 

何でも男女差に繋げられてしまう

そんなことを考えながら、話が別の方向に行くのがドクダミ自由帳。

 

私はふと、「こういうネタを言い出したらキリがないな」と思いました。

こういうのを、男女の差とか、パパママの差とか、「男はどうすべき」「女はこうすべき」みたいな話にすることって、ぶっちゃけ何でも可能なんだよなぁ・・・と思う。

 

なんでもかんでも、「男ディス」「女ディス」に繋げられてしまうんですよね。

 

でもそれって、意味があるのか?

だって、どう頑張っても男性は子どもを身籠ることは出来ないし、産みの苦しみを味わうことができない。

なのに、「男は妊娠も出産も苦労していないからそんなことを言うんだ!」とか言い出したところで、男性からすると「じゃあどうすればいい?死んで来世で女性になればいい?」ってなるじゃない。

 

女性を思いやれって言っても、その思いやりにも限界があるし、夫の「軽い」発言のように男性側にも違う思いがある。

それなのに、片側の考えだけ正しい!みたいな物言いで、「だから男(女)は・・・」って言うのは、なんか違うなと思う。

だから私は女だけど、「こんな男がこんなこと言ってて、男女差別ー!」ってことばかりツイートしているフェミニスト(通称ツイフェミ)は、あまり好きではないんだな。

 

 

言葉の背景を考える

私はこれを書いている今は、テレビもない病室で安静を言い渡されているから、こんな余裕ぶったことを書けるのかもしれません。

育児で忙しくなったら、夫の言動を「無神経!」「思いやりに欠ける!」みたいに感じて、ブログもTwitterも気づいたら「夫デスノート」みたいになっているかもしれません。

 

まぁ、そうならないように、過去の自分の考えをどこかしらに書いておくっていうのは、結構大切かもしれないな。

 

カーッとなった時に、そのまま「ひどい!」「おかしい!」「男女差別!」とならないこと。

まずは一呼吸して、「なぜそんなことを言うんだろう?」と相手の考えや、そこに至った背景を考えてみること。

 

そんなことが大切なんだろうな・・・と思った、 我が子との初めてのご対面だったのでした。

 

 

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