こんにちは、ドクダミ淑子です。
私のクライアント企業は、設立まもないベンチャー企業から、老舗企業まで、緩め~堅めまで、様々です。
ちなみに、自分の働く会社はちょうど中間くらいで、ノリと勢いと遊び心を大切にしながら、締めるところはきちんと締めるし、コンプライアンスについては厳しくやるぞ的な感じです。
クライアントの中にも色々な習慣があるのでそれは興味深く見ているのですが、1つの習慣について、ふと疑問がわいてきました。
「名前+役職で呼ぶ会社って、なんか変なの・・・」
管理職ならわかるのですが
管理職なら、なんとなくわかるんですよ。
「山田主任」「田中係長」「斉藤部長」とか。
でもさぁ・・・「鈴木社員」って呼び方は、なんか変じゃない?
だって、「山田主任」だって社員じゃない?
「山田主任兼社員」って呼ばないとフェアじゃなくない?
あと、「鈴木社員」って呼ぶ会社って、パートさんとか契約社員とか、派遣社員のことは、どう呼ぶのだろうか?
「伊藤パート」とか、「加藤派遣社員」とか?
「山口メンバー」を思い出すんですけど。
序列社会を感じる
私の働く会社が、社長も含めて「〇〇さん」で呼び合う習慣があるからかもしれないけど、「〇〇社員」って呼ぶ会社って、すごく序列的なものを感じてしまう。
同じような感じで、「〇〇スタッフ」って呼ぶ会社もあったな。
スタッフだけはカタカナで、その後は「副主任」「主任」「係長代理」「係長」・・・みたいな漢字で、めっちゃ細かい役職がある会社でしたね、そこは。
毎日そうやって役職名付きで名前を呼ばれ続けるって、常に自分の立場を思い知らされるっていう、刷り込み的な効果がありそうだな・・・と思うんですけど、どうなんでしょうね?
会社には、会社ごとの文化がある
たくさんの企業を見ていると思うのは、思っている以上に、会社には、会社ごとのカラーがあり、文化があり、風土があるということです。
だから、中途入社って、なかなかそのカラーに馴染めなかったりすることもあるんですよね。
特に前職が10年以上で、新しい会社に転職するってなると、よっぽど柔軟にならないと、前職の「常識」を引きずってしまう。
そういう意味でも、40代以上の転職って敬遠されるわけで。
でも、仕方ない部分も多いわけで。
あと、若くても、堅→柔の転職は順応しやすいけど、柔→堅の転職はちょっと厳しいかも。
堅い会社って、ローカルルールが多くて、社内の手続きにやたら時間がかかるイメージがある。
そういう方が、1人あたりの責任が軽くなるから良いって人もいるかもしれないけど、私はちょっとストレスを感じそうだな。
私が「ドクダミ社員」と呼ばれるような会社に転職するっていうのは、多分耐えられないし、採用する側も緩い私なんてお断りだろう。
とにかくですね、社風っていうのは、会社によって全然違うから、その辺考えずに仕事内容と待遇とでうっかり転職しちゃうと、結構大変だよって話なんです。
社風ってどうやって判断するの?
では、そんな社風を転職する際にどうやって見ていくか?
これもなかなか難しいんですけどね。
選考において堅めの会社を見抜く、というところでいうと、こんなポイントがあるのでは?と思います。
- 手書きの履歴書を郵送で求めてくる
- 面接で色々な人が出てくる
- 合格通知されるまでの日数が長い
あくまでも「当てはまると堅めの可能性が高い」ですが、とにかく昔ながらの方法(履歴書を郵送とか)にこだわったり、ジャッジをするのに時間がかかったり、一人の一存ではGOが出なかったり・・・というのを採用の現場に当てはめると、こんな感じになるかなと思うのです。
逆に、緩めの会社だと、履歴書だのなんだのより面接重視だったり、誰かが「この人採用します!」と強く宣言したら採用決まるとか、その日のうちに内定通知するとか、そういうスピード感がある。
ブラック企業にも、上記は多く当てはまっちゃうんですけどね・・・
細かいところにもアンテナを張り、違和感を逃さない
いずれにせよ、「相性」の問題だと思うのです。
その会社のやり方が、合う/合わないっていうのは、その人次第。
だから、面接の場でもアンテナを張って、些細なことでも違和感を感じることがないかどうか、ちゃんと見た方がいいなと思います。
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