ドクダミ自由帳

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【本感想】ユキナ産。 私の期待値を上回った理由

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

タピオカとか離婚とか色々あって、芸能界を引退した、木下優樹菜さんの本を久しぶりに引っ張り出して読みました。 

 

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ユキナ産。 [ 木下 優樹菜 ]
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『ユキナ産』でございます。

 

 

どんな内容なの?

公式サイトによると、こんな内容です。

 

13万部を超えるヒットを記録した『ユキナ婚。』 の続編、タレント木下優樹菜さんの妊娠出産本です。写真点数、情報量ともにパワーアップした第2弾です。大きな版型になっても、お値段は変わらず1200円!!

  • 撮りおろし「Funky MaMa ~ママになってもユキナはユキナ。」
  • ユキナ的“妊活”
  • 妊娠生活完全密着ルポ
  • 安彦麻理絵の特別描きおろし! ユキナのドタバタご出産漫画
  • ユキナ’s ニンプスタイル
  • 新居初公開
  • 今、思うこと。

 

ユキナの「妊プ」スタイルブックって感じですな。

 

 

安産・難産・ユキナ産。

ちなみに、このタイトルは、ユキナ産(ざん)です。

はじめにに、「安産 難産 ユキナ産。」って薄っすらかかれているんですね。

 

あ、「さん」じゃなくて「ざん」なのね。

・・・別にどうでもいいけど。

 

とにかく、ユキナのユキナ的な、「妊プになっても、ママになっても、ユキナはユキナ」ということがガンガン書かれています。

たしかに、妊プだろうとなんだろうと、ミニワンピは着るわ、初期にグアムへ行き、妊娠10か月でみーうー(海)に行っちゃうし、生まれる3日前までイベントでウェッジソールサンダル履いてるし・・・ディズニーランドだのシーだのにはガンガン行くし、ああ、ユキナだな・・・と思う内容が満載でした。

 

でもね、私はこれに結構満足していたのです。

 

 

「期待値」のハナシ。

私の働く会社では「期待値」という会話がちょくちょく出てきます。

 

人材業界の世界って、正解・不正解がないんですよ。

それに、成功・失敗も感覚的なものになります。

 

例えば、人事が「このくらいの費用を払ったら、応募が50人くらい来るだろう」と予想する求人があったとしましょう。

でも、営業的には、「この条件だと10人応募してくれたらいいほうだし、それでも平均より多いんですけど・・・」と双方の感覚が食い違うわけです。

そういう時、人事の期待値は50で、営業の期待値は10になってしまうので、「期待値調整」を契約前にやっておかないと、いざ採用活動をしても、お客様の満足行く結果にならないのです。

あらかじめ、「いやいや、この条件だとデータ的にも私の経験的にも、10人くらい来たらいいほうですよ」と言っておき、それに納得してから契約すれば、結果10人の応募でも納得してもらえるし、20人だったら「多かったですね、よかった」で済む。

 

だから、期待値調整っていうのは、とても大事なのです。

 

さて、私がなぜ「期待値」なんて話をしたかというとですね・・・

 

私の『ユキナ産』についての期待値が低かったために、読み終わったあとの満足度が期待値を大幅に上回ったのです。

 

 

ユキナ産が面白く感じた理由

なぜ、そこまで私が『ユキナ産』に満足したのか?をまとめてみましょう。

 

その前に読んだ妊娠本がアレだったから

一番の理由はコレですね。

その前に読んだ、妊娠・出産に関する本がこちらだったからです。

 

www.dokudamiyoshiko.com

 

妊娠・出産本と言いながら、その内容は本当に薄っぺらで、「私は私で私です」みたいな内容だったんですね。

結局、炎上がどうのこうのとか、仕事が減ったとか、妊娠つらいとか、そういう話しか記憶に残りませんでした。

 

それに比べると、ユキナのユキナ的な妊プ生活が写真と文章でふんだんに描かれていて、ああ、こういう日々を過ごしながら、お腹の赤ちゃんを育てていったんだな、ということがよくわかりました。

マネするかしないかは、置いておいて。

 

 

グッズ紹介が豊富だったから

美容グッズとか、コスメ、食べ物、サプリメントなどなどの紹介も沢山あったり、マタニティウェア中心のファッションページ、赤ちゃんのお洋服(PINKが中心!)などなど、ああ、この人はこういうものを使ってたのね~っていうのが、分かりやすかった。

 

たまひよとか、アカチャンホンポでもらった入院バッグの中身リストとかとは違った、ユキナのグッズというのも、参考になると思ったのです。

 

 

妊婦って楽しい!と思えたから

また前に読んだ本の話だけど、読んだ時に「楽しいマタニティライフ♡」「妊婦って楽しい♡」って思えなかったんですね。

「なんで私ばっかりつらい思いして・・・」みたいな負の感情が多かった。

それに比べて、ユキナは(危なっかしいけれども)妊プを全力で楽しんでいる様子が、読んでいる私も楽しくなった。

だから、読んで明るい気持ちになったのです。

 

 

今、読み返すと思うこと

さてさて、そんな感じで『ユキナ産』の内容にはおおむね満足できたのですが、「今」の状況と繋がりそうなことも、少し書いておきましょう。

 

二人の姉には絶大な信頼を寄せている

ユキナには、6つ上と2つ上のお姉ちゃんがいるんですね。

二人とも20歳前後で出産したということもあって、子育ての先輩として、めちゃくちゃ頼りにしているんですね。

子育ての情報も色々教えてくれるし、2ヶ月で仕事復帰したときも、協力してくれたみたい。

きっと、お姉ちゃんたちのことは大好きで、お姉ちゃんたちの言うことは絶対正しい!って思って生きてきたんだろうな・・・と思う。

・・・それがタピオカ恫喝に繋がっているのかもしれないですね、知らんけど。

 

 

フジモンとの関係性が変わった

『ユキナ婚』の時には、2人のケンカって、ユキナが一方的に怒ってフジモンが泣いちゃうみたいなことが多かったそうなんですが、違うことは違うと言えるようになってきたそうです。

本の中では「いい関係」「ようやく対等な関係性になれた」と書いてあったけど、これがエスカレートすると、2人ともギャーギャー言うタイプのケンカをするようになったのではないか・・・と想像してしまう。

だって、ユキナ、負けず嫌いだから。

 

 

次は、『ユキナ育。』

私のユキナコレクションは、まだ終わりません。

残るは、『ユキナ育。』、長女の莉々菜ちゃん(ちゃんりー)の育児の話ですね。

産まれる前に読んじゃうと思うんだけど、どういう感想を持つのか?

 

ひねくれ者の私は、とても楽しみにしています。

 

 

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