こんにちは、ドクダミ淑子です。
日曜の朝は、『ワイドナショー』をよく見ています。
もともと『サンデージャポン』派だったのですが、夫がワイドナショー派なんですよね。
もう、慣れましたけど。
先日、5/17(日)のメンバーはこちら。
- 東野幸治(52歳)
- 松本人志(56歳/ダウンタウン)
- 泉谷しげる(72歳)
- 指原莉乃(27歳/元AKB48・HKT48)
- 兼近大樹(29歳/EXIT)※初登場
これがですね・・・なかなか面白かったのです。
ワイドナショーは、ゲストにより、当たりハズレ・・・と言ったらアレですが、面白いなと思う回と、「武田鉄矢しゃべりすぎ」って思う回とがあるのです。
うん、主に武田鉄矢の出る回が好きじゃないんですよね。
一人で持論を滔々と述べて、しかもそれが「THE☆昭和の価値観」でほかの意見を認めないから。
泉谷しげるは、若者の意見も、ちゃんと聞いてくれるし、バランスいいと思う。
若者にとって、「お笑い」が面白くなかった理由
その中で、「わら半紙を知らない若者が多い」なんて話題から、お笑い第7世代のEXIT兼近がこんな話をしていたんですね。
- 若者がお笑いを楽しめなくなってきたのは、上の世代が知らないワードを出すからだ
- ドラゴンボールとか、プロレスとかで例えられても、わからない
- わからないから、愛想笑いをしながら、離れていく
- だから自分は、『鬼滅の刃』とかを取り入れている
「愛想笑い」のくだりは、指原さんだったかもしれない。
これを読んだ時に、ストンと納得したんですね。
ああ、年上との会話で感じる不快感って、これだったんだ・・・と。
知っている前提で話してくると、返事に困る
私がモヤっとするときって、「知っている前提」で突然ボールを投げてくる時です。
別に、知らない前提で少し解説して話してくれる分には、いいんですよ。
面白いポイントがわかるから。
でも、そういうことを関係なしで、知っている前提で突然ボールを私にポーンと投げてくる人、いるんですよね。
このへん。
- 巨人の星
- あしたのジョー
- ジョジョ
- ガンダム
- ゴルゴ13
- キャプテン翼
- 北斗の拳
- 島耕作
そりゃ、一世を風靡しましたからね、名前くらい知っていますよ。
でも、「名前くらい」なのです。
ラオウが・・・と言われても、カップラーメンの方の「ラ王」を思い浮かべるし、ジョジョの名言なんて「無駄無駄無駄無駄」くらいしか覚えていないし、キャプテン翼の技の名前なんて知らないし・・・っていう状態。
でも、それをあたかも知っている前提で話をされると、分からなくても、「あ、ここ笑いどころだな」ってところで愛想笑いして、話を合わせなければいけないんですよね。
別に大人だから、やるんだけど。
でも、その場が面白いかというと、そうでもない。
知らない間に、私の常識も古くなっている
でも、そんな私も、下の世代と話す時に注意しなければいけないなと思いました。
それは・・・『ドラゴンボール』らへん。
「ドラゴンボール超」とかがつい最近まで放送されていたので、知っている前提で話してしまいがちですが、週刊少年ジャンプでの連載が終わったのは1995年、私が10歳の時ですからね。
10歳年下は、その存在すら知らなくて当然なのです。
少なくとも、多感な時期に「私の戦闘力は53万です」っていうセリフの衝撃を受けたことはないんですよね。
HUNTER×HUNTERの「クセになってんだ、音殺して歩くの」は2001年に発売された12巻でのセリフのようですから、今の10代は知らないわけで。
『るろうに剣心』『NARUTO』『BLEACH』とかも、どんどん過去のものになっています。
昔、こんな話も書いちゃってるしな。
私が年上にしている愛想笑い。
それと同じ事を、若い世代にさせてはいけない。
年上が気を遣う問題よね
このジェネレーションギャップ問題って、年上がちゃんと意識すべき話だと思うんですよね。
年下が、年上の知らないマンガや芸能の話なんてしないし、年上が怪訝な顔をしていたら、話を止める。
ちゃんと気を遣っているんですよね。
それを知らずに、年上は自分の世代の話をして、年下が愛想笑いをしているのを、満足していると勘違いしている。
だから、年代が離れている人と話をする時には、「知らない前提で説明しながら話す」か、「そもそも話さない」のどちらかにしなければいけないと思うのです。
それか、思いっきり「世代」「趣味」の話をできる同年代と集まって、思う存分語り合う。
「知ってて当然」「知らないなら調べろ」くらいのノリで、ポンと昭和なリプライをしてくる人。
私自身は、そうはならないように気を付けようと思いました。
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