ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

なぜ家事育児問題で共働きはモメるのかを考える

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

Twitterの世界を見回すと、「働くママばかりが大変」みたいな話をよく見かけます。

 

これから、妊娠・産休・出産・育休を経て復帰する(だろう)自分は、そういうつぶやきを見ると、戦々恐々とするわけです。

でも、女性ばかりが損をしているという意見が多いのは、何が原因なのだろう?とも考えたりします。

 

そこで今回は、まだ産んで育てて仕事をする前の私が、今考えていることをまとめてみようと思います。

将来、「なんで女ばかりが・・・」って思った時に読み返して、またその時の考えを書く用に。

 

 

出産前後で、キャパの変化がある

たとえば、妊娠・出産前にやっていた、家事+仕事のキャパを、夫・妻ともに100としましょう。

さらに細かくすると、妻は仕事80で家事20かもしれないし、夫が仕事90で家事10かもしれないし、そもそもお互いキャパ100と言ったけれども、その総量は違うかもしれない・・・けど、その話は今回は置いておきましょう。

 

産休・育休を経て戻る時、さっきの各100はどうなるのか?

復帰時には、育児とそれに伴う家事もプラスになります。

これを、日中は保育園+延長も入れて、50としましょう。

 

するとですね・・・

 

だいたいの夫は、きっと今までの100に+10くらいして、110にしようとするんです。

仕事も家事もそのままで、平日と休日に育児に参加する、+10。

それはそれで、頑張ってる。

 

妻の方は、今までの100のうち、仕事部分を時短なんかを使って-40にして、その減った分で育児の40を補うことになるのです。

そうすると、「仕事を減らした」っていう負の気持ちが蓄積されるんですよね。

そして、夫の方は、仕事の部分には変化がないから、不公平感がある。

 

さらに、育児分は40では済まないかもしれない。

普段は40かもしれないけれども、子どもが急に熱を出したり、予期せぬ布団や部屋の汚れなんかで、もっと時間がかかるかもしれない。

すると、あっという間に100を超えてしまうのです。

キャパオーバー、しかも、急激に。

 

そんなこんなで、妻の方が「なんで私だけ・・・」ってなってしまう。

 

共働き夫婦の、不公平感ってそんな感じなのではないか?と思うのです。

 

 

夫婦の「大変」の感覚の違い

キャパオーバーした妻が、キレる時。

夫はきっと、「俺だって頑張っている」と思うでしょう。

仕事をしながら、今までだったら空き時間だったところを、子どものために、家庭のために使っているのですから。

しかも、今までの仕事を変えずに、です。

 

でも、妻の方からすると、「仕事を削って子育ての時間を作った」という気持ちがあるから、「夫は変わらず仕事をしている」ということに、イラっとするのでしょう。

もしかしたら、仕事100のままで、育児に全く参加しない夫もいるかもしれないけれども。

 

 

理想はどこにあるんだろう?

妻からすると、子育ての50を、25・25にして、夫婦ともに仕事を-25して、バランスをとっていくことを考えているかもしれません。

でも、男性が-25っていうのは、結構難しいのが現状だったりもする。

時短制度とか、育休を使うとか、まだまだ難しい。

そして、減給や昇給の遅れなどの問題も出てくる。

 

夫からすれば、「子どもが生まれたからこそ、仕事を頑張らなければ」って思っているかもしれない。

 

そのへんの食い違いも、ありそう。

 

あとは、そもそも、育児のキャパを甘く見ているケースもありそう。

大人が1人増えるのと、子どもが1人増えるのとでは、面倒を見る大変さも違うでしょうし。

バリバリ仕事をしていた女性ほど、「予期せぬ事態」に振り回される育児に苦戦するのかもしれない。

 

 

「認識のすり合わせ」が大事だと思う

まだ産まれていない今の私は、共働き子育て夫婦に対して、上記のような考えを持っています。

実際になってみたら、どういう風に思うかは、わからないけど。

 

んで、現時点で思っているのは、認識のすり合わせが大事だと思うということ。

 

夫がどういう形で育児に参加するつもりなのか、妻はお互いの分担をどのようにしたいと考えているのか・・・

それを、「こうしてくれるはず」「きっと、同じ考えだろう」とか、相手と自分が同じ認識である、そうあってほしいと思わずに、ちゃんと話し合うことが大事だと思うし、お互いが納得いく形にすべきだと思う。

 

それは、「正解」はなく、それぞれの家庭でのベストな形を作っていかなければいけないこと。

 

せっかく子どもが生まれるのだから、お互いのできること・したいこと・やらなければいけないことをちゃんとすり合わせて、今よりもさらにハッピーな家庭にしたいなと思っています。

 

 

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