こんにちは、ドクダミ淑子です。
あんまり仕事(人材系)の話はしない主義なんですけれどもね。
でも、今回はちゃんと書いたほうが良いかなと思ったので、たまには書いてみましょう。
といっても、どこかの顔出ししない誰かが言っている、ネットの戯言ですからね。
新卒の皆さんは、ちゃんと自分の目と耳で確かめましょうね。
21新卒採用が終わりつつある
私は現在、在宅勤務中。
自宅で仕事をしつつ、同じくテレワーク中の人事担当、または出社している人事担当、そして経営者と電話やメールやWEB会議で会話をして、情報収集しています。
その中で、私が「この会社、いい会社だな」「新卒だったら入りたかったな」「大手企業の品格があるな」と思う会社の大半は、2021卒の新卒採用について聞くと、こんな回答をします。
「もう、新卒採用はめどが立ったよ」
就活は3月からなのか問題
今年は、コロナウイルスの影響があり、本来ならば採用活動の解禁と言われていた、3月1日~の合同説明会もなければ、大きい会場に集まっての会社説明会も多くが中止になっていました。
学内セミナーも、軒並み中止。
3月くらいだと、5名程度の小規模の説明会はやっていたかもしれませんが、今はほとんどやっていません。
しかし、そんな中、企業は選考を進めていたのです。
なぜか?
「インターンで出会った学生が、選考を希望してくれたから、3月になってからWEBで面接したよ」
そう、大学3年生の夏から開催されている、インターンシップ。
そこで学生と企業は、出会っているのです。
就活生は、行動すべき?
「大企業が説明会を再開するまで、待っていよう」
「今やることはないから、コロナが収まってから就活しよう」
「まぁ、どうにかなるでしょ」
もしも、こんな風に思っていた就活生がいたら、すぐに動きましょう。
あなたが待っている、その大企業の説明会は、このままずっと開催されない可能性もあります。
実際に、「とりあえずエントリー受付はしているけど、来週の最終面接後にクローズする予定」と言っていたところもありましたね。
説明会に参加するリスク
ただし、都市圏で、今開催されている、リアル(≠WEB)での開催をしている説明会に行ってはいけません。
ある企業の人事の方がこんな話をしていました。
「3月末に説明会を開催したけれども、来ている人の危機感が無さ過ぎて、ちょっと感覚がズレている感じがしたから、これからの開催は全部中止した」
自分で開いて呼んでおいて、そんな言い方なんてひどいなとも思いましたが、まぁわかるんですよね。
「だってぇ~、お花見できるの今だけじゃないですかぁ~、私たち?大丈夫でぇ~す」みたいな風にTVに映っちゃう若者みたいな子なんでしょ。
そう、リアル説明会に来ている人=現状がわかっていないアホな人と思われてしまいます。
そして今、リアル説明会を開催している企業は「そういう人でも採用して、どんな人でも育ててみせる」という気合いの入った企業です。
そういう企業の一部は「ブラック企業」「パワハラ企業」なんて言われることがありますね。
中小企業も見るか、就職留年するか
ということで、「就活?まだまだこれから~」と思っている学生は、どんな形であれ、企業研究をなるはやで始めるべきですし、もしも少しでも気になるWeb説明会があるなら、バンバン参加すべきです。
コロナが終息したころ、新卒採用も完全に終息しているかもしれません。
就職留年を選択肢に入れるか、それが無理なら中小企業も見た方がいい。
ただし、中小企業というのは文字通りピンからキリまでありますから、数多く見ないと、自分の見ている会社がピンなのかキリなのかわかりません。
就活はガチャやギャンブルだと困りますから、数をこなして比較できるようにすることをオススメしますね。
焦って決めないために
就活でもうひとつ大事なこと。
それは、焦って1番に内定が出た会社に就職することを決めて、就活をやめてしまわないことです。
そういう、焦って決めた人の早期離職率は、ちゃんと考えて決めた人と比べると、高い気がする(ドクダミ調べ)。
だって、「彼が最初に告白してくれて、生まれて初めて付き合った人なんだもん!悪い人なわけないもん!」って人の彼氏って、だいたい悪い人じゃね?(偏見)
非モテも就活難民も弱味につけこまれて、変なヤツに引っ掛かるのよ。
焦って飛び付いたらダメなのよ。
だから、できるだけ早く動きだし、沢山の企業を見て、じっくり見極めたほうがいい。
就活生からの質問・個別コンサルは受け付けておりません
もしかしたら、これを読んだ就活生が相談をしたくなるかもしれません。
でも、私は残念ながら、個別の学生からの対応は行っておりません。
そういうことをするには、採用活動を知りすぎているから。
逆を言うと、「採用コンサル」と言って学生からお金を取っている人の大半は、「採用活動を知りすぎていない人」なのです。
・・・ということで、若者たちは、悪い大人に騙されず、周りの人のアドバイスを沢山もらって、自力で企業を見つけてほしいですね。
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