こんにちは、ドクダミ淑子です。
これは在宅勤務が始まる前の話です。
20時とか。
残業して帰る時に、私と同じく残業して家に帰る同僚(だいたい後輩)が聞くんですよ。
「これから夕飯作るんですか?」
そして私は答えるんですよ、「うん」と。
すると、出てくるのが「すご~い!私は無理ですぅ~」みたいな言葉。
本心で褒めてくれているんですよね。
それは嬉しい。
けどさ・・・作るって言ったって残業で21時帰宅の日なんて、「肉野菜炒め」「焼き魚」くらいなんだよね。
褒められるレベルの代物ではないのです。
料理へのハードルの高低差よ
「って言ったって、野菜炒めくらいよ?肉焼いて、魚焼いてみたいな」
「それでもすごいです、私はこんな時間からは作ろうとは思えなくて・・・」
なんだろう?
若い子の方が、「料理」に対してのハードルが高いというか。
「ちゃんとした名前の付いた料理を作ろう」みたいな気持ちが強いのかしら?
肉じゃがとか、酢豚とか、カレーライスとか、ハンバーグとかロールキャベツとか・・
「冷蔵庫の残り物を炒める」とかが、普段から食材をストックしていないとしにくいっていうのもあるかもしれないな。
「魚を焼く」って言うのも、グリルに突っ込むだけなんですけどね。
主婦パートさんなんかに、「ほうれん草を茹でるくらいですよ?」とか言っても、「ほうれん草を茹でるなんてすごい」って褒めてくれるんですよね。
それもお湯わかして突っ込むだけなんですけどね。
料理好き度スケールの中間地点
多分、私は料理得意⇔苦手とか、料理好き⇔嫌いとかの軸があったら、丁度ど真ん中なのでしょう。
料理が大好きで、手の込んだ料理を作るのも苦ではないような料理大好き得意さんと、料理なんてできればやりたくない、料理嫌い苦手さんの、中間地点。
手の込んだ料理はしないけれども、別に作ることは苦ではない、くらいの。
そうすると、相手がどっち派なのかわからないと、答えに困るのだ。
まぁ「こんな時間から料理するんですか?」って聞く時点で、料理をしたくない人なんだろうけど。
得意料理は?と聞かれると困る
そして、さらに。
たまにいるんですよね。
男性とかで、「ちゃんと料理してるの?」とか聞いてくる人。
それは私のことを新卒の時から知っていて、親心的な感じで聞いていると思うんですよね、というかそう思いたい。
「してますよ~」と答えると、突っ込んで聞いてくるんですよね。
「へぇ、じゃあ得意料理は?」とか。
得意料理って何なんですかね?
週1で作るメニュー?そしたら焼き魚なんですけど。
よくわからないけど具体名を入れたくて、「昨日は、鶏レバーの甘辛煮を作りました」とか答えたんですね。
そしたら「レバーってちゃんと血抜きすんの?」とかさらに聞いてくるんですよね。
ああ、まさかの料理好きの得意ボーイか!?
それとも、知識だけ豊富の耳年増さんか!?
「血抜き・・・塩水でざっと洗いました。あまり気にしないんで」
「ふぅん」
・・・いいんかい!?
何なんだろう?
何が正解なんだろう?
肉じゃが?
ロールキャベツ?
今日は何を作るんですか?と聞かれたら
さて、冒頭の女子トークに戻って。
こんなんだから私は、いつも「今日何を作るんですか?」と聞かれると、迷った挙句、こう答えてしまうのです。
「肉と野菜を炒める」
全然答えになっていないんだけどね。
でも、帰り道のちょっとした会話って、そんなんでも納まるんですよね。
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