ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「実力」が試される時代が来ていると感じる


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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

コロナウイルス感染拡大防止で、世の中が色々と動いています。

 

今まで、「働き方改革!」とか言っていつつも、「実際は無理だよ・・・ねぇ?やっぱそうだよね!!」と結局二の足を踏んでいる企業は多かったと思うんですよ。

でも、今回のことで「やっぱ無理だよね~」が、「やれる方法を考えねば!」になった企業が増えました。

 

企業によって対策は様々ですが、WEBでの商談や在宅勤務など、今まで当たり前のように会社に行き、営業は訪問をし・・・というのが、当たり前じゃなくなってきているのです。

 

日本の働き方は、ググっと動いている。

 

働き方が変わってきているなと思う一方で、私たちも変わっていかないといけないなと思っています。

 

 

会社に行かないで、仕事をするということ

「私たちの頃はね、ただ会社に行けばハナマルって時代だったからねぇ」

 

ある日、小学校からの幼馴染の家に行き、そのお母さんも交えてティータイムをしているときに、お母さんが言いました。

 

「あなたたちは、ちゃんと仕事をしてて、偉いわよ」

 

そう、私たちの母親世代って、OLとは「会社に行って、仕事っぽいことをしておけばOK」という時代だったんですよね。

いわゆる、「腰掛OL」。

学校の延長で、会社に行って、女性社員たちでワイワイ騒いで、お茶くみやコピー取りをして、社内恋愛をして、寿退職して専業主婦・・・みたいな。

 

「お義母さん、今の時代、社内でタバコは吸えませんよ?」

「え?そうなの?女性社員は灰皿の掃除が仕事だったのよぉ」

 

義母ともそんな話をしました。

 

灰皿の掃除なんて仕事はなくなり、お茶くみだって来客対応以外は今やほとんどありません。

 

仕事は「売上に直結するもの」になり、更に会社に行かない在宅勤務も増えている。

過去のように「出勤しているからOK」と言えない時代になっているのです。

 

在宅も、ノマドも、無訪問も可能になる。

すると、仕事の評価、その人の価値が問われるようになるのではないでしょうか?

 

 

「いなくても問題ない人」が明確になる

今まで、会議に参加して、座っていただけの上司、「訪問して顔を繋ぐだけ」をしていただけの営業、パソコンが使えずに隣の席の人に教わってばかりだった人など、仕事をしているように見えた人たちは、「会社に行って座る」「客先に行く」というベースがなくなった途端にピンチになるでしょう。

 

「この人、いてもいなくても売上には関係なくない?」ということが明確になってしまう。

 

もちろん、優秀な「繋ぎ役」みたいな人はいます。

この人が、双方の間を取って、板挟みの状態をうまく調整してくれているから、仕事がうまく回る・・・みたいな人。

そういう人は、とても貴重。

 

でも、そうではなく「ただ座っていただけ」の繋ぎ役は、いる意味がなくなってしまうのです。

むしろ、伝言ゲームで時間がかかって面倒、と言う風になってしまう。

 

売上や成果物などの「結果」と、その人の「存在価値」でシビアに評価される時代が来るのを感じるのです。

 

私も営業なので、この恐怖を感じています。

「選択肢をポチポチ押していけば、最適な商品をAIが導き出しまっせ!」みたいなサービスに負けてしまっては、私の存在価値なんてゼロだからな。

 

 

財布の紐が絞まるということ

「もともと在宅勤務だったから関係ない」と思っている方も、同じように実力が試される時代が来ると思います。

 

その理由の1つは、景況感の変化。

今回のコロナウイルス騒動で、インバウンド需要が減り、更に営業時間の短縮などが起こっています。

時給で働く人たちは、給料が減るでしょう。

すると、どうなるでしょうか?

財布のひもがギュッと硬くなります。

景気が悪化した時、今まで何も考えずに出していた費用も、何も考えずにポチっていた商品も、お金をかけるかどうかを考えるでしょう。

 

そういう時代が来たときに、本当に生き残れる「実力」があなたにあるかどうか?

 

もう1つは、ライバルの増加。

働き方改革が進み、副業や独立をする人も増えるでしょう。

その中で本当に自分の価値を発揮できるか?

そこはシビアになっていくと思います。

 

 

お金を出す価値があれば、出すものだ

最後に・・・

 

「この動画で30万円?めちゃくちゃ安いね!」

取引先から紹介されたフリーランスの方から上がってきた動画を見て、私はこう言いました。

「そうなんです!めちゃくちゃ安くて、対応も良くて、大満足です!」

 

こういうやりとりをした後に、ふと思ったんですよね。

「30万円って、サラリーマンの月給じゃないか」

 

撮影期間、編集時間で言うと実働24時間行かないくらいだと思うので、単純に考えたら「安くはない」かもしれない。

 

でも、私たちは掛けたであろう時間にお金を払うのではなく、クオリティや顧客対応に費用を出す。

そして、それが良いと「安っ!激安!神!!」と思うのです。

そしてきっと、また頼む。

今度はもう少し値段が上がっても、頼むと思う。

 

効果が出るならいくらでも金は払うという人、会社はある。

要はそこを見つけられるか、そこに満足してもらえるくらいの実力があるか?だと思うのです。

 

 

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