ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

私はライターのコワーキングスペースには通わないわ

f:id:dokudamiyoshiko:20200223094842j:plain


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

今日も、個人の偏見に満ちた感想、自分のことは棚に上げ、毒舌たっぷりでお送りしますよ。

 

2月22日(土)放送の『マツコ会議』を見ました。

「五反田のコワーキングスペース 趣味を記事にするWebライターたち」という内容でした。

 

そこにはフリー素材の大川竜弥さんや、朽木さんなどのそこそこ有名な方もいました。

大川さんはこの人ね。

f:id:dokudamiyoshiko:20200223094726j:plain

顔見てすぐに「平均的な日本人の顔」って言ってて、マツコ・デラックスってやっぱりすごい分析力と表現力を持っているなと思いました。

 

さて、その中で、女性ライターが何人かインタビューされていました。

 

それを見て、私はちょっと「ないわ・・・」って思っちゃったんですよね。

何にないわと思ったかというと、WEBライターが毎日コワーキングスペースに通ってライティングするってことに。

 

 

「好きを仕事に」っていう人たち

マツコには「化石みたいな女」と言われていましたが、「好きを仕事に」で独立したライターさんがインタビューに応じていました。

 

私は、「好きを仕事に」っていうのはいいと思うんですよ。

好きを仕事にして楽しいっていうなら、それは「よかったね」って思うし、「甘くない」「稼げなかったらどうするんだ」と水を差す必要はない。

本人の問題だし。

ただし、マツコが言うように「最初は好きを仕事にと言っている人が多いけれども、それを続けるのは大変よ」というところはその通りで、ちゃんと自分で楽しいと思いながら生き抜く努力をしないといけないなとは思うけど。

 

 

「好きを仕事にするプライドの塊」の人たち

 まぁ、「好きを仕事に!」ってこと自体は悪くはないと思うんですよ。

頑張ってほしいし、そういう人が報われる社会であってほしいと思う。

 

でも、その中で「私、好きを仕事にしているんです!趣味が仕事に繋がるんです!」 と必死に言っている人を見て、本当はそう言い続けるのは苦しいのかもしれないと思ってしまうこともあって。

 

その中でも、「趣味?趣味は狛犬。」とかぶせ気味に話すその女性がとっても印象的でしたね。

コワーキングスペースで仕事をもらって、趣味の狛犬についての記事を書いて、写真120枚・8000文字の記事を書いたことをアピールし、マツコが「品川には狛犬が多い」と言うと、「いえ、品川だけじゃなく!東京には狛犬が沢山いるんですよ、江戸時代から・・・」と熱くなりオタク特有の早口で語り、さらに「知らない人に語るのは抑えめがいいですよ」「狛犬だけじゃ食っていけない」とマツコにいじられると、それでもつっかかり「普通の仕事もしていますよ・・・?」と更にかぶせてくる・・・マツコにも怖いって言われていたけれども、私も怖かった。

 

 

「私、変わった人です」アピールが痛い

「私、変わった人なんです」とアピールする人って、私は苦手です。

「変わった人だね」と他人に言われるのと、自分で言うのは違うなと思って。

そうやって、「私は普通の人とは違うんです!」て必死に壁を作っているような様子が、苦しくて。

 

かくいう私は、小さい頃よく、友達のお母さんや習い事の先生など、他の大人から「変わった子だね」と言われて育ったし、大学に入ってからも友人から「変わってるね」と言われていたのですが、自分自身では意味がわからなかったですね。

変わっているって自覚は無かったので。

だから「普通の人ですね」と言われても「そうですか?」だし、 「変わっていますね」と言われても「そうですか?」と答えると思う。

他人が私のことを「普通」と思っていようと、「変わっている」と思っていようと、どっちでもいいから。

 

そう、自称「変わっている」と言う人たちを見ていて苦しくなるのは、その自己主張の強さ。

「私は他人にこういう風に見られたい!」みたいな気持ちが透けて見えて、苦しくなっちゃう。

狛犬の彼女は、自分では「私、変わっています!」と言いつつ、「変な趣味だからそれでは食えない」と言われると、「私、普通のこともできますから!」って言うから、結局どっちやねん!って思ってしまったし、「そんなにセルフイメージと他人からの評価をずりずり擦り合わせようとしてもうまくいかないよ」って思っちゃった。

 

 

私は、「一般大衆」にまみれていたい

んで、コワーキングスペースの話。

集中できる空間があるっていうのは良いと思うのですが、「私、変わった人です」「私も私も~」って人たちが集って、お互いの変なところ自慢をし合って・・・まあそれは「オタサー」としては楽しいと思うのですが、世間の感覚とどんどんズレていくのではないか?とも思ったんですね。

「しょっぱい女が集まって、しょっぱい話している」みたいなことをマツコが言っていたけれども、まさにそれで。

 

自称変わり者の集団で、みんなで交流して・・・っていうのは、オタクな知識や情報を交換していて、何かが生まれるのかもしれません。

でも所詮、そういう交流で生まれるものって、狭い世界で通用する、狭い知識だったり情報だったりするわけですよ。

だから、毎日コワーキングスペースにせっせと通って、情報交換をしているっていっても、それは狭い世界なんじゃないかと思ってしまうのです。 

月額1万5000円なんて払っちゃったら、他のカフェで作業しようとかする気なくなっちゃいそうだし。

あくまでも私の場合はだけど。

 

同じような人が集まる空間って、それはそれで楽しいのかもしれないけれども、そこで自分の世界を極めるのではなく、「一般大衆」のことを見ながら仕事をしたほうが、結果的には幅が広がるんじゃないのかな?と思いました。

 

だから私は、これからも、同じコワーキングスペースに毎日出勤するような生活はしないだろうな。

 

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com