ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

読みやすい文章は「構成」が大事!勝手にリライトしてみた

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ネットサーフィンをしている中、とあるブログを読みました。

「面白いな」と思う一方、「ちょっと読みにくいな」とも感じました。

そこで今回は、私が思う読みやすい文章について書きながら、勝手に改善提案をしていこうと思います。

 

 

ちょこっと自己紹介を

「改善提案って・・・そもそもコイツ何者なんだ?」と思う方のために、自己紹介をしておきましょう。

 

ブログ800記事になった

こちらの『ドクダミ自由帳』は、2017年7月にスタートして、ほぼ毎日更新をしています。

(たまに翌日に書く時もありますが、1日複数本書いて追いつかせます)

大体1記事1500文字×800記事ですから、120万文字は書いているってことですね。

昔はクラウドソーシングのライティングとかもしていましたが、今はブログだけにしています。

 

アマチュアとプロの間

ライティングを仕事にしているか?という質問については、「そんな感じ」というあいまいな答えになります。

営業なので、あくまでもメインの仕事は「書くこと」ではありませんが、どうしても自分でこの感動を伝えたいぜって時や、時間がない時、ライターから上がってきた文章が壊滅的な時は自分で書いています。

締切まで時間がない時も多いので、頭の中のものをさっと文章にすることが得意です。

書いたものは、わりと人目につくところに載っています。

 

・・・つまり、平たく言うと「素人」です。

こんな人にダメ出しされても、ショックを受けることは全くありませんので、ご安心下さい。

ムカついたら「クソ素人が!」と言っていただければ結構です。

 

 

今回提案する記事はこちら

さて、こんなド素人の提案に快くOKをいただいた聖人がこちらの方です。

 

chi-tann.com

 

『ちーログ』のちーさんです。

 

100記事達成したそうです、おめでとうございます!!

 

そして、今回はこの記事について改善提案をしていこうと思います。

chi-tann.com

※2019年9月14日時点での記事を元に書いています
※グラフ等は上記より引用しています

 

 

読みにくいと思ったポイントは、「構成」

私がこの記事を読んで、「読みにくいなぁ」と感じた理由を書いていきましょう。

 

段落ごとに「希望」と「絶望」が行ったり来たりしている

料理人という仕事に、希望を持ったり絶望したりを繰り返しているので、結局どちらなのかがわかりにくいのです。

  • 見習いからシェフになれば、給料が上がる
  • 福利厚生のしっかりした会社に入れはいい
  • 転職すれば給料が上がる

 

こんな希望がありながらも、次の項目では「絶望」があったりして、結局どっちやねん!ってなるのです。

「僕は転職に成功して、人生が幸せなものに変わりました」と言った次に、「けれど、転職活動は必ずしもうまくいくとは限りません」と書いちゃうと、正直なんだけど・・・どっちやねん!

 

だったら、「絶望」→「希望」みたいな、下げて上げるパターンの方がわかりやすいし、読者としてもついていきやすい。

 

「ちなみに」を多用すると、文脈がそれる

これは1か所だけですが、1つの章で「ちなみに」を2回入れているところがありました。

「ちなみに」というのは、前の文章の補足だったり、関連する文章を入れていると思いますが、多用すると「結局何が言いたいの?」状態になります。

 

 

つまり、私が読みづらいと思ったのは、「構成」の部分ですね。

読んでいて、「筆者は希望を書いているのか、絶望を書いているのか?どっち?」とわからないまま読んで、「ああ、希望だったか」「え?絶望の話だったの!?」となる。

だから、もう少し構成を決めて書くと、読みやすくなるんじゃないかなと思いました。

 

 

リライトしてみた

さて、そんな感じで意見をして、実際にちーさんのブログを書き直してみました。

 

※アフィリエイトリンク・内部リンク等は入れていません
※装飾もしていません

 

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  • 料理人ってあり得んくらいきついのに給料少なすぎ!
  • 「料理の勉強できるからいいや」って思ってたけど将来のことを考えると不安だな。
  • 結婚もしたいし、子供も欲しいし、将来どうなっちゃうんだろう?
  • 料理人ってみんなこうなのかな?誰か教えて?

 

といったお悩みのあるあなたへ、今回は「料理人の現実と未来」について書いていきます。

 

 

20代の料理人の平均年収は200万円台!?

こちらは、料理人の給料を、厚労省が統計としてまとめたものです。

 

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20代後半の料理人の年収は、220.4万円~270.4万円。

平均年収300万円にも届きません。

 

もう少し先を見てみましょう。

40代後半の料理人の年収は、281.8万円~403.8万円で、ほとんど上がっていません。

 

年収200万円台の人もゴロゴロいる料理人の世界。

夢も希望もあったもんじゃないですね。

 

  

20代料理人は時給換算すると435円!?

料理人の給料を時給換算してみましょう。

 

20代料理人の平均月収を、だいたい17万円とします。

僕自身の経験を踏まえて、月の労働時間を390時間(1日15時間×26日)としましょう。

 

170,000(円)÷390(時間)=435(円)/(1h)

 

時給435円ですね。

あんなにしんどい思いをしながら時給500円以下で働いていたのかと思うと、悲しい気持ちになります。

 

 

料理人の年収を上げる方法

料理人の年収は低く、時給換算すると悲惨な額になる。

そんな絶望的な状況ですが、料理人の年収を上げる方法もあります。

 

福利厚生のしっかりした会社に転職する

個人経営の店ではなく、ホテルなど、大元がしっかりしている会社に勤める事ができれば、生活はかなり安定するようになるでしょう。

福利厚生もあり、ボーナスもしっかり出ますし、退職金ももらえるので、安定した生活ができます。

また長く勤めて実績を残せば残すほど、昇給し、役職にもつけるので、給料が上がっていきます。

 

 

シェフとして独立する

料理人として雇われる以外の道もあります。

見習い料理人として修行を重ね、ある程度力がついたらシェフになり自分の店を持って、人の上に立って働くという事です。

 

こちらが、シェフの平均年収になります。

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先ほどの料理人の給料と比較してみましょう。

 

20代後半の料理人の年収は、220.4万円~270.4万円に対して、シェフは355万円。

40代後半の料理人の年収は、281.8万円~403.8万円に対して、シェフは560万円。

 かなり高くなります。

 

しかし、自分の店を持つということは、誰かの下で働くよりも何倍も大変です。

念願の自分の店を持ったとしても、35%が1年以内に廃業し、70%が3年以内に廃業。

10年後営業している割合はわずか10%です。

 

理由は多々ありますが、初期費用が高い上に競争が激しく、時代の流行や口コミで売上が左右されたり、人材育成の面などが主なものでしょう。

また、料理の腕と経営の腕は別問題ですので、いくら料理の腕があっても、立地や回転率などの選択をミスれば、経営は危ぶまれます。

独立するなら、相当の覚悟を持って取り組まないといけませんね。

 

 

僕の転職経験談

最後に、僕自身のことをお話しましょう。

僕は、オーナーシェフがやっているイタリアンレストランで働いていました。

 

朝の9時から24時までの1日15時間労働、週休1日で月26日勤務。

これがあたかも当たり前かのごとく働かされていました。

 

年収は、200万円にギリギリ届くかなってレベルでした。

福利厚生が整っておらず住民税などは自分で払っていたので、実際の年収額はもっと低かったです。

先輩からの暴力をきっかけに、飲食業界に絶望したので転職をしました。

 

転職をして、生活に余裕ができ、表情が豊かになり、自然と笑えるようになりました。

過酷な労働を行なっていると、知らないうちに感情が薄れ、もともとあった自分の能力もどんどん下がっていくんだなと思いました。

景色が綺麗に見えるようになったのも驚きました。

 

もしも今、過去の僕のようになっている人がいるなら、自分の身を守るためにも、早めの決断をすることをおすすめします。

 

あまり遅くなると、どんどん辞めづらくなり、倒れるまで奴隷として働くはめになりますから。

 

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内容はほぼ一緒ですが、構成を下記のようにしました。

  1. 料理人の年収に絶望
  2. 料理人の年収を上げる方法
  3. 自身の体験談

 

特に3.自身の経験談が散り散りになっていたので、そこはまとめてみました。

3を最初に持っていくか悩んだけど、タイトル的に最初に年収の話の方がいいかなと思いました。

 

 

最後に、 こちらに快く承諾下さったちーさん、本当にありがとうございました。

 

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