こんにちは、ドクダミ淑子です。
私と夫は、全く違う業界、全く違う仕事をしてます。
私は文系の営業職、夫は理系の技術職。
とはいえ、お互い仕事を10年以上しているので、そこそこの立場になっています。
技術職だからと言って、お客様とのやり取りがないわけではなく、むしろ技術を知っているからこそ、お客様と交渉する営業的なところもあったりするようです。
「するようです」というのは、2人ともあまり仕事の話をしないから。
忙しい時にはグチを言いますが、それ以外の通常営業では、今日の出来事を逐一報告するようなタイプの人間ではありません、お互いに。
だから、夫の仕事ぶりとかは、よくわかりません。
と言っても、きっと技術者として優秀なんだろうなとは思う。
ええ、自慢です。
さて、そんな夫に、早朝に電話がかかってきました。
ベッドの中で、寝ぼけまなこで電話を取ります。
私はそれを同じく寝ぼけまなこ&ボーっとした頭で聞いています。
「お世話になっておりますぅ~~」
この人・・・
「すぅ」にアクセントがあるタイプなのか!
なぜ「すぅ~」なのか?
たまにいませんか?
やたら電話で「すぅ~」を伸ばす人。
「お世話になっておりますぅ~」
「ありがとうございますぅ~」
「よろしくお願いしますぅ~」
「失礼いたしますぅ~」
そういう人と会話をすると、ありとあらゆる「すぅ~」を伸ばす。
普段、会話の中で「すぅ~」が出ると、気になって仕方なくなる。
わぁ!また出たー!みたいな。
・・・それがまさか、こんな近くにいるなんて。
しかし、萌える
普段なら気になって、気になって、気になった上にこのセリフが出てきます。
「キモい」
だって、「すぅ~」ですよ。
いい年こいた男が、口すぼめて「すぅ~」ですよ。
キモくないですか!?
しかし、私はその時はそう思いませんでした。
「夫さん・・・すぅ~って伸ばすタイプなのね・・・かわいい♥️」
おいおいおいおい、いつもの辛口毒舌のドクダミ淑子さん、どこへ行っちゃったのぉ~!?
結局、好きなら何でも許せるのね
そんな朝の出来事を経て、私は夫のことが大好きなんだなと改めて実感しました。
好きならば、キモい側面も「ギャップ」「意外性」「かわいい」になるわけです。
嫌いだと、「キモい」で嫌いが増幅されるんですけどね。
そうならないように祈りつつ・・・私はまた早朝に電話がかかってくるのを、なぜか楽しみにしているのです。
起こされる夫は、たまったもんじゃないみたいだけど。
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