ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「すぅ~」に萌える


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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私と夫は、全く違う業界、全く違う仕事をしてます。

私は文系の営業職、夫は理系の技術職。

 

とはいえ、お互い仕事を10年以上しているので、そこそこの立場になっています。

技術職だからと言って、お客様とのやり取りがないわけではなく、むしろ技術を知っているからこそ、お客様と交渉する営業的なところもあったりするようです。

「するようです」というのは、2人ともあまり仕事の話をしないから。

忙しい時にはグチを言いますが、それ以外の通常営業では、今日の出来事を逐一報告するようなタイプの人間ではありません、お互いに。

 

だから、夫の仕事ぶりとかは、よくわかりません。

と言っても、きっと技術者として優秀なんだろうなとは思う。

ええ、自慢です。

 

さて、そんな夫に、早朝に電話がかかってきました。

ベッドの中で、寝ぼけまなこで電話を取ります。

私はそれを同じく寝ぼけまなこ&ボーっとした頭で聞いています。

 

「お世話になっておりますぅ~~」

 

この人・・・

「すぅ」にアクセントがあるタイプなのか!

 

 

なぜ「すぅ~」なのか?

たまにいませんか?

やたら電話で「すぅ~」を伸ばす人。

 

「お世話になっておりますぅ~」

「ありがとうございますぅ~」

「よろしくお願いしますぅ~」

「失礼いたしますぅ~」

 

そういう人と会話をすると、ありとあらゆる「すぅ~」を伸ばす。

 

普段、会話の中で「すぅ~」が出ると、気になって仕方なくなる。

 

わぁ!また出たー!みたいな。

・・・それがまさか、こんな近くにいるなんて。

 

 

しかし、萌える

普段なら気になって、気になって、気になった上にこのセリフが出てきます。

 

「キモい」

 

だって、「すぅ~」ですよ。

いい年こいた男が、口すぼめて「すぅ~」ですよ。

キモくないですか!?

 

しかし、私はその時はそう思いませんでした。

「夫さん・・・すぅ~って伸ばすタイプなのね・・・かわいい♥️」

 

おいおいおいおい、いつもの辛口毒舌のドクダミ淑子さん、どこへ行っちゃったのぉ~!?

 

 

結局、好きなら何でも許せるのね

そんな朝の出来事を経て、私は夫のことが大好きなんだなと改めて実感しました。

好きならば、キモい側面も「ギャップ」「意外性」「かわいい」になるわけです。

嫌いだと、「キモい」で嫌いが増幅されるんですけどね。

 

そうならないように祈りつつ・・・私はまた早朝に電話がかかってくるのを、なぜか楽しみにしているのです。

起こされる夫は、たまったもんじゃないみたいだけど。

 

 

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