こんにちは、ドクダミ淑子です。
こんな記事を見つけました。
ネタ元となっているnoteを読んで、それを受けて書いているこの記事を読んで、婚活だ恋活だとやっていた自分を振り返って、思うことを書いてみようと思います。
女子たちが立っているのは恋愛市場ではない
このnoteに出てくる、「恋愛以前に普通の男がいない」と嘆く女子たちが立っている場所は、本人の自覚しているような、「恋愛市場」ではありません。
そこは、「婚活市場」。
スペックでソートされ、スクリーニングされ・・・日本語で言うと「条件で絞り込みをかけられる」場所。
恋愛したかったのに、いつの間にステージが変わっているの!?と驚くかもしれません。
この恋愛市場→婚活市場というのは、本人が気づかないうちに移動しているのです。
どういう段階で移動しているのかというと、同世代の恋愛人口が減ってくる時期。
私の周りだと結婚ラッシュだった27歳くらいから徐々に独身女子の立っている場所が、「婚活市場」に変わってきていたなと思います。
でも、人間は1日ずつ年を取っていくし、1人ずつ恋愛して結婚してパラパラと抜けていくから、なかなかその変化に気づかないのです。
恋愛がうまくできなかった人が婚活市場に移行する
ある程度、既婚者が増えてきた年代の人たちは、いつの間にか恋愛市場から婚活市場に居場所が移っています。
女子だけでなく、男子も。
そして婚活市場は、恋愛市場でうまく行かなかった人と、そもそも恋愛市場にいたことがない人たちがいます。
「そろそろ適齢期だから」という理由で入ってきたり、周りから入れられることもある。
だから、そこにはそもそも「恋愛上手」は存在しないのです。
もしも恋愛上手がいたとしたら、また失恋などでひょっこり入ってきても、すぐに恋愛がうまく行って、抜けてしまうから、長期でとどまったりしないのです。
恋愛下手ってどんな人達なのか
「婚活市場に恋愛が上手い人はいない」
では、どういう人がいるのか?
そのまんま言うと、恋愛下手な人達ですね。
この「恋愛下手」っていうのは、男女で少しジャンルが違うと思います。
男性は、コミュ力が足りない人が多い。
女性とデートしたことも無かったり少なかったりするから、何をどうしていいかわからない。
そもそも、女性だけでなく、他人と上手くコミュニケーションが取れない。
だから、LINEのやりとりも変だし、一緒に会っても変だし、お店は予約してくれないし、おごってもくれない。
それに比べて、女性の恋愛下手って、「日常会話をする」ようなコミュ力はだいたいあるんですよね。
普通に会話はできるし、遊びに行くこともできる。
じゃあ何が足りないのかというと、「相手を思いやる姿勢」なんじゃないかな、と思うのです。
相手を思いやるって難しい
バチェラーを見ていて思うのが、相手が喜ぶかを考えていない人が落ちていくことが多いということ。
シーズン1で、バチェラーにサプライズをするというシーンが印象的でした。
バチェラーの好みの見た目に変身したり、手作りのご飯やケーキ、足湯などでサプライズをする人たち。
その一方で、バチェラーとピアノの連弾がしたいという人、おそろいのミサンガを作ってつける人、自分とバチェラーの写真を入れた手作りのプレゼントをする人たち。
シーズン3では手作りの針金で作った指輪やアクセサリーを贈る人もいました。
まだ誰が残るのかは途中なので知らないのですが、「自己満足なプレゼント」をする人って実は多い。
本人からすると、「心を込めた」って思うかもしれないけれども、相手からすると、「いらない・・・」って思うものだったりする。
それって、相手の視点に立って、相手の為に何かしたいと思っているかというと、そのへんすれ違っている気がする。
普通に会話はできるけれども、相手のことを考えていて話しているわけではなく、プレゼントをすることもできるけれども、その内容が結局相手に届いていない・・・なら、それは「コミュニケーション」ができていないのです。
だから、女は普通のコミュ力を持った男がいないと嘆き、相手を思いやったり、動かそうと努力したりすることなく、文句ばかり言っている。
自分だって、実はちゃんとコミュニケーションができていないくせに。
恋愛市場の敗者復活戦でたたかうのだ
婚活市場は、恋愛市場の敗者復活戦なのです。
だから、そこにいる人は、全員がコミュニケーションが苦手な人たち。
だから、「恋愛工学」「テクニック」「マニュアル」で足りないコミュニケーションをどうにかしようとして頑張っている。
私も、営業とかの目線でリストアップからクロージングまで、がっつり「恋」以外のところで考えて、結婚できた。
恋だの愛だのいっていたいなら、恋愛市場にいる時代にさっさと終わらせておけよと、恋愛下手の既婚女は、久しぶりに女の言葉にイライラしたのでした。
こちらもどうぞ