こんにちは、ドクダミ淑子です。
ネットゲームやTwitterなどのSNSを見ていて、ふと思いました。
「きなこもち」ってニックネームつける人、多すぎじゃない?
安易な名前ではないけれど
犬はポチ、猫はタマみたいな、「定番ネーム」ではないんですよ。
おそらく、各人が趣向を凝らして考えて、考えた結果、「きなこもち」になり、それがなぜか多くの人と被ってしまう・・・ただそれだけだと思うのです。
きなこもちを付けがちな理由
ではなぜ、そんなことが起こってしまうのか?
ここからは、人々がきなこもちを選びがちな理由を考えていきましょう。
五文字である
私達日本人のDNAには、和歌の心が染み付いているのです。
五・七・五のリズムのよさ。
ここで一句。
きなこもち 気づけば5個も 食べちゃった
「ようかん」ではなく、「くりまんじゅう」ではなく、「きなこもち」なのです。
地域性がない
では、なぜ同じく五文字の「ずんだもち」がダメかというと、地域色が濃くなるからですね。
「ずんだもち」「きび団子」「うなぎパイ」とか言うと、××の人なのかな?という別の情報も加わります。
地域色を出していくならそれでいいかもしれませんが、そうではない場合は、邪魔な情報です。
だから、日本全国に存在する「きなこもち」の方が選びやすいのでしょう。
濁音ではない
ガ行、ザ行、ダ行の濁音がないのもポイントです。
「よもぎもち」「どらやき」よりも、すっきり、まろやかな印象になります。
丸みをおびたフォルム
「きなこもち」って適度にカーブがあり、結びがあり、フォルム的にもかわいいから選ばれるというのもありそうです。
「キナコモチ」とは書かないしな。
スイーツ系ではない
丸みがあり、かわいらしい印象の「きなこもち」。
しかしここでポイントなのは、スイーツ系ではないというところです。
「ミルフィーユ」とか、「ショコラ」とか、「プリン」とか、「クレームブリュレ」とか、スイーツな気配がしないところに、ちょっと「いやいや、そういうのじゃないから!」っていう逃げがあるのではないでしょうか?
選ばれる名前には理由があるけど
自分の子供の名前って、一生懸命考えて工夫をしてつけるのに、その世代では同じ名前の人が多かったりしますよね。
それもきっと、きなこもちのように、選ばれやすい背景がどこかにあるのでしょう。
別に悪くはない。
ただし、自分の個性を出した活動がしたい場合は、きなこもちなんて付けたら、埋もれてしまいます。
そして探しにくい。
だから、ネット上での名前は、ちょっとひねって「DQNネーム」にしてもよいのではないかと、「ドクダミ淑子」なんていう、さっきあげた条件に全く合致しない名前をつけた私は思うのです。
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