こんにちは、ドクダミ淑子です。
日曜の朝、ワイドナショーを見ていて、少し考えさせられることがありました。
キングコング西野氏のツイートについて。
『差し入れハラスメント』が本当に無くならない。。
— キンコン西野(時代の寵児おじさん)📪 (@nishinoakihiro) July 30, 2019
「要らなかったら捨てて」と言うけれど、モノを粗末にしたくない。
「要らなかったら誰かにあげて」と言うけれど、その誰かも要らない。
「差し入れは要りません」は【遠慮】じゃなくて【悲鳴】なので、ちゃんと聞きとって。
お願いします。
「差し入れハラスメント」
何でもハラスメントになる世の中を象徴するような言葉です。
確かに「ありがた迷惑」なこともある
芸能人・有名人なら、沢山の差し入れをいただくことがあるでしょう。
その中には、欲しくないものもあるかもしれません。
私は芸能人でもなんでもありませんが、差し入れやプレゼントでちょっと困ったことがあります。
私の親戚で、いつも賞味期限が切れた食べ物をくれる人がいます。
(おそらく、賞味期限は見ていないのだと思います)
自分の好みとは合わない服や手作りのものを贈ってくれる人もいます。
その人たち(おもに高齢者)の「淑子ちゃんが喜ぶと思って」とか「淑子ちゃんに似合うと思って」と言いながら渡してくれる笑顔を見ると、「いりません」とは言えません。
だから、嬉しそうに受け取ります。
でも使わないので、そのまま捨てたり売ったりします。
確かに私の嬉しそうなリアクションが元で、更にいらないプレゼントが増えている気がするのですが、贈り主たちがお金を使って私を喜ばせた(と思い込む)ことに満足しているなら、それでいいと思うのです。
相手の要望を聞かないで贈るプレゼントなんて、贈り主の自己満足です。
でも、受け取って相手の心を満足させてあげることも、思いやりのうちなんじゃないの?と思ってしまう。
それとも、芸能人とファンの関係は対等じゃないし、思いやりとか不要って感じなのかしら。
「欲しいモノ」を言えばいいじゃん
私自身がものを贈るときは、だいたい「何がほしい?」って聞いてから選ぶようにしています。
こういう、こだわりが強い人に対しては、あらかじめほしいものをリサーチしてから贈る方がいいですよね。
普段の生活だと、私はあらかじめほしいものを聞くか、現金・ギフトカードのどちらかしか選びません。
でも芸能人だと「○○が欲しい」とか言えないのかな。
西川貴教さんは、「パンツが欲しい」で統一しているらしい。
これもよいよね。
「○○ファンの作法」という面倒臭さ
私の中で、この言葉も思い浮かんでしまいました。
「人気商売なんだから、 とりあえず受け取っておけばいいものを」
「芸能人だから仕方ない」
「人気商売だからファンのご機嫌を取っておけばいい」
でも、彼はこういうことがイヤなんですよね。
芸能人だからと言って嫌なコトは「嫌だ」と言いたいのでしょう。
西野さんのこと好きで、差し入れをしたいくらい好きな人は、たしかにそういうお願いを何度もしているなら、聞いてあげてもいいと思う。
そういうところも含めて、好きなんでしょ?とも思う。
「捨てる」に抵抗がない私がおかしいのか?
「断捨離」だの「ときめく片付け」だので、私の中で「捨てる」ということについて、たいした抵抗がなくなっているのかもなとも思いました。
- 捨てる=粗末にする
- だから、あらかじめ要らないものは貰わない
という、西野氏の感覚の方が合っているのかもしれない。
結局、「ハラスメント」って言葉を使うことがイヤなのだ
色々考えたのですが、私がこの話題でモヤモヤしたのは、彼の考え方というよりも、「ハラスメント」という語句を使ったことではないかと思うのです。
「差し入れはやめてほしい」と一言いえばいいのに、なぜか「ハラスメント」なんて語句を使うことにすごく違和感があったですね。
「ハラスメント」はこういう意味で使われます。
- 相手を不快にさせる
- 相手に損害を与える
- 嫌がらせ
- いじめ
誰かが好きな芸能人(自分)にプレゼントを贈ることを「嫌がらせ」ということに、私はモヤモヤするのです。
番組の中で指原莉乃さんが言っていた「一石を投じてやろうって感じがイヤ」という話については、また後日。
こちらもどうぞ