ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

箇条書きの暴走

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、近所の整骨院の看板を見ていて「むむっ?」となりました。

 

「夏風邪予防のために心がけましょう!」と題したそのホワイトボード、ならぬブラックボードには、こんなことが書かれていました。

 

・適度な運動
・十分な水分補給
・エアコンの当たりすぎ

 

「エアコンの当たりすぎ」を心がけるの?

 

 

箇条書き中に趣旨がズレるってあるある?

Twitterとかで見かけるのですが、箇条書きをしている途中に、本来の趣旨や冒頭で言っていることとズレちゃうことって、結構ありがちなのかもしれません。

 

たとえば、こんな感じ。

 

「こんな女はモテない!」

・プライドが高い
・理想が高い
・自分に甘くなってしまう
・ネガティブな言葉はやめよう
・自分に自信を持とう

 

最後の2つは完全に「こんな女はモテない!」じゃなくなっていますよね。

 

 

なぜ、箇条書きの短い間で話がズレるのか?

なぜ、こういうことが起こってしまうのでしょうか?

原因を考えてみました。

 

書いているうちに本来の趣旨を忘れる

夏風邪の話は、「心がけること」なのに、書いているうちに「注意しなければいけないこと」に変わっています。

「そうそう、これも大事だよねーエアコンの当たりすぎは夏風邪の元!」って思って、そのまま書いちゃう

 

「モテない女」の例で言うと、「自分に甘くなってしまう」という文章を見て、「甘くなるのもあるけど、ネガティブさんもいるよね。ネガティブなのはよくないよね」と、自分の中で会話がどんどん進み、アウトプットされたのが「ネガティブはやめよう」。

その後さらに自分の中での会話が「ポジティブなほうが良いよね」「自分に自信があったほうがモテるよね」と進み、しめくくりとして「自分に自信を持とう」になっちゃう。

書いているうちにテーマよりも自分との会話が進んでしまい、明後日の方向のアウトプットが出てきても、自分の中では繋がっているので違和感を感じないのです。

 

 

見直しをしない

間違えて書いてしまった後に、見直しをしないことがもう一つの原因になります。

一度文章を書いて、最初から最後まで見直して、最初に書いたことと最後に書いたことの整合性が取れているかどうかを確認してから送信ボタンを押すなり、店の前に掲示するなりすればいいのに、なぜか何も確認をせずに、ポチッとしてしまうのが、こういう「おかしな文章」が誕生する原因になります。

 

 

書いているうちに自分に酔ってしまう

なぜ見直しをしないのか?

それは、さっきの自分との会話もそうですが、書いているうちに自分の言葉に自分で酔ってしまうからっていうのもあるのではないでしょうか?

「そうそう、これこれ!」「いやぁ、私良いこと書くわぁ」「これはバズること間違いなしやで」・・・そんな風に自分の言葉に酔ってしまって、「自分の書いているものがアホ丸出し」ということに気づいていない人もいるのでしょう。

Twitterなんかでアホっぽいのに「俺アタマEー!インフルエンサー!」みたいな文章を書いている人は、そういう印象があります。

 

 

箇条書きでもズレるって、相当ヤバい

箇条書きって、本来は同じ趣旨のものを、わかりやすく列挙するためのものです。

こんな短い中で趣旨がズレるって相当ヤバいと思うのですが、意外とあるある。

防止策は本当に簡単で、「見直す」なのですが、それも出来ない人が、結構いるいる。

 

文章にはその人の考え・知性・性格などなどが表れるものですので、特にリアルでもネットでも有名になりたい人ならば、ちゃんと見直しをしてポチッとする方がいいと、私は思います。

 

 

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