こんにちは、ドクダミ淑子です。
私の趣味の一つに、「ゲスいTV番組ウォッチング」があります。
先週末に、そんな私の恰好の餌食、『妻は怒ってます！』が放送されました。
これに出てくる夫婦を見ていると、ちょっと思ったことがありました。
「デキ婚、多くない・・・？」
そう、この番組に出てきている夫婦の「授かり婚（デキちゃった結婚）」が多いなぁと思ったのです。
そして、勢いで結婚して、その後トラブルになる。
「覚悟を決めないまま結婚して子育て始めちゃう」というのが、この番組に出てくるような、パチンコに子どものお年玉を使い込む夫とか、21歳なのに生活保護の夫とかに繋がってくるんじゃないかなと思ったのです。
そして・・・このTV番組の話ではありませんが、出産費用をクラウドファンディングでどうにかしようとする人や、保護猫を育てるエサ代をpolcaで集める人もいる。
この辺の無計画で大変なことになっちゃう人が、全部「責任ないまま勢いでGOしちゃった」というアホに見えたのです。
「自分は責任を持ちきれない」から、どうするの？
たしかに、「自分では責任を持てない」ということもあるでしょう。
まだ収入が十分でない、時間が取れない、他にやらなければいけないことがあるなど、色々な理由もあるでしょう。
んで、「自分では責任を持てない」から、どうするのか？
そこで、「じゃあ、みんなで責任をシェアしちゃえ☆」となるのが、こういう人たちの思考回路にはあるようです。
だから、「費用をpolcaで集めちゃおう」とか「親にたかっちゃえ」とか「生活保護でどうにかしよう」みたいな、私みたいな昭和脳には導き出せない、ウルトラC（昭和語）な答えを出してきます。
そしてそれを、「今は、一人だけの責任で猫飼う時代じゃないよね」とか、「そもそも、夫婦だけじゃなくて子どもは社会全体で育てるべき」とか、「日本の働き方はおかしい」とか、もっともらしい言い訳をくっつけて、「俺、論理的ィィィ！」みたいにしている。
カッコつけてても、それって単なる責任逃れじゃない？
めちゃくちゃダサくない？
・・・と、私は思ってしまう。
とりあえず命を預かってみる？
思いつきで発言をし、軽々しく責任を放棄するような人は、「チャレンジ」だの「挑戦」だのと口にします。
「石橋を叩いて渡らないなんて、バカだ。とりあえず渡ってみればいいじゃん。挑戦することに意義がある。」
実際、そういう考えの方が良い場合もあります。
私も、どちらかというと普段は「とりあえずやってみよう」派です。
でも、命を預かるような場面で「とりあえずやってみる」はダメだ。
とりあえず子供を産んで、とりあえず犬や猫を飼って、やっぱりダメってなったら？
そこで「じゃあ手放すか！」ってなる姿を想像できるようならば、はじめから命を預かってはいけないと思うのです。
「とりあえずやる」「ダメだったらどうにかしよう」ではなく、「ダメにならないように、必死で大丈夫にする」くらいの覚悟を持って、命を預かるべきです。
そして、polcaをするような人には、その覚悟が足りていないと思う。
勝手にしろと言いたいけれども、やっぱり無関係にはなれない
最初のTV番組の話に戻って。
責任を持てないような人達の方が、気軽に子どもを作り、産んで、10年後くらいの子どもが大きくなった時に困り出す。
猫だったら、病院に行って高い治療費を提示されたときに、困り出す。
そして彼らがお金を稼ぎだす手段は、まずは「見世物」です。
TV番組に出演して、自分たちのだらしなさをさらけ出して、タレントにダメ出しされたり、視聴者に「バカだなぁ」と思われながら、出演料を稼ぐ。
ネットで自分のだらしなさをさらけ出して、投げ銭を稼ぐ。
アンミカが、無職・生活保護で健康な21歳に「人間としての尊厳が失われているよ」と言っていたけど、まさにそうだと思う。
私には彼らとは一切関係ないし、1円も支援する気はないので、勝手にやってくれればいいと思います。
でも、最後の最後には、きっと「税金」を頼りにするでしょう。
その税金を払っている立場からすると、やっぱりそういう無責任なまま命を預かる人が増えると、とんでもない世の中になるのではないかと思うのです。
そもそも、そういうトラブルがないように、猫の里親って厳しい条件が設定されているはずなんだけどね。
最終的には、ちゃんと1人で責任を持つ。
その覚悟をする。
命を預かるからには、そのくらいはちゃんとしてほしいなぁと思うのです。
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