こんにちは、ドクダミ淑子です。
私はゴシップ記事を読むのが大好きの腹黒女です。
だいたい、ニュースのジャンルのタブがあったら、「総合」からすぐに「エンタメ・芸能」に飛ぶ派。
タイトルだけ見て、クリックするかどうか決めます。
そんな感じでタイトルを眺めていると、思うのです。
「ネット記事のタイトルって、どれも同じでセンスないなぁ」と。
「批判殺到」しすぎでしょ
ネットのニュース記事のタイトル(芸能欄に限る)は、だいたい以下の語句のどれかが入っています。
- 批判殺到
- 炎上
- 非難の声
- 絶賛の声
- 称賛の声
ひどいときには見出しが全部「批判殺到」になっている時もあって、日本はそんなに批判殺到する国なのかと、なんとなく嫌な気分になります。
絶賛って、ただの「いいね!」でしょ?
また、「絶賛」っていうのも大袈裟だなぁと思います。
「その髪型、かわいいですね」という言葉がたくさんコメントでついていると、それだけで、「ショートカットに絶賛の声殺到」。
「いいね!」くらいの軽~い声を、絶賛絶賛言いまくるのも、変な感じがするのです。
ワンパターンにセンスを感じられない
もちろん、煽り文句として、気になってクリックしたくなるようなワードだということはわかっています。
でも、やっぱり思ってしまうのです。
「センスないなー」と。
狼少年の話のように、「炎上」に慣れてしまう
本来「殺到」「炎上」「絶賛」って、結構強い言葉です。
でも、今のネットニュースに多く触れる私たちは、そんな強いワードに慣れてしまっているのです。
批判殺到=「ネガティブコメントがついただけでしょ」
絶賛=「ファンがいいねって言っているだろ」
・・・こういう風に自動変換してしまいます。
まるで狼少年の話のように、「絶賛」と言われても「ハイハイ、わかりましたよ~嘘でちゅね~」ってなってしまうのです。
「炎上」を越える言葉が出てくるのだろうか
「最徐行」の話を知っているでしょうか?
そもそも「徐行」っていうのが、「すぐに停止できる位のゆっくり速度」という意味だったのに、何があったのか「最徐行」という謎ワードが出てきてしまったのです。
これと同じように、きっとそのうち「炎上」を越える「本物の炎上」を表現する言葉が出てくるかもしれません。
爆炎上とか。
最終的には、こんな感じになるかもしれません。
邪王炎殺黒龍波炎上
・・・言いたくなっただけです。
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