こんにちは、ドクダミ淑子です。
今回は #3000文字チャレンジをおおくりします。
今回のテーマは、#3000文字月曜日。
突然出てきた、サザエブルー
「サザエブルーになっちゃって」
友人がいきなりこんなことを言い出しました。
「サ、サザエブルー???」
私は意味がわからなくて、聞き返しました。
「え?サザエブルー知らないの?」
「知らない」
「本当に?」
「知らない、マリッジブルーなら知ってる」
「それと同じだよ」
「???」
「だからぁ・・・」
マリッジブルーは結婚前に色々と考えてしまい、気持ちが沈んでしまったりするものですが、サザエブルーは、日曜日のサザエさんを見ると、月曜日からの仕事のことを考えて、気持ちが沈んでしまう現象のことを言うようです。
「へー、そうなんだ。それってさぁ・・・」
「何?」
「サザエさん症候群と同じだよね?」
「まぁ・・・そうだね」
サザエさん症候群というのは、ちょっとダサい。
だから、意味は同じで呼び方を変えてみよう。
ヒョウ柄を「レオパード」と呼ぶように、スパッツを「レギンス」と呼ぶように、ズックを「スニーカー」と呼ぶように、衣紋掛けを「ハンガー」と呼ぶように・・・サザエさん症候群は「サザエブルー」なのです。
サザエブルーの続きを考えた
たしかに、意味がわかるとこのワードはとても便利です。
短くて言いやすいし、意味が凝縮されている。
感心したので私は、サザエブルー以降のあるあるシーンを、短いカタカナでまとめてみることにしました。
明日から仕事だから早く寝なければいけないのに、無駄にダラダラ夜更かししてしまう
ありますよね?
明日から仕事だから、早めに寝ておきたいなぁ、と思うのに、スマホに夢中になってしまう。
マンガを読んだり、テレビを見たり、動画を見たり・・・
これはこちらでどうでしょう?
フォーエバーホリデー
寝なければ、明日にはならない。
寝なければ、永遠に日曜日。
・・・そんな幻想を抱いて、夜更かしし続ける。
ザイアクサンデー
こちらもいいかもしれませんね。
罪悪感とサンデーを掛けて(掛けきれていないけれども)、寝なきゃいけないという「絶対的正義」に逆らう楽しさ。
月曜日はだいたい電車が遅れがち
月曜日は少しのんびりしてしまい、ギリギリの電車になってしまう。
ギリギリ間に合うからいいかと思ったら、まさかの遅延。
遅刻じゃないの(ギリギリだったけど)、電車のせいなの!
ステルスネボー
実は寝坊したのに遅延でちょっと隠せているという意味で。
「ステマ(ステルスマーケティング)」みたいに、「ステネ」にしてもいいかもしれませんね。
スマホゲームにログインすると、先週の結果が表示される
私は意識低い系なので、朝の通勤電車はツムツムと決めています。
月曜日の朝にログインすると、先週の結果とか、コインをもらって「今週もがんばろう!」とか、お知らせとか・・・
なんか色々出て、長いんですよね。
ログボーロング
ログボ―=ログインボーナスが長い!
ちょっと無理やり観はありあますが、なんか色々出て面倒くさいなと思いながら「今日はもう表示しない」みたいなチェックを入れて「次へ」を押し続けるのです。
このダルさを、何かの言葉で表現したいのです。
出勤すると、髪を切った人が続出している
そして出勤すると、月曜日のオフィスは何かが違う・・・
そう、髪を切った男性社員を発見するのです。
そして不思議なのが、髪を切った人が多い月曜日と、ほとんどいない月曜日があるということです。
これを表現するならば・・・
トコヤカブルー
なぜ、こういうタイミングってかぶるんでしょうか?
「久しぶりにそば食べたいな」と思ったタイミングで、そば屋に行くと、誰かに会って話を聞くと「久しぶりにそばが食べたくなって」なんてことがあります。
あとは、トイレで出会う率が異常に高い同僚とか。
このタイミングって不思議ですよね。
話を床屋に戻しましょう。
先週までもっさりしていた人ほど、髪を短く切りがち
私もどちらかというとズボラなのでわかるのです。
床屋に行くのが面倒だから、なるべく行く頻度を下げたいから、行ったときにはできるだけ短くしておきたいみたいな考え。
そういう人って、床屋に行く直前は結構伸びちゃっていて、もっさりしているんですよね。
面倒くさがりだからこその、もっさり→さっぱり。
これを名付けるとしたら
カミキリスギー
いや、ストレートすぎるだろ。
しかし、他に思いつかないので、とりあえずコレで。
パソコンが立ち上がるのがいつもより遅くてイライラする
続いて、デスクに置いてあるノートパソコンの電源ボタンを押します。
しかし、金土日で更新がかかったのか、みんな一斉に立ち上げるからサーバーに負荷がかかっているのか、パソコンがなかなか立ち上がりません。
「ようこそ」とか言ってホーム画面を表示させておきながら、それ以上の操作はさせません。
クルクルと輪っかが周り、いつまで経っても動き出そうとしません。
これをうまく言うならば・・・
パソコンダッテブルー
ブルーマンデーはPCだってブルーなのです。
これは意味が深く、人間だって、電車だって、パソコンだって、みんなみんなブルーになる、みんなみんな生きているんだ友達なんだというニュアンスを含んでいます。
なんとなく気乗りしなくても、1つ仕事を片付けると仕事モードになる
さて、そんな感じで、なんとなくモヤっとした気分で仕事をはじめますが、仕事を1つ片付けているうちに、ウィークデーのテンションやスピード感を思い出してきます。
このスピード感をなるべく早めに思い出すこと、もっと言うと月曜日の朝からトップスピードで走りだすことが、仕事ができるかできないかのポイントになります。
午前中ずっとボーっとしていると、午後に響きますよね。
大事なのは、無理やりでも自分のテンションを上げ、仕事モードを加速させることだと思うのです。
ムリヤリハイウェーイ
そう、いきなり高速道路に行かせて、無理やり合流させて、加速しなければいけないような状況にすること。
またの意味として、シャイなあなたでも、チャラい人達に無理やり絡んでウェイウェイ言っていると、勢いに乗って気づけば自分もウェイ系になれるということも含んでいます。
もはや、無理やりすぎて、作った語句の意味がイマイチわかりませんが、気にせずそのまま突き進みましょう。
気づいたら夕方になる
月曜日は、そんなこんなで時間が過ぎるのがとても早く感じます。
気づいたら16時17時のことも。
アットイウマンデー
ダジャレ?ええ、ダジャレですとも。
でも、さっきまでの反省を踏まえて、意味めっちゃわかるようにしましたけど、何かご意見でも?
月曜日はなんとなく自分へのご褒美でガッツリしたものを夕飯にしたくなる
土日休みで働く人の場合は、月曜日は新たなウィークデーの1日目。
頑張った自分に、なんとなくご褒美をあげたくなって、夕飯をガッツリめにしたくなってしまいませんか?
ガッツリマンデー
「がっちりマンデー」という日曜の朝のTV番組に酷似ですが、こちらの意味とは違います、むしろ真逆。
がっちりマンデーというのは「日曜に勉強!月曜から実践!」という意味のようです。
そもそも、「日曜に勉強!月曜に実践!」なんて素晴らしい思考回路の持ち主は、こんな風に月曜日をのらりくらりと過ごしたりしないでしょうから。
サザエブルーを超えるパワーワードが生み出せなかった
以上、サザエブルーにフィーチャーされて、サザエブルーを超える表現を練ってみましたが、私の語彙力・コピーライティング力では、サザエを超える素敵な言葉を生み出すことが出来ませんでした。
これを反省し、私もさらりと「サザエブルーになっちゃって」とさりげなく言いながら、ため息をつこうと思います。
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