こんにちは、ドクダミ淑子です。
前回書いたコメダ珈琲店の話の続きです。
理系学生の男女合わせて5人が、どんな流れだか知りませんが、恋愛の話になりました。
現代の恋愛に必要不可欠なもの
女の子の一人が、こんなことを言い出しました。
「LINEしないと、恋愛に発展しない」
彼女が言うところによると、男女の両方またはどちらかが「LINEをする種族」でないと、恋愛に発展することが難しいとのことです。
「私、LINEしない種族だから、相手もLINEしないと、もうダメなんだよね」
「わかるわかる~!」
もう1人の女子が共感していました。
そう、コメダ珈琲店に集まった理系大学生が言うことには、現代の恋愛に必要なのは「LINEができること」のようです。
若者の中にも異なる民族がいる
今やインスタ映えだのなんだので、生クリームもりもり、ふわとろパンケーキなどの写真をSNSに上げ、Tik Tokやらで踊ったり、写真の目を巨大化させてネコミミをつける若者と、コメダ珈琲店ではしゃぐ彼らは、同じ若者でも全く別の種族なのかもしれません。
同じようにスマホに食いついているように見えても、やるのは一方はSNS、一方はスマホゲーム。
まぁ私も昔ながらの後者の種族ではあります。
ズボラだと詰んでしまうようだ
恋が始まるきっかけは、LINEで連絡を取り合うこと。
少女マンガ×昭和脳の私は、なんだかつまらなく感じてしまいました。
さすがに図書館で同じ本に手が触れるレベルのきっかけは考えてないけれども、たまたま二人とも暇で「ご飯たべない?」とか、飲み会の終了後に「二次会じゃなくて二人で飲み直さない?」とか、そういう偶然みたいなのではなく、LINEで連絡を取り合ってご飯に行くなら誘う→日程調整→行くっていうのが当たり前っていうのは、「なんだかなぁ」って思ってしまうのです。
連絡して、アポ取って・・・と少しずつ距離をつめていくのが普通で、突然距離をガッとつめるのがNGだと、たしかにLINEは必需品になりますね。
マメに連絡を取れる「種族」がモテて、逆にズボラだったり連絡を細々取るのが苦痛な人は詰む・・・
徐々に距離をつめていく礼儀正しさ
この男女は、きっととても礼儀正しいのでしょう。
無理に、強引に、相手に迫るということはないのでしょう。
「好きだから突っ走る!」「理由なんていらない」というバカな学生時代の私とは違うのでしょう。
でも、そういう礼儀正しい人が、今は気を遣い過ぎて恋愛できなくなっているのかなと思いました。
LINEをするって言ってもね、今やLINEのやりとりをスクショして晒される時代ですからね。
怖いですよね。
そういうデジタルタトゥーを全く気にしないで暴走する種族と、礼儀正しく・リスクを避けるような種族の二極化しているのが、現代社会なのかもしれません。
理屈と恋とどちらが勝つのか?
さて、そんな理系たちの恋愛手法について思いを馳せているところ、1人の女子が向かい側の男子に聞きました。
「ハッシーはさぁ、LINEする種族?しない種族?」
「・・・」
どうした、ハッシー?
「LINE・・・しない・・・」
「そうだよねー、良かったこっち側で。やっぱりハッシーはLINEしない種族だと思った。」
ま さ か ・ ・ ・
ハッシーはこの女子に恋をしているのでは!?
でも、どうやって恋に発展させるんだ!?
LINEしない種族ってことは、研究室が勝負所だぞ!!!
少女マンガ×昭和脳の私は、最後にそんな妄想をして、店を出て打ち合わせに向かうのでした。
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