ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚アラサー女、ドクダミ淑子の毎日

ブログと承認欲求をくっつけて語られると気分が悪くなる

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

承認欲求、それは人間が誰もが持っている欲求の一つです。

ブログ、それはWeb上でなされる記録(語源はweb+logなのね)。

 

人々はなぜブログを書くのか?

この答えに、迷いもせずにこう答える人をちらほら見かけます。

 

「ブログは、承認欲求を満たすために書くのです」

 

私はこの断言を読むたびに、気分が悪くなります。

なぜ、そこを断言してしまうのだろうか?と。

ブログを書く理由なんて、人それぞれなのに・・・と。

 

 

承認欲求ってなんだ?

そもそも、承認欲求とはどういうものでしょうか。

ウィキペディアから引用してみましょう。

 

承認欲求とは、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求である。

尊重のレベルには二つある。

低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。

高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。

Wikipediaより

 

ざっくり言うと承認欲求というのは、有名なマズロー式だと2種類あるとのこと。

  1. 他人から褒めてもらえたり、すごいと思われたい
  2. 自分に自信や誇りを持っている

 

私は、この1について、ちょっと苦い記憶があるのです。

 

 

会社に来ただけで褒めてほしいという人がいた

数年前のことですが、一人の女性が事務アシスタントとして中途入社してきました。

1歳の子どもがいて、4月から保育園に入れて働くことにした、事務職は未経験だけど頑張りますという話でした。

 

彼女はしきりにこんな話をしました。

  • 子どもめちゃカワイイ
  • 旦那とラブラブ
  • 旦那はとても稼いでいるので贅沢に暮らしている

 

「私、幸せですよ」アピールがすごかったんですね。

でも、色々とツッコミどころが多かったんです。

でもこちらも大人ですし、働く理由なんて野暮なことは聞きません。

ちょっと話が大袈裟な人や虚言癖の人だって、中学校くらいから何人か見てきました。

 

スルースキルを身に着けた私は、とりあえずその設定・ステータスは無視して、「仕事の内容」で評価をしようと思いました。

思えばこれが辛くなった原因なんですけどね。

 

彼女は、めちゃくちゃ仕事ができませんでした。

パソコンをほとんど触ったことがなかったようで、データを消しまくり、そしていつも「自分は悪くない」で言い訳ばかりしていました。

事務職初めてだものね、仕方ないよね。

少しずつ、簡単な仕事からお願いしていこう・・・チームでそう決め、簡単なもので慣れてもらうような形式に変えました。

 

しかしそうすると、彼女が怒り出したのです。

「誰でもできる仕事しかさせてくれない。みんなで私の成長を止めようとしている。」

誰でもできる仕事しかできないのは、どなたなのでしょうか・・・?と言いたいのをグッとこらえて、今までのミスについて振り返り、話し合いました。

彼女の要望は、「営業さんが困っていることに直結する仕事がしたい。ありがとうと言われたい」ということでした。

 

それと同時期くらいに、彼女は会社を休むようになりました。

お子さんが熱を出して数日、その後自分も体調を崩したようで、たくさんの薬の写真が上司のLINEに送られてきました。

 

事務アシスタントがいつ出勤できるかわからないという状況になったので、営業は頼みたい仕事も自分でやるようになりました。

そして2週間くらいして、久しぶりに彼女が出勤しました。

突然来たので営業がやっている事務仕事を調整してお願いしつつ、でも頼みたいものがそもそもない(前日に自分でやっていた)・・・とバタバタしながら分担をしたその日の午後、彼女は泣き出しました。

 

「私が久しぶりに出勤したのに、誰も喜んでくれない」

 

一瞬、何を言っているかわかりませんでした。

 少し考えて、意味が理解できました。

「ああ、この人は職場の人達に自分の承認欲求を満たしてもらうことで、自分の存在価値を見出していきたいんだな」

 

 しかし、私は冷静でした。

「自分の承認欲求を満たしてもらうために職場に来られても困る・・・」

 

結局彼女は、次の日には休み、たまに出てくるを繰り返した挙げ句、ある日突然「辞めます」とLINEをし、そこから着信拒否・音信不通になってしまいました。

 

 

他人に承認欲求を満たしてもらうために書くブログなんて辛い

「ブログは承認欲求を満たすためにするものである」

この言葉を聞くと、彼女を思い出すから私は苦しくなるのです。

仕事→ブログにおきかえると、「私がブログを書いたのに、誰も褒めてくれない」って泣く人がいるってことです。

「おかしいだろ」って思うのと同じく、ブログを書くことで周りにすごいすごい~って褒めてもらおうとするのは、相手に要求しすぎじゃない?と思う。

 

もちろん、応援されることは嬉しいし、励みになる。

「すごいね」「ありがとう」はやりがいにつながる。

だけど、「すごいって言ってほしいからブログを書く」「ありがとうって言ってほしいから仕事をする」で、相手が思う通りにならないと、辛くなる。

 

だからこそ、「ブログを書くのは承認欲求を満たすため」なんて全員に当てはまるわけじゃないし、むしろ当てはまらない方が心身ともに健康でいられると思うのです。

 

最初の方で書いたマズローさんの「自己承認」の方でいたい、と私は思うのです。

 

 

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