こんにちは、ドクダミ淑子です。
paypay100億円騒動に続き、LINEpayも20%還元とか、初回はタダとか、最近お得っぽいサービスがあふれていますよね。
「情弱は損をしている」とか言われると、なんとなく情報収集しなきゃとか、お得なサービスに食いつかなきゃと思っちゃいますよね。
私もそのせいで、キャンペーン終了直前にpaypayを登録して、まだチャージがふんだんにあります。
普段、楽天派なのに。
さて、こんな風に情報次第でお得になる世の中ですが、「タダ」「割引」が当たり前だと思っているのって、危険だと思うんですよね。
今回は、そんなお得な情報に踊らされるのって、如何なものなのか?という話を書いていこうと思います。
企業は善意で割引をしているわけではない
まずはこちら。
当たり前なんですけど、企業は親切で値引きをしている訳じゃないんですよね。
そこを忘れてはいけない。
値引きをする、還元するなど会社の利益を損なうような行為をする時には、それを、やってメリットがある時しかしない。
認知度を上げる、シェアを取る、長期的な売上アップを見込める・・・何か目的があって、一時的な売上を削るのです。
割引に慣れてしまい、感覚が麻痺して、この辺を忘れてしまっている人もいるのではないかと思ってしまうのです。
割引のお金はどこから出ている?
そしてもう1つ。
値引きをする原資(値引きするための資産)はどこから出ているのか?ということです。
大企業なら蓄えがふんだんにあるから、そんなの心配ない?
でも、なんの見込みもなく、貯金をはたくなんてこと、ありませんよね。
ドーナツ100円セールの時には高いドーナツが並ばなくなり、材料費の安いものが並ぶように、どこかをやりくりしたり、未来のお金を見込んで割引しているのです。
安いサービスにクオリティを求められない
これはpaypayの話ではありませんが、他社と比べて安いサービスには、安さの秘密があります。
たとえば、研修・教育にコストをかけないから安い場合は、サービスレベルが他よりも低くなります。
従業員の給料が低いから安い場合は、良い人材は転職してしまうので、それなりの人しか残りません。
その他にも、サポートが充実していないから安い、保証が薄いから安いなどもありますね。
たまに、安い商品にも、高いサポートや保証を求める人がいますが、それは無理な話だと思うのです。
コンビニ店員に一流のサービスとか言ってる人を見ると、そりゃ望みすぎだと思うのです。
もちろん、良いサービスをしてくれたらありがたいけど、それを当たり前と思っちゃイカン。
安すぎる→おかしいという視点も持たないと損をする
こんな風に思ったのが、普段からドケチで、1円でも安いものを追い求める友人が、損をした風景を見たからです。
「てるみくらぶ」、覚えているでしょうか?
ニュースになるまでほとんどの人が知らなかった、激安旅行会社。
普段からドケチを公言し、お得情報を集めては自慢していた私の友人は、その旅行会社のセールで、行けないヨーロッパ旅行に30万円を払ってしまいました。
普段のコツコツ還元されている20%割引なんて、軽く吹っ飛ばすほどの損失に泣く姿を見て、思ったのです。
ああ、安いからって何も考えずにパッと飛びつくっていうのは、リスクをはらんでいるんだな、と。
でもこれも、普段から「激安」「割引」「なんならタダ」っていうのに浸りすぎて、マヒしているからなのではないでしょうか。
本当に欲しいモノなのか?適正価格なのか?を冷静に見るべし
paypayで20%引きになるからと言って2割増しのものを買ったり、欲しくもないiPadを買いメルカリに出したり、あと1000円買えば送料800円が無料になるからといってそこまで欲しくもないモノを買ったり、初月タダにつられて契約して解約し忘れたり・・・私たちの買い物という選択には、様々なトラップが仕掛けられています。
まぁ別にそういう風に流されるのも、楽しいっちゃ楽しいんですけれども、賢い買い物ライフを目指すなら、お得情報に食いつくよりも、「買いたいものだけを・適正な価格で買う」をちゃんと考えたほうがいいと思うんですよね。
・・・ミニマリストっぽくなってしまったので、これにて退散!
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