ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

機嫌の悪い上司、多すぎ問題

f:id:dokudamiyoshiko:20181130214351j:plain

こんにちは、ドクダミ淑子です。
 

私は日々営業活動をしながら、たくさんのサラリーマンと接しています。

そこでふと疑問に思ったのが、「機嫌が悪い上司って、多すぎじゃない?」ということです。

 

 

機嫌が悪い上司の存在を見つけたきっかけ 

私は、鈍感力なんて言葉が流行る遥か前から、鈍感一筋で生きてきた私。

社会人になりたての頃は「機嫌の悪い上司」なんて存在がいるなんて、知りませんでした。

家でイライラ、キーキー言う家族がいましたが、そんな母も外では猫をかぶったように穏やかにしている姿を見ていたので、みんな外では喜怒哀楽を抑えて、「普通」を心掛けているのだと思っていたのです。

 

しかし、どうやらそうではないということが、少しずつわかってきました。

 

お伺いを立てるのは、「上司の機嫌がいい時」だけ可能 

最初に気づいたのは、とある企業がいつまで経っても、「検討します」状態で、一体契約するのか・しないのか、わからなくて悩んでいる時でした。

どうして決めてくれないのか?をお客様に聞いてみると、こんな驚愕の答えでした。

 

  • 上司の機嫌が悪い時に声をかけると、ほとんど見ずに却下される
  • ご機嫌が良い時に上司の所へ行き、書類を見せてプレゼンしないといけない
  • 機嫌がいい時はレアなので、机の上には相談したい資料がたまる
  • そして、他の部下も同じように機嫌がいい時を見計らっている
  • 上司に相談しまくっているとまた機嫌が悪くなってしまう
  • 結果、少しずつしか決裁してもらえない
  • 決裁が通っても、更にそこから役員の承認が必要

 

なんだ、この、昭和の会社システムは?

平成も、そろそろ終わろうとしていますが・・・。

 

しかも恐ろしいのが、こんな話を1社ではなく、複数の会社で聞くところです。

 

 

上司になったら感情をぶちまけてもいいんですか?

もう謎で仕方がないのですが、不機嫌な自分の気持ちをあらわにし、部下に「機嫌が悪い時には話しかけてほしくない」なんてルールを押し付ける上司がこの世にたくさんいるらしいのです。

私の働く会社にも、不機嫌になる上司がいるのですが、「もうね、自分でも申し訳ないと思っているけれども、こればっかりは仕方ないんだよね。許してほしい」みたいなことを言っています。

 

なぜ、上司になると、そんな権利が「仕方ない」で出てくるのでしょうか?

上司になると、社外でしっかりしている分、社内では子どもになっちゃうの?

あなたのストレス発散のはけ口にされる部下の身にもなってほしいものです。

たまったもんじゃないわ!

 

 

機嫌が悪い上司は、会社の活動を妨げている 

さらに、上司の機嫌がいい時じゃないと決裁できない会社は、企業としての活動も遅くなります。

「本当はもっと早く相談して、早く始めたい」と思っている部下の気持ちなどつゆ知らず、上司は不機嫌をあらわにしています。

だから、本当はすぐにやりたくても、1週間・2週間・・・長いと数か月たってしまうのです。

そしてその間にも、また相談しなければいけないことがたまってきます。

 

その結果、企業活動にも結構な遅れが生じているのです。

業績が落ちれば、怒られた上司はさらに不機嫌になり・・・悪循環ですね。

 

でもそれは、自分で蒔いた種なのです。

 

 

機嫌が悪い上司を気遣う部下も、それはそれで問題だ

機嫌の悪い上司がいる会社は、それだけで損失を生んでいると思います。

しかし、その一方で、そんなクソ上司を気遣って、相談したり決裁をお願いするのをためらっている部下もまた問題なのです。

 

上司の機嫌と会社の利益を天秤にかけて、上司の機嫌を損なわないことを選んでいるということなのですから。

「早くやりたい」という気持ちを封印して、自分が上司に怒られないように回避しているのですから。

その優しさ・気遣いが、さらに上司を甘やかして、「機嫌が悪かったら、それを周りに悟られて、気を遣ってもらえばOK」だと思わせているのです。

 

そしてさらに、そういう部下たちが出世すると、その中の何人かは、今まで溜めたうっぷんを晴らすかのように、不機嫌な上司化するのです。

 

 

上司の機嫌など気にせずに行けたらいいな

私は、今いる会社に長く勤めるために上司の顔色をうかがうより、自分が良いと思うことをどんどん進めていくほうが楽しいと思っているので、あまり上司の機嫌がどうかなんて構わずに、どんどん行動しています。

 

・・・と書いていて、ふと思いました。

私が常にそういう状態だから、あまり機嫌が悪くなったりする上司のいない部署に配属されているのかもしれないです。

入社2年目くらいまでは、よく当時の部署の上司にキレられていたけれども、3年目くらいからそもそもあまり怒らない上司の元に配属され、その後もずっと同じような、自由にやらせてもらえる上司の元で、のびのびやっているのです。

もしかしたら、会社からの配慮があるのかもしれません。

 

少し脱線しましたが、とにかく機嫌の悪い上司なんて絶滅したほうが良いし、振り回される部下たちは、そいつらを絶滅させられる方向に動くor自分が同じ立場になったときに繰り返さないようにしていきたいものですね。

 

日本は人口減少で労働力不足とか、AIに仕事を奪われるとか言われていますが、こういう経済活動の妨げになる上司を無くすことで、業務の効率化が楽勝にできるのではないでしょうか?

 

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com