こんにちは、ドクダミ淑子です。
このブログで何度か書いていますが、私はお酒が大好きです。
べろべろに酔うほど飲まないけれども、多い時は毎日飲んじゃう。
適量ってどのくらい?
休肝日って必要なの?
お酒を飲むと太るのって本当なの?嘘なの?
気になるけれども、ネットの情報はなんともあてにならない・・・
いい年なので今後のお酒との付き合い方も考えなきゃなぁと思って、話題のこの本を買いました。
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内容はどんな感じ?
公式サイトの紹介文はこちらです(一部削除)。
二日酔いの冴えない頭では、会議もプレゼンも戦えない!
付き合いで飲まなきゃいけない人も必読。酒好き医師が自ら実践している、
太らない、翌日に残らない、病気にならないための「最高の飲み方」とは?
昔から「酒は百薬の長」といわれ、適量の酒を飲んでいる人は長生きと考えられていた。
だが、多くの人は、年齢を重ねるにつれ、γ-GTPをはじめ、中性脂肪や尿酸値など、
あらゆる数値が気になりだす。酒は「毒」なのか「薬」なのか?
飲みすぎれば、がんを始め、死に至る病気のリスクが上がることはよく知られている。
できれば、健康なまま、おいしく、楽しく、いつまでも飲み続けたい。
でもネットの情報は玉石混交……
そこで、酒ジャーナリストの葉石かおり氏が、25人の医師や専門家に徹底取材。
「カラダにいい飲み方」を明らかにする!最新医学のエビデンスを基に、酒に負けないためのセルフケア、気になる病気の仕組みと予防から、飲み屋で披露したいウンチクまで、盛りだくさんで解説します!
実際に読んでみると、なかなか説明がわかりやすく、テーマごとに分かれているので、気になる項目だけざざっと読むこともできそう。
前回の「末路本」もそうだけど、やっぱり専門家にしっかり取材をしている本っていうのは面白いな。
素人 (ただし頭が良く質問力が高い)が専門家に聞くと、わかりやすい内容になるんだろうな。
医学的エビデンスを得ることの難しさ
これを読んでいて思ったのは、「医学的エビデンスっていうのは、得るのは難しいんだろうな」ということ。
だって、癌になるのも、色々な原因があります。
- 遺伝
- 食事
- 運動
- 睡眠
- 環境
- 仕事
- 他の病気
この他にも色々な要素が掛け合わさって病気が発症するのに、それを一概にお酒のせいにするって、よっぽど確証がないとできないですよね。
まさか、癌になるかどうかの人体実験をするわけにもいかないし。
「痩せる」「健康にいい」は、大体信憑性なし
この話でいうと、ほとんどのサプリメントはエビデンスがないのではないかと思うのです。
「◯◯だけ必ず食べて、あとは普段と同じ生活。2週間続けたらマイナス2kg!!」とかね、ダイエットするぞって思ったら無意識におやつの量減るよね。
逆に考えると、もしかしたら科学的エビデンスがなくても、効果があるものも潜んでいるかもしれないけど。
明らかにインチキのものもある。
身体に良いことも、悪いこともある
この本は、良いことも悪いこともどちらも書かれているのが良心的だと思いました。
明らかにお酒が発症率を高めるものもあれば、逆にお酒を飲んでいる方が発症率が低いものもある。
赤ワイン、日本酒、焼酎などのお酒は、健康に良い面もある。
ただ、飲めば必ず、お酒を全く飲まない人よりリスクが上がることだってある。
結論は、この9文字
この本を通して読んで、健康を害さないようにしながら、楽しくお酒を飲む方法がわかりました。
「お酒はほどほどに」
・・・うん、読む前から知ってたわ。
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