こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近の私はずっと気になっていました。
「もしかしてこれは、水虫なのではないか?」
足の小指の爪だけ、全体的に茶色くなってしまっている。
爪の先は水分を含んでいるようにふにゃふにゃで、しかも手でちぎれそうな位もろくなってしまっている。
爪の周りの肌も皮がささくれだっていて、ボロボロしている。
病院行こうかな・・・でも、面倒くさいし。
病院に滅多に行かないため、なんとなく病院嫌いになっている私はとりあえず、ドラッグストアへ行くことにしました。
ドラッグストアで薬剤師さんに言われた一言
いつものドラッグストアに行ったら、なんと、水虫薬が置いていないのです。
探してみると、カウンターの奥にかすかに見える「水虫」の文字。
レジ横でレジを打つ店員さんの手が空くのを待っていた私。
お会計途中でお客さんが財布をガサゴソさせたタイミング、空き時間で「何かお探しですかぁ?」大きな声で優しく声をかけてくださった親切丁寧なスタッフさん。
「・・・」なんとなく黙ってしまう私に、「風邪薬ですかぁ?」とさっきよりも大きい声で話しかけてくる店員さん。
「み、みずむし・・・」とか細い声で言う私に、店員さんはそこで察し、「どんなタイプですか?」とコソコソ聞いてきました。
話はそれますが、水虫って、なんで恥ずかしいイメージを持ってしまうのでしょうか?
水虫とは真菌というカビの一種です。
不潔だからできる、蒸れるからできるという、できる原因が汚そうなイメージもありますが、なんか名前もよくないですよね。
「水虫」もそうだけど、「いんきんたむし」とか、なんか名前の響き的に「きったねー」って感じがする。
話は戻って、店員さんとのやりとり。
「爪なんです」
「爪・・・少々お待ちください」
そして薬剤師さん登場。
「爪の水虫は、飲み薬なんで、病院行ってください」
「病院って、皮膚科ですか?」
「そうですね」
「・・・わかりました」
親切丁寧な店員さんのおかげで、薬を買うことなく、私はドラッグストアから去りました。
病院・・・面倒臭いな。
病院に行かずにますます悪化する
さて、それで素直にホイホイ病院に行くかといったら、そんなことはありませんでした。
生まれながらの面倒くさがりの私は、そのまま放置。
親知らずの時のように、ドラッグストアの足で近くの皮膚科に駆け込めばよかったのですが、夜だったもんな。
そうしているうちに、ますます悪化してきました。
このままでは、小指の爪がなくなってしまうかもしれない。
そう思った私は、ドラッグストアから約半年後、やっとの思いで病院に行きました。
土曜午前の病院は、すごい人だった
土曜午前の病院は、10時診療開始で10時半くらいについたらすでに満席状態でした。
カルテを書いて、待合室で長いこと待っていました。
気になる親子で妄想する
さて、待っている間、私はツムツムをしたり、Twitterを見たり、こうなることを予想して持ってきた本を読んだりと時間を潰していました。
そんな中、ちょっと気になった母子がいました。
待合室の椅子は長ソファで、一応1人分の縫い目があるデザインでした。
椅子がほぼ埋まっている中でしたので、子供連れは大体親の膝の上に座ったりしてできるだけスペースをあけるようにしたり、杖をついた人がいたら席を譲ったりしていました。
そんな中4歳くらいの子ども、6歳くらいの子ども、そして母がそれぞれきっちり、一人分を取って座っている母子がいました。
私の見た感じだと、子供と母で2人分くらいで行けるし、そしたらもう一人座れる。
どうして席を詰めようとしないのだろう?
そして母と子ども達は同じソファではなく、向かい合った別のソファに座っていました。
4歳くらいの子どもは、歌を歌ったり一人で話したり、流れている電車のDVDを見てコメントしたりと忙しそう。
そんな中、母は無表情でボーっとし、たまにバッグの中をガサゴソして、何を出すわけではなくまた元のように無表情に戻っています。
「あれ?この親子って、さっきお会計していなかったっけ?」ふと思いました。
もしかして、この親子は診療が終わったのに、ずっとここに座り続けている?
家に帰りたくないのか?
家に帰ると座る場所がないから、ここで1人分の席に座らせてあげている?
家に帰ったらこの無表情の母に何が待っているのか?
そんなことを思っていたら、親子がセットで呼ばれて行きました。
ああ、お会計済ませていたというのは私の勘違いか、ごめんなさい。
診察室で先生に言われた一言
皮膚科の先生は、顕微鏡カメラで私の足の指の爪を映し、1秒もたたないうちに言いました。
「これ、水虫じゃないね」
え・・・?でもなぜこんなに変色しているのだ・・・?
「物理的圧迫でしょ。きつい靴履いてるんじゃないの?」
そう言いながら、先生はペンチのようなもので私の爪をパチパチと切り始めました。
それも、私の普段の爪の長さの3分の1くらいに。
「ちゃんと爪切ってる?」切ってますけど・・・
「なのに何でこんなに伸びてんの?この指くらい切らなきゃダメだよ」
そう言って、私が深爪すぎると思っていた親指の爪を指しました。
え、爪ってこんなに切るもんなの・・・?
爪がなくなっちゃう、てか痛い・・・。
「それより、これウオノメだよ。こっちの方が気にならないの?」
そういうと今度は栓抜き的なもので私の小指外側の皮膚が固くなった部分をガリガリし始めました。
「じゃあ××貼るから、1週間後にまた来てね。爪切りはオマケってことで」
診察は2分ほどで終了しました。
病院は空いている時間に、早めに行くべし
まさか、私がずっと悩んできた爪の変色が、物理的圧迫なんて病気全然関係ない事象で、その原因が、爪伸びすぎだなんて、本当に驚きました。
足の爪の適正サイズなんて知らないけれども、思った以上に短いもののようです。
あまり長期間悩まず、さっさと病院に行くべきだったと思った出来事でした。
あと、病院は空いている時間にサッと行くようにしたいですね。
満席・立って待っている人もいるとなると気を遣うし。
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