こんにちは、ドクダミ淑子です。
学生から社会人になるにあたって、それまでやったことないことや、社会人になるまで知らなかったことがたくさんありました。
その中の1つに、「根回し」というものがあります。
こういう話をすると、「サラリーマンはクソ」みたいな話に聞こえるかもしれませんが、私はこれを知らずに苦労したこともあるので、今回は根回しの大切さについてを語っていこうと思います。
社会人になる前の私は、即行動タイプ
私自身は、なんでもすぐにやる・すぐに考える・すぐに決めるタイプです。
何かをやろうと思ったらすぐに準備に取りかかる、相談されたら即座に思ってることをアドバイスし、行きたいところがあればとりあえずチケットを取ってしまう・・・こんな感じで、思い立ったら吉日生活をしていました。
過去形の「いました」ではないですね、プライベートや自分自身の仕事は今もそんな感じです。
社会人になってから、即行動の難しさを知る
そんな私なので、社会人になったばかりのころは、すぐに動くを大事にしていました。
- 「相談があるんですけど」と先輩のところへ行き、突然「今すぐ答えを下さい」と言う
- お客様に「いい企画できました!」と当初話していた予算を無視して、自分的にはベストな提案をする
でも、それで全然上手く行きませんでした。
なぜ根回しが必要なのか?
どうして上手く行かなかったのか?
当時はまったくわかりませんでしたが、今ならわかります。
圧倒的、根回し不足・・・・!!!!
なぜ根回しが必要なのかは、こんな理由でしょう。
上司の仕事はたくさんある
今までは、質問すれば回答されるというのが当たり前でしたが、社会人は大小多くの仕事を抱えています。
カラオケでいうと、予約が大量に入っている状態。
それを私がいきなり「割り込み予約」するとどうなるか・・・カラオケに行ったことのあるあなたならわかりますよね?
突然お金は出せない
自分のお財布なら、自分で判断してお金が出せますので、高くていいプランを選ぶのも、衝動買いも自分の意思と責任でできます。
しかし、会社のお金は、自分のお金のようにホイホイ出せません。
大体の会社には予算があって、予算通りにお金を使ったり、途中で調整したりします。
それを突然、いくら「いい提案だから」といっても予定の2倍、3倍使うのは難しいのです。
予算をオーバーするけど、いいプランだから提案したい場合はどうするのでしょうか?
そこで「根回し」が必要なのです。
根回しとは、相手のペースに合わせて話を進めること
根回し根回しと言っていますが、要は相手のペースに合わせて、相手がやりやすいように仕事を進めていく、段取りの話だと思うです。
その人がどんな立場で、どうしたら会社内で仕事が進めやすいのか。
どういう根拠を出せば、予算アップを考えてくれるのか。
その辺をちゃんと考えるということが、結果的にお客様にも喜ばれ、仕事もスムーズにできるようになるというものだったのです。
気を遣いすぎて何もできないのはよろしくない
ストレートにぶつけてはダメ。
でも、気を遣いすぎて何もできなくてもいけないんですよね・・・。
新人だったころは、そのさじ加減がわからず、苦労しました。
といっても、私は遠慮しないのでガンガン行き過ぎただけですが。
会社の作法に慣れたら、楽になると思う
こういう話をすると「サラリーマンにどっぷりハマっている」と言われてしまうかもしれませんが、相手の流儀・相手のペースに合わせて物事を進めていけると、仕事は楽になると思います。
フリーだったら、このへんの根回しをしなくて済むのかと言ったら、大きな仕事をしようと思ったら逃れられないと思います。
個人がポンと出せる額と、会社がポンと出せる額はケタ違いですから、個人のみを顧客にして少額をコツコツ稼ぎ続けること以外を考えるなら、企業のお金の流れを抑えることは大切だと思うのです。
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