こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、年齢は私より1つ上の、会社の不満ばかり言う、辞める辞める詐欺をする社歴は1つ年下の後輩がこんなことを言っていました。
「尊敬できる先輩があまりいない。自分のロールモデルになるようなるような人がいないこの会社は嫌だ」
それを聞いて、思っちゃったんですよね。
「尊敬できる人って、そうそういなくない?」と。
年上といっても、ちょっと長く生きてるだけ
子供の頃はハタチと言ったら大人、高校生の頃は大学生が大人、大学生のころはサークルのOB(社会人)と言ったら大人・・・と思っていたのではないでしょうか。
私はそう思っていました。
雲の上の存在かぐらいのレベルで。
でも、いざ就職してみると、自社の人も取引先の人も、大手企業も中小企業も関係なく、「仕事できなすぎる、ヤバい人」って存在するなと気づいてしまったのです。
そりゃそうですよね。
小学校のあるクラスが、同じだけ年を取れば、その中にはすごい人もいるし、ヤバい人もいる。
だから、仕事できないオッサンがいるのも、あり得ないってことはないのです。
ただし、努力や要領の良さで伸びる人もいるのもまた真理
何も努力や打ち手を打っていないヤバい人は、そのままヤバい会社員として生き続けるでしょう。
一方で、そうではない人もいます。
自分の欠けている部分を理解し、それを補う何かを得る努力を重ねてきた人は、飛躍的に伸びることもあります。
そういう人は、自分のダメなところを理解し、それを克服してきているので、課題→解決ができていて強い。
尊敬できる人、仕事ができる人ですね。
ただ、残念ながらそういうすごい人は、めったにいません。
私の経験則だと、世の中の全体の2割くらいじゃないでしょうか?
2割はすごい人、6割は普通の人、2割はヤバい人くらいの割合だと思うんですよね。
ロールモデルがいないと頑張れない?
さて冒頭の話に戻って。
「ロールモデルがいない会社にはいたくない」と言うなら、さっさと転職してしまうのも手です。
ただ、入社10年くらいのキャリアがある人がいつまでも「見本」「お手本」を求めていても、仕方ないと思うんですよね。
先ほど書いたように、大手であってもどうしようもなく仕事ができない人もいる。
また、せっかく憧れの人を見つけて入社しても、その人が別の目的を設定して会社を去っていってしまうということもあります。
そうすると、残るのはあなたと、その後輩たちになります。
だから、尊敬できる人の集団を求めていても、きりがないと思うのです。
ロールモデルは身近な人じゃなくていいと思う
ということで、社会人10年やってみて思うのは、ロールモデルが隣にいる環境じゃなくてもいいということです。
色々なメディアに取り上げられる有名人とか、ビジネス書の著者とか、あるいは実在しない自分の妄想でのカッコいい大人でいいじゃないかと思うのです。
「この人だったらなんて言うだろうか?」を想像しながら、じゃあこう動いてみようと決めて、行動してみる。
尊敬できる大人を探し求める、青い鳥症候群にならないためにも、自分自身が軸になるような働き方・生き方をするとよいと思うのです。
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