こんにちは、ドクダミ淑子です。
新社会人・若手会社員で、「私、もしかしたら仕事ができないかもしれない」と悩んでいる方がいるかもしれません。
そんな人に、言ってあげたい。
「仕事が出来ないと気付いているあなたは大丈夫」ということです。
本当に仕事ができない人ほど、自分は出来ると思っている
私の経験から言わせていただくと、仕事ができない人の方が「自分は仕事ができる」と思っています。
恐ろしいことに、仕事ができない人は、色々なことに気が回らないので、自分自身のスキル不足にも気づかないのです。
そして、普段からうっかりしている人が多いので、自分が間違えることに寛大です。
つまりは、自分にめちゃくちゃ甘い。
だから、自分が仕事でミスをしたとしても、それは「仕方ないよね、人間だもの」で済ませてしまいます。
あまり深く考えたり、反省したりしないので、仕事は一向に出来るようにはなりません。
仕事ができない人ほど、自分ルールで動く
数年前の話ですが、私の同期と、大事なアポの現地集合の約束をしたのに一向にやって来ない事件がありました。
連絡をしても「今向かってるから、大丈夫」ばかり。
「お客様に連絡したの?」「間に合うので大丈夫」と言うので待っていたものの、結局間に合わず。
私は呆れて、「あり得ない」ときつく言いましたが、返ってきた返事にさらに呆れました。
同期は「今までの人生で遅刻をとがめられたりしたことがないし、お客様にも言われたことがなかった。5分くらいなら遅刻しても大丈夫だと思っていた」という謎の言い訳をしたんですね。
「今までの人生で遅刻をとがめられたことがなかった」と言っていますが、絶対にそんなことはないですよね。
とがめられていることに気づいていないか、勝手に「自分ルール」を作っているかのどちらかなのです。
自分の都合のいいように動く、仕事のできない先輩に振り回されているかもしれない
もしかしたら、「私、仕事ができないかもしれない」と悩んでいる人は、自分ルールを作って勝手に動いている先輩に振り回されているのかもしれません。
仕事ができないけれども気づいていない人は、いつも自信満々です。
そして、セルフイメージは「仕事出来る人」なので、偉そうに新人に注意をします。
ただし、その注意は的外れです。
だからその人の注意を聞いて仕事を頑張ろうと思っても、一向に仕事ができるようにはなりません。
そしてさらに注意される・・・この繰り返しです。
そういう厄介な人に傷つけられて、凹んでいる新人を見ると本当に気の毒になります。
「仕事ができない」と気づけたら、それは改善点が見えているということ
仕事ができないと悩んでいる人は、自分ができないという事実に気づいています。
逆に誰が仕事出来る人で、その人のどういう点が良いのか・・・ここまで気づければ、あとはマネするだけなので、仕事ができるようになると思うのです。
改善点さえわかっていて、直す気さえあれば、絶対に改善できるはずなのです。
「改善をする気がない」「どう考えても無理」なら、転職すべき
改善点は見えた、でも自分には絶対無理。
改善点は見えた、でもやりたくない、直す気がない。
そういう場合には、転職を考えたほうがいいと思います。
また、全員仕事ができない人な会社は、同じく転職を考えたほうが良いと思います。
仕事ができないで苦しんでいるあなたは、「仕事ができるようになりたい」のです。
なのに、仕事ができない人ばかりの職場で、仕事が出来る人になるのはとても難しいことでしょう。
(出来るようになったら、色々と有利ですが、難易度は高めです)
少しだけ頑張ってみると、一気に成長するかもしれないよ
「仕事が出来ない→努力→出来る」には、数年かかるかもしれませんが、時間をかければきっとどうにかなります。
ちょっと辛い時期はありますが、仕事がつらくて死にそうじゃなければ、少しだけ頑張ってみてもよいと私は思っています。
成長曲線は、はじめはずっとほぼ平行線ですが、あるポイントで一気に上昇します。
「仕事ができない」と嘆くことは、できるようになるチャンス
「自称・仕事ができるヤバい奴」に日々悩まされる私にとっては、自分が仕事ができないと悩んでいる人は、素晴らしい心構えを持っていると思います。
悩むことも多いと思いますが、仕事が出来る人になれれば、その後の人生がラクになると思いますので是非頑張っていただきたいと思います。
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