こんにちは、ドクダミ淑子です。
今日からお盆休みに入った方も多いのではないでしょうか?
そんな今、ゆっくりできる時だからこそ、私の仕事観について書いてみたいと思います。
仕事ができないと嘆く子は大抵、「なぜ?」を考えていない
私の働く会社の後輩を見ていると、「仕事ができるようになる」をきちんと目指していない子が多いなと思います。
- 「なんで今日やるって決めたことを忘れちゃったの?」→「何でって・・・忘れちゃったんです」
- 「どうして売上が上がらないのか考えたことある?」→「わかりません」
- 「メール作成が早くなる工夫をしている?」→「なんですか、それ?」
全員ではありませんが、こういうことをいう子がいます。
こんな調子なので、いつも仕事が進まず、帰る時間も遅くなってしまいます。
遅くまでやっているのにミスが多く、細かく見てあげないといけない状態になります。
なので、いつまでたっても新人扱いをされています。
迷子になる子もいます・・・子どもなのか?
仕事は工夫次第でやりやすくも、やりにくくもある
本人からすれば、「私、頑張っている」なのですが、「頑張ればどうにかなる」という時点で、仕事の本質をつかめていません。
工夫次第で簡単にも面倒にもなる、やり方を変えてもゴールが一緒ならOK、それが仕事なのです。
なので、「なぜ、失敗ばかりするのか?」「なぜ、これは面倒な作業になっているのか?」と日々考えて、やり方を工夫することが成功につながります。
「頑張ること」が目的ではありません。
「いかに短時間で、目的に沿って、正確にやるか」、それだけクリアしていたら、やり方なんて楽な方法に越したことはないのです。
「工夫次第」なのは、婚活も家事も一緒なのだ
この、やり方を工夫するというのは、実は婚活も家事も一緒です。
婚活をするにあたり、大事なのは、自分に合わない異性・嫌いな異性に出くわしたときや、デートがうまくいかなかったとき、お断りされたときに、「なぜ?」が考えられて、解決できる方法を繰り出せるかが、短期間で成功するためのキーになってきます。
家事においても、時間がかかったり手間がかかったりすることを「なぜ?」で考えれば、時短につながり、楽になります。
人とのコミュニケーションにおいても、「なぜ、この人はこういうことを言うのか?」を考えれば、その後の対応もしやすくなりますが、理由を考えずに意見を言うと、こじれる可能性が高くなります。
これから、どんな人生を歩むとしても、考える・工夫するというプロセスは役立ちますし、理屈で動けると、どんどん人生の小さなタスクがサクサクとこなせ、本当に考えるべきこと・本当にやるべきことに力を注げるようになります。
先輩として、答えを言ってしまうことが正しいのか、悩む
そんなことを日々感じながら、後輩を見ているのですが、先輩として悩ましいのは、「仕事の工夫の仕方を教えてあげること」が果たして正しいのか?ということです。
「こうやって工夫するんだよ」→「すごーい」は一瞬の感動を呼びますが、根本的な「考える・工夫する」力は全く伸びていません。
正しいのか?で言うと、NOだということはわかっています。
でも、できるだけ早く家に帰してあげたいから、ついつい教えてしまう。
ここがジレンマです。
私にできることは、「仕事がデキる人は格好いい」を示すこと
悩みながらも、実は私の答えは出ています。
「自分自身が仕事ができて格好いい先輩になり、その姿を後輩に見せる」こと。
- 仕事ができる人はカッコいい!
- 私もそうなりたい
- 先輩と私はどう違うのか?普段なんて指導しているか
- なるほど、じゃあ私も真似してみよう
- 私も仕事できるようになった!
こうなってもらいたいなぁと日々考えています。
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