こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は、今ここで、ヘアサロンを変える、というか前行っていたところへ戻すことを宣言したいと思います。
余談ですが、私は普段「ヘアサロン」とは言いません。
子供の頃から「美容院」って言ってるから、夫に「美容院行ってくるね」と宣言しています。
ちなみに夫は「散髪行ってくる」と言います。
散髪って面白いですね。
髪を散らす、桜の花びらみたいで。
以前のヘアサロンから変えた理由
私は今のヘアサロンに行く前は、別のところに行っていました。
正確には、あるヘアサロンで「指名なし」で予約していたのに、同じ美容師さんがついてくれて、その人が「実は僕、独立するんです」というのでそこに行っていました。
少人数過ぎて予約が取れない
そこは、「まずは一人でやってみる」ということで、完全1対1。
素敵な美容師さんなので二人きりが嫌だ、ということは全くないのですが、1人しかいないので、とにかく予約が取りづらい。
水曜日くらいに「よし、今週末は髪を切る!」では行けませんし、なんなら次の週末も埋まっています。
髪を切ろうと思ってから行くのが2週間後だと、別のところに行こうかなと思ってしまいました。
値段はしっかり
カット・カラー・トリートメントでだいたい1万2000円くらい。
そこまで安くはありません。
今は自分の給料があるから別にどうってことないけど、将来的に収入が減ったときも通い続けられるのか・・・と思って、もう少し安いところで行きつけを探した方がいいかなと考えました。
片道30分くらいかかる
地味に遠いんです。
彼が独立して元の店から離れたところに開業したからということもあり、ちょっと遠くなりました。
自宅からの徒歩+電車にのる時間+ヘアサロンまでの徒歩=30分、下手するとそれ以上かかります。
ネットで探した先は、カット+カラー=税込3900円!
そんな風に悩んだ私は、ホットペッパービューティーで検索をかけ、激安サロンにたどり着きました。
カットとカラーで初回は2900円、以降は3900円。
今までの3分の1で行ける!!
しかも徒歩圏。
行ってみると、そこそこよくて、そこそこ満足で、そして安い!
なので3回くらい行きました。
土日はいつも混んでいて、「なんでこんなに混んでるんですか?」「ホットペッパーのクーポンで集客して、そこからリピートしてもらう戦略っすね」なんて会話まで聞こえました。
3回目で行くのを止めようと決めた
でも、3回目で「やっぱりここは止めよう」と決めました。
理由を書いていきます。
待たされる
決め手になったのは、ここでした。
「時間通りに行ったのにちょっと待つな」と思っていました。
直近は、私の予約時間時点では美容師全員がカットをしていました。
ブローとか仕上げじゃなくてカット!?と思い、待ち時間を測ってみたのですが、22分待たされていました。
そして、私と同様20分近く待っている人が何人かいました。
安くやっているから、稼働率を上げなければいけない、そのために客を待たせてもとにかくスタッフの空き時間を減らし数をこなす・・・そんな戦略のために、待たされるのは嫌になりました。
私は多少お金がかかっても、待ち時間を減らしたい派です。
雑誌の選定が雑
雑誌の選び方もマイナスポイントでした。
先日出てきたのは、こちらの3冊。
- Oggi
- VERY
- STORY
まぁ、普通の女性ファッション誌ですよ。
無難っちゃあ無難です。
でも、STORYのコンセプトは「40代はもっともっと、BIG SMILE!BIG CHALLENGE!」ですよ。
こちとら33歳なのに、ちょっと早すぎでないか?
しかもね、全部重いんです。
そんな雑誌を3冊ドンっとおかれると、「あぁ、前の美容院だったら、ファッション誌もあったけど、HanakoとかLDKとか美的とか、いろんなジャンルが出てきたのになぁ」とか思ってしまうのです。
しかも、はじめの3冊は、その日の気分を見るためのもので、1冊読み終わったら「雑誌変えますか?」って言ってリクエストを受け付けてくれたり、細かい気遣いがあったんですね。
飲み物がお茶しかない
この店は、高速道路のパーキングエリアのような、緑茶・ほうじ茶・ジャスミン茶のホットとアイスが出るマシンを使っていました。
なので、ドリンクはその三択。
どれにしますか?と言われると、どれでもよくて、逆に悩みますね。
そう考えると、前のお店は淹れたてのコーヒーを出してくれたりと、やっぱりコストをかけてちゃんとしたものを出していてくれたのだと気づきました。
提案してくれる
前の美容師さんは、こういう骨格・髪質だから、こういうケアをして、こういうセットをして・・・と細かく提案してくれました。
あまり髪の毛に興味の持てない私が「なんか、いい感じに」と言っても、「じゃあこういうのはいかがでしょう?」と提案したり、髪色見本を見せながら、こんな感じでどうでしょう?と確認してくれました。
今回、髪色をオーダーしたときは、「ツヤっぽく見えるようにしたいんですよね」「じゃあ、そんな感じでぇ」で終わりました。
まぁ、私の髪に無頓着なのが行けないのですが、そこに情熱を注いでくれる人の方がありがたいなと。
安くてサービスが良いのを求めるのは間違い
ここまでダラダラと今のヘアサロンへの文句を書いてきましたが、仕方がないと思っています。
だって、安いんだもの。
安いのにはそれなりに理由があります。
-
美容師さんを過密スケジュールにして、手が空く時間を作らない
- 雑誌も種類を少なくして、買いすぎない
- コーヒーや紅茶など、ドリンクにお金をかけない、洗い物の手間もかけない
- カウンセリングや提案などに時間をかけない
こんな感じで人的・時間的・備品などの金額的コストをかけずにいるから、安くできるのですね。
よく、激安店でサービスが悪いと文句を言っている人がいますが、激安店がなんで激安なのかを考えると、文句も言えないと思います。
日本人はどんな場所でもきちんとおもてなしをすると言われますが、それは働く人個人の努力であって、「(少額でも)お金を払ってるんだから当たり前」ではありません。
高くて良いものか、安くて悪いものか。
たまに安くて良いものもありますが、それは奇跡だと思わなければいけないし、「安くて良いものが当たり前」という考え方が、ブラック企業を作っていると思います。
結論、やっぱり満足感って大事
ということで、私は再び、激安店の3倍の料金がかかるヘアサロンに戻ることを決めました。
たとえお金がかかっても、満足できるサービスを受けたい。
そのためにも、安かろう悪かろうに甘んじないくらいの収入は持ち続けられるようにしようと思いました。
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