こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日、私の友人(独身)と普段の私の家事についての話をしていました。
彼女は一人暮らし。
「仕事が忙しいから料理はしていない」とよく嘆いているのですが、実家は専業主婦のママがいて、お料理はもちろん何でも手作り。
そんな彼女に、私は毎朝作っているお弁当の唐揚げは、冷凍を使っているという話をすると、こう返ってきました。
「えー?なんで手作りしないの?」
「手作りして冷凍しておけばいいのに」
「手、抜いてない?」
と、突然ディスられました。
自分は夕飯も作らないってさっき言っていたのに・・・?
彼女とはもう長い付き合いなので、別にこれで縁を切るということは全くないのですが・・・
「結婚しているのに家事の手を抜いていない?」という彼女が結婚できない理由は、「自分で結婚生活に対するハードルを上げまくっている」ところなのではないか?と思ったのです。
結婚したら、仕事の忙しさは変わらなくても、家事は完璧にやらなければいけない?
一人暮らしなら部屋の掃除をあまりしなくても、夕食はテキトーでも外食でもよい。
でも、結婚したら一汁三菜、毎日栄養価の高くておいしいごはんを作って、お弁当ももちろん手作り、冷凍食品なんて使ったら愛がない。
いつもきれいな家で、洗濯物も溜まっていないのが当たり前。
専業主婦のママの元で育ったら、なんとなく結婚=女が完璧に家事をこなすと思っている人も、少なくないのかもしれません。
でも、現代で必ずそれをしなければいけないなんてことはない、と私は思います。
毎日仕事で疲れて帰ってくるのに加えて、家事も完璧に。
そんなこと、ほとんどの人はできないでしょう。
だいたい、今は便利な家電がたくさん出ていて、掃除も、洗濯も、食器洗いも、料理まで、あらかじめ計画をして、セットしてボタンを押せばできます。
宅配食材やミールキットなど便利なものもたくさんありますし、冷凍食品もおいしくて安全なものがたくさんあります。
なぜそんなに家事に手をかけることが結婚生活で大切なことと思っているのか、よくわかりません。
私の周りの働く既婚者は、毎朝(どんなものにしろ)お弁当を作り、家事をほぼやり、夕飯を毎日作っていると言うと、「えらいね」「すごいね」とほめてくれます。
40~50代の働く主婦の先輩は、「いかに手を抜くのかが大事よ」「頑張り過ぎちゃだめよ」とアドバイスをくれます。
完璧に家事を出来る人なんてそういないし、気を楽にするのが働く主婦には大切です。
家事ができなくても、結婚できるから大丈夫だよ
毎日完璧に家事をこなす、専業のママと同じことをするのが「結婚」だと思っている。
今の仕事の状態では、それができないから、結婚はできないと思っている。
でも、それは誤解だと思います。
彼女には、家事を完璧にしていなくても幸せに、楽しく暮らしてる私と、家庭環境に不満のない旦那(もともとこだわりなし)の姿を全面にだしていこうと思います。
こちらもどうぞ