ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「条件付きの愛」のつもりはないのだけれども


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

子育てって難しいなぁ、と思う今日この頃。

 

何度目やねん!?と思うかもしれないけど、常に違う難しさが出てきて、それが一区切りしたと思ったらまた別の難しさが出てくるのが、子育ての難しさというものなのですよね。

 

最近悩んでいるのは、「見捨てられるかもしれないから言うことを聞く」という躾の仕方をしていないか問題。

 

 

きちんと伝えるを心掛けているのだが

私は基本的には「口できちんと説明しよう」と努める派。

なので、出来るだけ「理由」を伝えて、「○○だから、こうしよう」と提案して、やってもらうみたいな感じで普段から子どもと接しています。

 

でも、そういう私の態度で「ママは怒らない」と勘違いしているような気がするぞ・・・と少し前まで悩んでいた。

私が怒らない人間だと思っているって、どんな買い被りよ!?と思うんだけどね。

右の頬を叩かれたら、とりあえず右の頬を叩き返した上に、「ごめんねぇ~」と言い左の頬を撫でるフリをしながらつねるような人間なんですけどね・・・

 

んで、困るのが、私が靴紐を結んだりとかしている間に、タタタターっと走って行ってしまうことがあって。

それもなんだか、ニッコニコで「俺様、やってやったぜ~」みたいな、いたずらっぽい微笑みなんですよね。

うーん、これじゃもっと人混みに行った時とかに一瞬で迷子になるぞ?

んで、色々交渉してみたんですけれども、なかなかこちらの説明が伝わらず、むしろ「ママを困らせてやったぜ!」とますます調子に乗るようになってしまって。

先に走っていく→追いかける、っていう構図が、さらに子どもを喜ばせてしまった。

 

ああ、困った。

 

・・・というわけで、安全を確保した場所で、ちょっと「ママは君のことを追いかけて行かないぞ?」を何度かやってみました。

100メートルくらい離れて、子どもはそれでもママを待つ、私はそれでも追いかけない・・・お互い粘ってみました。

最終的には5分くらい膠着状態になって、結局私が行ってギューッと抱きしめたんですけれどもね。

「心配だから、離れないでね」と伝えながら。

 

結局、それでも伝わらなくて、まだ先に走っていく感じだったので、キレて(演技)抱きかかえながら手を離した地点に戻って、また手を繋いで歩く・・・を繰り返して、どうにか「ママから逃げて、慌てるママを見て喜ぶ」っていうのはおさまったんですけれども。

 

なんかこれも、良いのか悪いのかわからんなぁ・・・と大変モヤモヤしたのでした。

 

 

「見捨てられるかもしれないから、良い子にする」は違うよな

そんなことを思い出したのが、こちらのツイート。

 

 

ちょっと話の根幹は違う方面なんだけれども、同じように「良い子にするから、見捨てないでくれる?」っていう感じの話だなと受け取った。

そういう「良い子にしているから、ママは自分を好きでいてくれる」と思われるような言い方って良くないなぁと、グサッときてしまった。

 

じゃあどうすればいいのか?というと、「説得」が失敗した中でめちゃくちゃ悩むんだけれども。

私が育ったように、「理由などない、ダメなものはダメなのだ」で拳骨ゴツーンの方がシンプルでいいのかもしれないと思ってしまったくらいだ。

 

 

「ママはいつでも自分のことを認めてくれる」と思ってもらいたいけれども

「ママはいつでも、自分のことを認めてくれる」と思えるのは、人生で心強いことだと思う。

でも、(今回の場合はイタズラという些細過ぎる話ではあるけれども)間違った行動を取っている子を「認める」とか「肯定する」とかって違うしなぁ・・・と悩む。

大人になれば「人格」「言動」は別物で、私はあなたの行動を叱るけど、あなたのことが嫌いとかそういう次元の話じゃないよというのをきちんと伝えたら理解できると思うけどそれは相当先の話で。

「ママは私のこと嫌いだから怒るんだ」ってわりとずっと思ってたしな、私は。

 

自分から私の位置から離れていくならそれは知らんぞ?っていうか離れんな!って言うのなんだけど、なかなか伝わらない。

ママはあなたと手を繋いで歩くのが楽しい!とか言ってみたけど、それもいまいち理解できていない・・・

 

そんな感じで悩みながら、時には泣かせながら試行錯誤しているんだけど、何をどうしたらいいのやら。

 

「安全のために離れないでほしい」という超絶シンプルなお願いなのに、「置いてかれるかもしれないから離れないようにしなきゃ」とか「良い子にしていればママは自分のことを好きでいてくれる」とか、何か間違ったメッセージを伝えてないだろうか・・・なんて小難しいことをずっと考えている。

 

 

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