こんにちは、ドクダミ淑子です。
以前、Twitter(現X)でちらりと見ていたこのマンガ、書店で見かけて、気づいたら買ってしまいました。
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どんな内容なの?
公式サイトによると、こんな内容です。
「anan」web版での連載時から「おもしろすぎる」「タメになる」と大好評の美容マンガ、待望の単行本化!
美容のために、そこまでやるか!
人生で1番、効き目のあった美容法。実際に試してみて良かったことだけを描いた全16話を収録!
連載時の内容に加え、作者が「本気でオススメしたい」商品を大量描き下ろしでご紹介。
【収録エピソード一覧】
第1話 美に目覚めし女
第2話 美容のいちばんの敵
第3話 真実をうつす鏡
第4話 正しく守ろう、用法用量
第5話 ここさえ痩(や)せてればカラダが細く見える場所どーこだ?
第6話 春だ! ユーウツだ! 肌荒れ問題だ!
第7話 生理のときの顔面イケてない問題
第8話 目指せ! 吐息(といき)美人
第9話 よく眠れる人は美しい
第10話 イケメン効果で髪の毛ツヤッツヤ!?
第11話 究極のアンチエイジング!? 切開リフト(前編)
第12話 究極のアンチエイジング!? 切開リフト(中編)
第13話 究極のアンチエイジング!? 切開リフト(後編)
第14話 老後美しくいるための美容革命
第15話 美容は誰のため?
特別収録 ずっとコンプレックスだった顎(あご)の脂肪吸引をしてきた話
まんきつ(旧まんしゅうきつこ)さんのマンガ、初めて読みました。
ちなみにこれは、Web連載していたもののようで、こちらで少し読めます。
美容バカ、万歳
私は美容にあまり興味がなく、このご時世でも毛穴パックとかしちゃうズボラ(&肌強め)人間であります。
なので、どちらかというと「世の中にはこんな人がいるんだナー」くらいの感じで読んでいましたが、それにしても面白い!
美容のために思考回路がバカになっているのか、逆に冴え渡っているのかわからないけど、とにかく「すごい人がいるもんだナー」となった。
さっきのサイトで公開している第1話で、「彼氏にフラれた理由に目を背けて美容に精を出した」「周りから褒められるようになってますますのめり込んだ」と、美容沼の恐ろしさを感じるシーンもあったものの、作者がとにかく明るくてあっけらかーんとしているので、楽しく読めた。
そういう意味では、中村うさぎさんの浪費とかホストとか整形のエッセイに近いかな。
うかつに美容沼に足を踏み入れてはならぬ
ただ、3話に渡る切開リフトの話は怖かった。
フェイスラインをピンとさせるために全身麻酔で皮を切って繋げてみたいなのも、ダウンタイムの壮絶さも・・・とにかく、怖い!
でも、なぜそこまでしてきれいになりたいかというと、筆者はそこに気づいていて、「自己満足」なんですよね。
自分で満足できれば、それが変わろうと変わるまいとどうでもいい。
車高を2センチ下げたがる車オタクと同じなのだ、と。
それがわかって突き進むなら、もう個人の自由よね・・・と思いつつも、私はそこまで行けないなと思ったのでした。
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