ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

親と子どもと、待ち時間と

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私はまだまだ子どもの心を抱えたままの大人なのかなと思うことがあります。

もう38歳なんですけど・・・

 

 

待ち時間をどう過ごすか

「待ち時間」を考える時に、そんなことを思う。

 

病院や電車の中で、親と幼稚園くらいの子どもの組み合わせで、親だけがスマホをいじっていて、子どもは何もしていないで座らされているのを見ていると、モヤッとしてしまうのです。

 

親の方にもいろいろと理由はあるのでしょう。

これからの移動ルートを検索したり、今日の夕飯のレシピを検索したり、家族と連絡を取ったり、仕事の連絡をしていたり・・・

 

でも、私がモヤッとしたのは、そういうのじゃなかったんですよね。

 

 

ケース1:病院での待合室

耳鼻科でお父さんと幼稚園年中さんくらいの娘さんが待っていたのですが、お父さんはスマホでマンガを読んでいて、お子さんには特に何も持ってきていなかったようです。

 

娘さんが退屈だからか、椅子の上で変なポーズを取ったり飛び跳ねたりすると、お父さんがブチギレて「おい、やめろよ」みたいな感じで低い声で叱り、静かになったらまたマンガを読み、お子さんはちょっと経つとまた退屈だからか床に座り込み怒られ・・・のループでした。

 

その病院には絵本・マンガコーナーもあるけれども「汚いから」と触るのを止めたりしていて、かといってお父さんが何か遊びを持ってきているかというとそうでもないので、お子さんは1人でボーっとせざるを得ない状況でした。

その横でうちの子ママと一緒に医院に置かれている絵本を読んでキャッキャしていたので、羨ましくなったのかもしれません。

それはちょっと申し訳ない・・・けど、うちの子が静かに待てるように私も対策を練っているんだ!

 

 

ケース2:電車の中

電車の中で横並びで座っている母と息子。お母さんがスマホを横にして、テンテンと叩いていました。うむ・・・音ゲーですな。横を見ると特に何をするでもなくボケーッとしている男の子。

 

こういう時にモヤモヤしてしまいます。

自分がスマホで息抜きしたり楽しんだりするのは良いんだよ?

でも、その横で何もしないでボケーっと待たされている子って、親は何にも思わないのだろうか?なんて思ってしまう。

 

大人しく待っていられるから、特に何か暇つぶしグッズを渡す必要はないって感じなのかな?

 

 

私は、何もせずに待つのが嫌い

私は、「何もせず待っている」っていうのが大嫌い。

 

常に「もしも待ち時間があったら読もう」という本を用意しているし(電子書籍含め)、何もなければ途中で買ったりもする。

最近はスマホがあるから、空き時間は何でも出来るんだけれども。

 

自分がそういう性質だからなのかもしれないけれども、子どもの待ち時間をできるだけ楽しめるようなグッズというのは、常日頃から持ち歩いている。

あまりかさばらない、カードとか、小さめの絵本とか、その他もろもろ。

 

移動時間が30分くらいかかる時は、絵本2冊+小さな人形2体とかを持っていったり、シールブックなども持って行く。

そういうものが全部なくなってネタ切れになったら、子どもと一緒に歌ったり、手遊びをしたり、お話をしたりして、一緒に退屈な時間を乗り切る。

 

最近は、カメラアプリで遊んだりしている。

 

スクラッチじゃなくて、ペイントでお絵描きするのも楽しい。

 

 

私の母との待ち時間

私がそうやって、子どもとの待ち時間を一緒に過ごそうとしているのは、私の母がわりと当たり前のように待ち時間を子どもと一緒に過ごしていたからかもしれないな。

小中学生の頃、半年に1度、病院で検査をしていたんだけれども、その付き添いをしてくれた母は、私が退屈しないようにと、色々用意してくれていたな。

 

本を買ったり、あとはハイソフトを用意してくれたり。

ハイソフト<ミルク> | キャラメル | 菓子 | 森永製菓株式会社

 

この名残で、今も電車に乗ったりする時や長い待ち時間がある病院の前に買ってしまうこともある。

 

母は本を読まない人間なので、むしろ母の方がボーっとしていた時間もあった気がするけれども、私が退屈しないようにと考えてくれていたのだなぁと思う。

 

 

子どもゆえに感じる理不尽みたいなのも大切なのかもしれないけど

もしかしたら、「何も持たず何も見ずに1人でボケーッとさせられる」というのも子どもの成長に貢献するのかもしれない。

退屈から、頭の中で豊かな想像が生まれるのかもしれない。

 

でも私は、「退屈って嫌だな」と思ってしまう。

自分が嫌だから、子どもにも退屈させないようにあれこれ用意してしまうのだ。

 

もしかしたら、自分のスマホに熱中する親は、子ども時代に自分の親から同じように何もない場所でボーッと待たされていたのかもしれないな。

自分が耐えてきたことだから、子どもにも同じようにする、とかかもしれない。

 

私の親は過干渉気味だったから、何が正しいのかなんてわからないなぁ、と思ったのでした。

 

 

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