こんにちは、ドクダミ淑子です。
1歳3ヶ月の子ども、最近は縦横無尽に家の中を歩き回っています。
おかげで我が家の安全対策は、どんどんグレードアップしていきます。
家じゅうの扉という扉に開かないようにロックを付け、引き出しはフタつきのトレイに変わり(しかしトレイごと持ち運ぶようになり中身はぐしゃぐしゃ)、玄関に靴を脱いで置いておけず全て下駄箱にその都度収納。
夫もとうとう仕事部屋を施錠するようになりました(これはもっと早くやって欲しかった)。
・・・なのですが、時々ちょっとロックが外れていたり、夫が急いでいたのか靴を仕舞い忘れているなんてことがあると、すかさず子どもが攻めてくるのです。
私は、1歳児のあまりのめざとさに、辟易しているのです。
異変に敏感過ぎる
どんな小さなことでも「いつもと違う」という異変があると、ピン!と反応するんですよね。
たとえば、本棚に知らない表紙の本が入っているとか、ちょっとした何かが置きっぱなしになっているとか、そういう「え?これも気づくの?すごいねぇ!」と思うことに。
本棚の本の場合、取り出して、全ページ開いて点検して・・・つまり、ぐしゃぐしゃにしようとします。
「戸棚のロックが外れている」って気づくのは、いつも感心してしまう。
なんでこんなちょっとした違いに気づくのだろう?と。
※この画像の左上の写真が「開」です。
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・・・そう思ってよく見ていたら、よくロックかかった状態でも「開かないかな?」と確認していました。
そうやって点検しながら、「ロックがこの状態だと開かない、こういう状態だと開く」と学習しているっぽいな・・・すごいな。
行動パターンが読まれている
1歳児ってここまで考えられるんだ・・・と日々感心しているのですが、すごいなと思うのが、親の行動パターンを読んでいること。
たとえば、「パパがこの服(ジャケット)に着替えたら、外に行く準備だ」と理解しているようで、ジャケットを見たらタタタターっと玄関に向かって走るし、逆にパパが帰ってきたら服を脱いでトイレに入って手を洗う(夫はこのルーティン)から待ち伏せしようと、ジャケットをかける場所へ行き、トイレに行き、トイレのドアを開けて「はいどうぞ」とスタンバイしている(そしてトイレ中にも定期的に覗きにドアを開けたり閉めたりする)。
同じように、私が夕食の準備を始めると、キッチンを時々確認しながら、お食事エプロンを出したり(複数枚出して床に散らかすだけ)、ベビーチェアを用意したり(近くに立つだけ)と、何かと自分も食事の準備を始める。
私が「お風呂だよ~」と宣言すると、その後に入浴剤を入れに行くのでそれを思いっきりばしゃばしゃとして混ぜているような素振りをする(服がびしょ濡れになる)。
「ねんねするよ」というと、寝たくないので今まで放置していたおもちゃで遊びだし、集中して聞こえないフリをする。
・・・こう書いていても、やっぱり思ってしまう。
「1歳って、すごい」と。
犬の知能は人間の2~3歳って、犬もすごい
子どもを産んで育てるまで、いや産んで育てて1歳になるまで、私は正直なところ、1歳児ってこんなに世の中のことがわかると思っていませんでした。
なんとなく、イヤイヤ期が始まるとされる2歳くらいにぼんやりと人間の世界のルールやら日常生活のあれこれに気づき始める、くらいのイメージでした。
まさかこんな年齢で、色々と世の中の理(ことわり)がわかっているなんて。
ソーセージとかぼちゃとプチトマトの違いが分かって、好きなものから順に食べ始めることができるなんて。
高野豆腐はちょっと触った感じが気持ち悪いから、食べたフリしてママから見えない側の横からポイっとしようなんて考えるころができるなんて。
完全に、舐めていました。
そう思うと、「人間でいうと2~3歳くらいの知能です」っていう犬もすごいじゃないか。
もう、世の中のこと大体わかっているのかもしれない。
人間には聞こえない音域で「天上天下唯我独尊」とかつぶやいているのかもしれない。
喋るようになるのが楽しみだな
うちの子はまだ、はっきりとした発語は無いのですが、これが喋り出したらきっと、もっともっと驚くことが沢山あるんだろうな、と改めて思う。
「え?そんなこともわかるの?」「どこで覚えたの?」「その『どうも、ありがとう~』の発音、おかいつのお兄さんお姉さんのやつだよね?」「やばっ、これ私の口癖だわ・・・」なんて思うこともあるだろう。
そんな風に考えていると、早く子どもとおしゃべりしたいな~という気持ちがわいてくる。
変に焦らないで行きたいけどね。
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