ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

かつてドヤっていた、スキルなしフリーランスたちへ

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、はあちゅうさんのnoteを読んで、「幸せって何だろう」「何があれば幸せになれるのだろう」みたいなことを、あれこれ考えていました。

 

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その、あれこれ考えるのはまだ続いています。

というか、なぜ、はあちゅうさんはこんなに退屈で、暇で、何もなくて、人生が前に進まなくて、ぼんやりしていて、宙ぶらりんで、満たされなくて・・・って感じる日々を送っているのだろうか?と考えていたのです。

 

「自分を仕事にする生き方」「人生全部コンテンツ」を掲げて活動する彼女は、少し前までは時代の最先端を行くキラキラ女子の一員だったと思うんですけど。

可愛い息子君がいて、(あまり家にいないらしいけれども)大好きな旦那さんがいて、育児を手伝ってくれる家族もいて、育児中でも友達と会いたければ会えて、SNSのフォロワーが何十万人もいて、アメブロランキングだって少し有名な一私人を自称するのに芸能人に混ざって50位前後をキープしていて、商品のプロデュースだのをして・・・これだけ読めば、まぁ別に悪くはないじゃないですか。

 

でも、満たされない。

 

もしかしたら、仕事が上手く行っていないことが関係しているのではないか?なんて思ったのです。

 

 

仕事で味わえる「自己肯定感」

何度か書いていますが、はあちゅうさんは一時期「自己肯定感」という言葉をよく使っていました。

 

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逆に言うと、「自己肯定感を上げる!」と意識しないと、どんどん落ちて行ってしまうということなのではないでしょうか?

彼女は、常に周りの評価を気にして、いいね!やシェアを求め、Amazonレビューでの星1つを「誹謗中傷」と言い、自分への「誹謗中傷」をなくすために裁判をし・・・裁判をして勝った負けたで自己肯定感が上がるのかは謎ですが、とにかく奮闘している。

 

けれども、これといった仕事はしていません。

いや、しているんですよ。

アメブロ書いたり、楽天ルームでアフィリエイトしたり、Voicyで持論をつぶやいたり、去年発売したベビーソープ改めデリケートゾーン用ソープの宣伝をしたり、新しいプロデュース商品の準備をしたり・・・

でも、全部がパッとしない。

 

彼女の、ちょっと触ると崩れてしまいそうな「自己肯定感」は大丈夫なのだろうか?と心配になります。

 

 

「界隈み」があふれる

でも、そこで歯を食いしばって、踏ん張って、とにかく何か1つをコツコツと・・・としないのは、はあちゅうさん、というか「界隈」らしさで。

 

「界隈」というのは、少し前にブイブイ言わせていた、「ネットで稼ぐ」「会社員なんでクソ」「スキルないけど新卒フリーランス(≒無職)」「自分らしく自由に生きる」みたいな人達のことです。

彼らは、若さと有り余る時間と親のスネを武器に、「ブログで稼ぐ」「オンラインサロン運営」だのなんだかんだで、「今月の収益6ケタ(10万円)行きました!」みたいなことを言いつつ、若者に「会社辞めようぜ」とそそのかしていた人達です。

 

はあちゅうさんも実はその残党で、「会社員だったおかげで社会の仕組みがわかったと思ってるんだけど、大学は行かなくてよかったと思ってる。当時はオンラインサロンなんてなかったけど、今大学生なら、オンラインサロンに複数入ってプロジェクトに積極的に関わって仲間増やしながら、自分の実績をためる。」なんて発言もしているんですよね。

彼らはとにかく「人脈」「自分らしく(≒努力はしない)」なんて、口当たりの良くそれっぽい言葉を言いながら、ふわふわと「自分(のキャラ)を仕事に!」と言っていました。

・・・まぁ、今はほとんどその姿が見られないですけどね。

きっとどこかで一発逆転を狙ってアルバイトや会社員生活に励んでいることでしょう。

詐欺まがいのことはしていないことを願うのみです。

 

話がだいぶ逸れてしまいましたが、「仕事がパッとしないのに、何も努力出来ていない」のです。

少なくとも、私の目にはそう見える。

・・・なぜか?

「自分の強みや弱みがわからない」「今までの知識・経験を生かすべきところなのに、そもそも積み上げてきたものがない」なんて可能性はないでしょうか?

 

 

会社員って割といい働き方だと思う

そう考えると、会社員って割といい働き方なのかもしれないと思う。

私は会社員だからかもしれないけれども。

 

今はコロナ禍だからリモートも多いけれども、出社する場所があって、所属部署・役職があって、上司や部下や同僚がいる。

ある程度「すべき仕事」があって、「自分でゼロから仕事を作る」ということをしなくても仕事はあるし、研修やら勉強会やらでインプットは出来るし、暇そうにしていたら「暇ならこれやって」と仕事が降ってくるかもしれない(暇じゃなくても降ってくる場合もあり)。

長く勤めていれば、「仕事」をする人間としての役割だけではなく、「組織の一員」としての役割も出てきたり、キャリアアップなんかもある程度レールが引かれているから、それに乗りたきゃ乗ればいい。

「ただボーっとしてレールに乗っているだけの人間」が良いのか?って言ったら良くないかもしれないけれども、「会社の一員」として置かれた場所で与えられた仕事をやれば、ある程度の成長はできるのだ。

そして、そこにはとりあえず「居場所」もある。

 

フリーランスの方だって、居場所はあるだろう。

でも、会社員に比べて「居場所は自分で作る」っていう要素が強い気がする。

それが出来るようなスキル(仕事の能力、コミュニケーション能力等を含む)がある人なら、きっと会社員と同じように、居場所は作れるだろう。

でも、もしもその「スキル」がないのにフリーランスになってしまったら?

若い頃はちやほやされて仕事がわんさか降ってきたけれども、年を取って「若者向けの仕事」が来なくなったら?

波に乗っている時は良いかもしれないけれども、波がサーっと去ってしまった時、どうやって踏ん張って、どうやって方向転換して、どうやって生き延びていくのか・・・それを全部自分でやらなければいけないし、波に乗っている時の数倍、数十倍のパワーがかかる気がする。

 

「自分の仕事は自分で作る」

 

それがいかに大変なことなのか、迷走している人達を見るたびに思う。

 

 

「自分のすべきこと」を自覚すること

別に、仕事だけが人の心の拠り所ってことでもなくて。

日雇いの単発仕事をしつつ、生活の中心を夢や趣味のために使っている人だっているし、専業主婦として家の中で家族のために生活全般を整えることを主としている人だっている。

かくいう私だって、今は育休中だから、毎日家にいて、半径500mくらいの範囲で生活している。

彼ら彼女らそして私は、別に「仕事」って言い方は違うかもしれないけど、日々を過ごす場所が決まっていて、毎日やることがある。

 

仕事でもその他でも、「自分のすべきこと」だと自分自身で納得しているものがあるかどうかっていうのが、その人の心の安定や自信に繋がってくるんじゃないか、と思う。

 

そういう意味で、きっとはあちゅうさんは「宙ぶらりん」なのだろう。

「生活を整えて楽しい家を作る」と言いつつも、家の中が中心の生活には耐えられず、外出して百貨店や飲食店を楽しむことをしてみても、なかなか満足できる買い物は出来ず。

友人と会うのなんて大人だと同じ人とだと月に1回あればいい方だから、なかなかそれを「居場所」とするのは難しいし、「会ってもなんだか楽しくなかった」なんてこともある。

仕事もパッとしない中、なんとかしようと思って手を出すのが、漫画・本・Netflixの韓国ドラマや韓国映画。

・・・って完全に「逃げ」じゃん!と思ってしまう。

 

私は、彼女の友人でも何でもなく、むしろ嫌われている存在なので何も言えませんが、もっともっと自分と向き合って、「自分の理想と現実」をちゃんと見てみたら?と思います。

 

(そのためには、今のパッとしない数多の裁判を全部やめた方がいいと思うぞ)

 

 

ちなみに、タイトルはこちらを参考に。

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禁忌の技術をもって作り出された異形の兵士“擬神兵”。戦乱の国を和平へと導いた彼らは“神”と称えられ、英雄となったのだが、内戦から時を経た今は、ただ“獣”と呼ばれている‥‥。

 

・・・といっても、アニメを2話くらい見て脱落してしまったので、詳しい話は知らず(すみません)。

 

 

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