ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

病気の話を書くとランキングが上がる、アメブロの闇

f:id:dokudamiyoshiko:20210719112505j:plain


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ブログに何を書こうかな?と「雑記ブログ(テーマを絞らずに何でも書くブログのこと)」を書いている私は日々考えています。

できれば軽い話題と重い話題をバランスよく、ご飯とパンとうどんを組み合わせて、おせちに飽きたらカレーにするか・・・とか悩むのです。

それはさながら、毎日の献立で悩む人のよう。

 

そんな中、「あ、この話題は控えよう」と思ったことがあります。

それは、体調不良ネタ。

 

 

アメブロのランキングを見ていると

はあちゅう先生ファンの私は、たまにアメブロのランキングをチェックしています。

テレビに出ているわけではないのに総合ランキング50位前後なんてよくキープ出来ているなぁ・・・と感心しながら、他のブログの順位変動を眺めています。

定期的に見ていると、ランキングが急に上がってくるブログがわかるようになるんですね。

それはさながら、株価チェックのよう。

 

その中で、急上昇してくるブログを見ていると、あるネタを書いていることが多いなと思ったのです。

それが、病気ネタ。

 

 

病気の実況中継がウケる?

子育てブログなら、お子さんの病気の話。

熱が出たとか発疹が出たとか、病院に行ったとか夜間救急で見てもらったとか、その結果がどうだったかとか・・・

また、「こんな症状があるんだけど病院に行くかどうか迷う」などと悩みを書いたりするもありますね。

私からすれば、「病院に行くか悩む~」なんて書いている暇があったら早く行け!なんですけど、ブログの読者層からすると違うんでしょうね。

コメントもたくさん付き、「これやったらいい」「うちも最近これでした」「お大事に」と、皆さんご自身の経験と重ね合わせて応援をしている。

そしてついでに、そんなやりとりが、しょぼいネットニュースにアップされる。

 

・・・きっと、これらに「うまみ」を感じてしまうんだろうな。

体調不良のことを書けば書くほどみんなに心配してもらって、注目されることに。

 

 

読者ウケを考えると、変な方向に進むことがある

ブログを読んでいる人は本当に心配している人が大半なのでしょう。

何か役に立てることがあれば!と、色々とアドバイスをしてくれる。

でも、一部「体調不良等々、調子が良くない人に惹かれる」という人も出てくるんですよね。

他人の不幸だけが楽しみ!みたいな人。

そういう人も追加されて、いつもよりも盛り上がるブログ・・・ここに「うまみ」を見出してしまうのが、怖いのです。

 

自分の体調不良=やった!ブログのネタにできる!

子どもの体調不良=やった!アクセス数が上がる!

 

そうやって、体調不良になったら、ブログで報告する・・・となってしまうと、本来のファンは「またか・・・」と段々離れていき、具合の悪い人が好きな人達にちやほやされて、通常のネタを書くブログが「つまらない」となり、体調不良ネタが増えてくる・・・

 

「読者ウケのいい話を」とばかり考えていると、こんなことにもなってしまうんだろうな、と思う。

だって、アメブロのランキングが、数字となって表れているんだもの。

 

 

「他人の不幸は蜜の味」な人から距離を取るために

人間、誰だって他人の不幸や他人の苦しみに触れて、自分の幸せを実感したいという、下卑た欲望はあるんですよ。

そして、自分の中に溜め込んだ不幸や苦しみを吐き出したいという思いも、ある。

 

これがマッチすると、「不幸の需要と供給」が合致してしまうんですね。

 

まぁ、それはそれで利害が一致しているから、いいのかもしれないけれども。

 

しかし、私はそういう方向には進みたくない。

私はこんなブログを書いていて、ブログの読者さんにもTwitterのフォロワーさんにも、「炎上ネタ」を求めている人も相当数いると思うけれども、あくまでそれは「私が書きたいときに書く」にとどめておきたいと思っています。

たまに、「こういうネタがあるので書いてください」というお便りが届くのですが、自分が惹かれないときはお断りしていますし、今後もそうするつもり。

 

体調不良ネタも同じく。

 

「読者が求めているものを書く」というのは、よい取り組みに見えそうだけれども、そうやって求められるがままに書いていくと、どんどんおかしな方向に向かってしまう可能性もあるんだな・・・と、体調不良ネタを嬉々としてあげているブログを見ると、思ってしまうのでした。

 

あ、そもそものテーマが闘病ブログとかは、別の話ですからね!

 

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com