ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

一人回転寿司に行った

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

3回目の緊急事態宣言が出される前の、4月のある土曜日。

コロナ禍ということもあり、子どもと夫はお留守番してもらい、私は1人でベビー用品を調達しにショッピングモールへ行きました。

 

お昼時ということもあり、私は「外食ランチ権」まで持っているのです!

やったぜ!

といっても、コロナ禍ですからね、サクッと行ってサクッと帰るところがいいですよね。

 

・・・ということでやってきたのが、すし銚子丸。

 

銚子丸、ご存じですか?

関東に展開する、一皿143円~638円までのピンキリのネタがある回転寿司チェーン。

「おいしい舞台」を名乗っていて、すし職人さんも店員さんも元気いっぱい。

時々、カラーンカラーンと鐘がなり、タイムセールや目玉商品の販売などが起こるなどなど、テンションの上がる要素があるお店です。

 

お・す・し!!

お・す・し!!

お・す・し!! 

 

店内はそこそこのウェイティングがありました。

それでも、いつもよりは全然少ないんだけどね。

「3名でお待ちの、ナカムラ様、ナカムラ様~、テーブル席へどうぞ~」

テーブル席希望もいるからな、カウンターで1名は早く案内されるだろう。

 

「サイトウ様、サイトウ様~」

あ、女性1名は「1名でお越しの」って言わないんだ、気づかいかしら?

 

「1名でお待ちの、ドクダミ様、ドクダミ様~!」

・・・さっきは「1名様」って言わなかったけど?なんでやねん!?

まぁ、別にいいけど。

 

席に着き、タッチパネルをポチッとします。

そうそう、いつの間にかタッチパネルになったよね。

っていうか、銚子丸ってつい最近まで現金オンリーだったのよね。

一気にデジタル社会に順応し始めたな。

 

 

ご注文はタッチパネルで

席に着くやいなや、手慣れた感じでタッチパネルをポチポチして注文し始めました。

 

まずは光物・・・お、いわし炙りおろしポン酢!いいねぇ~!

やっぱりサーモンは頼みたい!

オーロラサーモンと、炙り生トロサーモンの2つ頼んじゃおうかな。

あとは、赤エビも欠かせないよね。

おっと光物は・・・炙りイワシあるからね、3貫セットの「光物3カン」でいくか。

3貫セットって、色々な種類を食べられて、なんだかお得感あるよね。

そういう意味では、盛り合わせ8貫とかも食べたくなるけど、そうすると回転寿司の醍醐味は失われるんだよね。

だから3貫くらいが、ちょうどいいと思うのよね。

 

とりあえず以上で・・・ポチー!

 

 

回転寿司っていうのは回転しているから回転寿司なのに

注文してから、粉茶を湯呑にいれ、グッと力を入れないと出ないお湯を注ぎ、醤油さしに醤油を入れてから、ふうっと一息。

すると、寿司レーンが気になり出しました。

 

あ・・・マグロ。

 

そういえば、マグロを頼んでいなかったな。

私はサーモン大好きなので、マグロよりサーモン派なんだけど、久しぶりのお寿司だからな。

マグロも食べておこう。

・・・と思って、レーンからひょいっと上赤身の皿をすくい上げました。

白のお皿ってことは、330円か。

 

いただきまーす!

 

美味しい!けど・・・ちょっとぬるい気がする。

ああ、回転寿司では回転する寿司を取らない方がいいってことは分かっているんだ。

でも、分かっていても取ってしまう。

だって、目の前を流れてくるんですもの。

子どもの頃からの習性で、「流れてくるものをすぐに取らないと後悔する」って思っているんだもの。

チャンスの神様は、前髪しかないんだもの。

 

 

一堂に会す寿司たち

上赤身を食べ終わっても、注文した寿司はやってきません。

「お待ちください、順番にやっておりますからね~」とどこへ言うでもなく、客席全体に呼び掛ける職人さん。

何も言っていないよ、でもありがとう。

わかるよわかる、順番だよね。

待つよ、待つから・・・

 

・・・5分ほどたって、注文したお寿司が届きました。

一度に5皿。

突然寿司パーティーが開催されました。

 

落ち着いて、1皿1皿片付けて行きましょう。

まずは、いわし炙りおろしポン酢から。

・・・あれ?ちょっと思ったよりも生臭い?

 

その勢いで、光物3カンへ。

うーん、ちょっと味覚が敏感になっているのかしら?

やっぱり生臭さが気になる。

 

気を取り直して、サーモン祭りをしよう!

うんうん、サーモンうめー!

オーロラサーモンなのか、生トロサーモンなのか・・・どっちもおいしいよね。

炙りサーモンって、「つまりは焼き鮭じゃない?」とか思うこともあるけれども、やっぱり別の食べ物よね。

別に焼鮭が嫌いかって言うと、そういうわけじゃないけど。

やっぱりお寿司だと、あの「生感」がたまらないよね。

スライスされた玉ねぎとマヨネーズがのったサーモンのカルパッチョ風のお寿司も好き!

 

そして、赤エビ。

ああ、いつから私は赤エビ大好きマンになってしまったのだろうか?

寿司活美登利に出会ってしまったからだな。

 

 

皿色を窺いたくはないけれども

久しぶりの回転寿司は、この6皿でピリオドを打ちました。

まだ食べられそうだったけど、MAX10皿は行けるけど、お腹がパンパンになりそうだし、今から注文してまた待つのもちょっと嫌だなぁと思って。

 

そして何より、銚子丸はその名の通り(?)、調子に乗るととんでもない金額になるのです。

まず、私の中ではベースラインが275円皿。

330円皿も結構選びがちで、せっかく来たんだし美味しいものを・・・って思うと462円皿も取っちゃうんだよね。

そんなことをしていると、お会計がとんでもない額になってしまうのです

あまり気にせず食べたいけど、育休中の身ですからね。

・・・とか言いつつ、ちゃんと食べたんだけど。

 

なんだかんだで20分ほど、無言で寿司を楽しみ、お会計をしました。


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ほらこれが、銚子丸なんだよね。

調子に乗ると結構な金額になっちゃう回転寿司。

しかし久々の寿司、後悔など何一つない!

 

お会計の後にこう言われました。

「ご来店いただいたお客様に、お野菜をプレゼントさせていただいております」

「あ、ありがとうございます」と受け取ったビニール袋の中には・・・春キャベツがデデーンと一玉入っていました。

 

私の中で、『大豆田とわ子と三人の元夫』のナレーションが流れました。

 

「寿司を食べに行ったのにキャベツをもらったドクダミ淑子」

 

 

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