こんにちは、ドクダミ淑子です。
よく、ブログは資産になるとかいいますよね?
あれ、よくわかりません。
なぜ、「資産」なのか?
ブログは資産になる派のご意見をさがしてみましょう。
- ブログのためにインプットをするようになり、アウトプットすることで知識が装着される
- アウトプットを他人に利用してもらうことでお金になる
- 文章力が身に付く
- 資産ブログを作れば定期的にお金(アドセンスとかアフィリエイトとか)が入ってくる
- あなたと言う人間のブランディングができる
- あなたの代わりに24時間営業してくれる
- あなたが寝ていても、お金を稼いでくれる
だから、「資産になるブログを作りましょう」って流れになるんですね。
資産になるブログっていうのは、長く読まれる内容で、読者のお困りごとを解決できるような内容で・・・と続きます。
もうね、こういうものを読むと、ぞわぞわっとなるのです。
あなたの書いた記事は、ネット上に置かれた石ころ
私は思うのです。
ブログなどの個人が書いたネット記事って、ネット上にポツンと置かれた石ころくらいのものであると。
「ブログは資産だ」って言うのを読んでぞわぞわするのは、この石を生み出した本人が、「これは私にとって、というかみんなにとって、世界に一つだけの石!宝石ですっ!」と言っているみたいに感じるからです。
「ドクダミ自由帳だって読者やファンがいるじゃないか!」「アンタみたいな女を応援してくれる人を無碍にするのか!?」と怒られそうですが、だからといって私のブログやあなたのブログが宝石箱になるわけではありません。
あなたのブログにもしもファンや読者がいるとすれば、それは「変わった石を集めるのが好きな人」です。
宝石が好きな人ではありません。
「そういう石を集めるのが趣味の人もいるんですね」って話です。
このブログを読んでいただいている人もそうで、「こんなブログを定期的に読みに来てくれるなんて、ちょっと変わった人だな」と思います。
読者を馬鹿にしているわけではなく、それくらい自分の文章やブログに、「世界で一つだけのブログ☆」みたいな特別感を感じていないという話です。
石はすぐに蹴っ飛ばされ、どこかへ飛んでいくものだ
ネット上に置かれた石である、1つのブログ記事は、誰かに蹴っ飛ばされて、どこかに行ってしまうこともあります。
Google検索なんて、日々変わりますから、アクセスが集まる時もあれば、圏外に飛ばされることもあります。
全て、たまたま誰かが蹴っ飛ばしたからそうなったという程度で、特に深い理由はないと思っています。
(というか、ロジックやアルゴリズムはあるけれども、それが日々変わるので考えても意味がないっていう方が近い)
だいたい、過去の記事は検索順位からどんどん下がっていきますので、それを無理に上げようとしてリライトしたり、ちまちまと努力をしても、凡人の書いた石がそこまでキラキラ光り輝くことって、ほぼないと思うのです。
結局、注目度を保つためには、書き続けていくことが必要になります。
自分が働かないと、どんどん認知度は下がってくるし、ほったらかしたら飽きられる。
これが「資産」と言えるのでしょうか?
とはいえ、続けていればいいこともある
だから、ブログは資産になるか?という質問に対しては、私はNOと言いたい。
「ブログは資産」「寝ていても24時間営業してくれる」なんて寝ぼけたこと言っていないで、たとえゴミでも石でも、書き続ければいいと思うのです。
いや、ゴミはいらないな。
ちょっと変わった石くらいのものを書き続けていればいいと思う。
「ブログは資産になります」なんていう言葉につられて始めてしまうと、思った以上に自分の資産価値が低くて、挫折すること間違いなしです。
のんびり、石を生み続けましょう。
そしたら「変わった石が好きな、変わった人」が少しずつ、あなたの記事を読んでくれるようになります。
そういう人は、過去記事をさかのぼって読んでくれます(だから内部リンクは大事)。
Googleに選んでもらおうなんてことを考えずに、のんびりやるほうが、かえってよく続くし、結果としてお金も入ってくると、私は思います。
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