こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、アウトドアツアー的なものに参加してきたんですね。
自然の中のアクティビティ的なやつ。
そこで、ガイドを見ていて、思ったのです。
私みたいなごちゃごちゃとムダな思考を張り巡らせている人間は、自然とともに、自分の身体を頼りに生きるみたいな人に、到底勝てないのではないか?と。
身体を思いっきり動かして、ビールを飲んで、寝る
ツアーガイドをしている彼らの1日の生活は、大体こんな感じです。
- 7時くらいに起床
- 徒歩や自転車で8時くらいに出勤・朝食
- 午前のツアーのガイド
- まかないの昼食を食べて、午後のツアーのガイド
- 15~16時くらいにはツアー終了、ミーティングをする
- 17時~ビールを飲む
- 21時帰宅
- 22時就寝
そして、年間を通すと、こんな感じです。
- 4月~10月までは、だいたい同じツアーのガイドをしていて、ここで割と稼げている
- 11月~3月は年によって自由に過ごす
- 海外に行く年もあれば、国内で短期バイトをする時もある
- リゾートバイトをすることもあるし、工事現場で働くこともある
- いつも住み込みで働くので、家は借りていないし、持っていない
なんて自由なんだろう!
まかない・おすそ分けなどで過ごしているので、とにかく生活コストがかからないので、日本全国・・・下手すれば世界中、どんなところでも働けるのです。
もちろん、彼らにだって悩みはないわけないと思います。
身体が資本だから、今後何が起こるかだってわからない。
でも、「今」を全力で楽しんで、1日をビールで締める。
ちなみにビールは、地元産のクラフトビールでした。
第三のビールの100倍美味しかった。
「人間としての大きさ」を感じた理由
彼らには「鍛え抜かれた身体」「体力」という武器があります。
また、自然を観察し、その時その時で最適な対応をする、「察知力」「対応力」があります。
そして、自然や様々なお客様相手にしているだけに、心がめちゃくちゃ広くて、小さいことでは動じない。
・・・とにかく、人間として「大きい」のです。
なぜだろう?
彼の「大きさ」は、きっとこの3つを併せ持っているからだと思いました。
- 丈夫で動ける身体
- 自然と付き合える能力
- 人間と付き合える能力
・・・別にスポーツマンだからと言って、全部持っているわけじゃないね。
今回お会いした方は、全部兼ねそろえていた。
でも、私は1も2もほぼゼロだし、3だって微妙です。
私たちは、考えすぎている
人間や自然の「多様性」を理解してうまく乗りこなし(または受け流し)、先のことなんて考えすぎないで、とにかく目の前の1日を全力で楽しむ・・・
それが人間の本来あるべき姿なんじゃないかなと思ったのです。
そう考えると、私たち、くだらないことで悩み過ぎじゃない?
こんな気持ちは、オーストラリアに行った時にも感じました。
時々、リセットしにいこう
私は元来、頭でっかちな人間なので、いきなり人間が変わることはありません。
でも、キリキリと張りつめてしまう前に、リセットしていこう。
大自然に接して、おおらかなマッチョ達とゲラゲラ笑いながら、ビールを飲んで、子どもみたいな時間に寝る暮らしを、定期的に、意識して体験していこうと思いました。
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