こんにちは、ドクダミ淑子です。
33歳はもはやアラサーではない疑惑がありますが、アラフォーでもないのでとりあえずアラサーと名乗っておこうと思う今日この頃。
一説によると、「ミドサー(ミドルサーティーズ)」らしいですが・・・
誰も言ってなくない?
さてそんな中、20代後半、アラサー前期の女子が結婚について否定的に語るのをちらほら見かけます。
キャリアが・・・とか、人生の目標が・・・とか、そのへんはわかる。
でも、わからないのが、こちらなのです。
「3組に1組が離婚する世の中だから、結婚しても離婚するかもしれない。だから結婚することにいいイメージが持てない」
え?なんで?って思ってしまうのです。
長い年月で、人間変わることもあるだろう
恋愛でお付き合いしてお別れすることと同じように、この人だ!と思って結婚して、こどもができても、その後離婚することはあるでしょう。
「永遠の愛」「一生守ります」なんて言っても、長い年月で変わることもあります。
そんなの、「命を賭けてやります」って言ってできなかった人が、本当に全員死ぬかどうかと同じ話ですよね。
残念ですが、人の心は時間が経てば変わります。
それでも、その瞬間は一緒にいたいって思って結婚して、たとえ短くても幸せな時間を過ごせれば、それはそれでいいじゃないですか。
傷つくのが怖いからなにもしないと、何もできないし楽しくないと思うのです。
「離婚=不幸」って思い込みだぞ
あと、この話には「離婚するということは不幸なのだ」という、離婚に対するマイナスイメージがありますよね。
でも、それって本当なのでしょうか?
確かに離婚してシングルマザーになり、生活に苦しんでいる人もいます。
でも、結婚したから不幸になったわけでも、離婚したから不幸になったわけでもはなく、事実だけ切り取ると「収入が少ないことに苦しみを感じている」ってだけなのです。
中には、生活が苦しくても、不幸だと感じていない人もいます。
離婚はいい経験だった、新しい人生をスタートできてスッキリしている!なんて人もいます。
離婚が一概に不幸だと思ってしまうのは、ちょっと違うんじゃないかなと思います。
「離婚できる世の中」になっただけじゃない?
その昔、新卒で入社した会社を辞め、転職するということは一般的ではありませんでした。
「あの人は、ちゃんとしてない」
「会社を辞めるなんて、何か悪いことでもしたのかしら?」
「我慢強さが足りない」
・・・こんな感じで、会社を辞める人=人間的に何か問題がある、と思われていました。
今はどうでしょう?
転職したからといって、そんな風に思う人ばかりではないですよね(古い考えの人もいますが)。
離婚&再婚も、退職&転職と同じだと思うのです。
昔は、離婚したくても周りの目が気になるし、自分としても離婚はタブーだと思っているので、離婚せず我慢することが多かったけれども、今はそこまで我慢することはない。
今は、「離婚する自由」がある、ただそれだけのことなのではないでしょうか?
「結婚しない理由づけ」は、自分の選択肢を狭めるだけだと思う
タイトルの件に戻ると、「結婚しても3組に1組が離婚するから、結婚したくない」っていうのは、やっぱり意味がわからないのです。
そんなこと言ったら、何もできないじゃないですか?
「新卒は3年で3割が辞める」だって、「だから就職しない」って、(大抵の人は)ならない。
「合格率は半々」だからといって、全員が受験を諦めるわけではない。
「日本でプロ野球選手になれるのは年間100人以下」だからって、全員が野球を辞めるわけでもない。
別に3年以内で退職しても、不合格でも、プロ野球選手になれなくても、やってみたっていいじゃないですかね?
そうやって自分の選択肢を狭めたり、自分がやらない理由づけをするのが、ちょっと残念に思うのです。
確率や他人の動きじゃなくて、「自分はどうしたいか」で語った方がいい
結局のところ、「3組に1組が・・・」というのは、自分主体で考えた理由じゃないんですよね。
3組に1組というのも、「結果」であって、どのカップルも均等に「離婚率33%」ってわけでもない。
「離婚率90%」「離婚率10%」「離婚率30%」とかで、そのうち1組が離婚するだけの話なのではないでしょうか?
だから、そんな数字なんて気にすることはないのです。
「今」、結婚したくないなら、「今は、私は結婚したくない」とだけ言えばいい。
そしてその時の理由づけはいらないと思います。
ダラダラと理由を言えばいうほど、発言した自分を肯定したくなって、自分が結婚したくならないように暗示をかけていくからです。
変な数字に惑わされず、自分はどう思うか?をベースに考えると、人生を自分の意思で歩みやすくなると思います。
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