こんにちは、ドクダミ淑子です。
道を歩いていると、イタズラをする子ども、泣きじゃくる子ども・・・色々な子どもを見かけます。
親の反応も様々。
動ぜずニコニコしている人や、冷静な人もいれば、怒り狂っている人もいます。
そんな中で、気になっちゃうんですよね。
「ヒトが見てるから、やめなさい」って親の言葉。
「ほら、あの子(近くにいる知らない子)はあんなにヨイコにしているのに、あなたは何で静かにしていられないの?」
「ほら、泣いているからみんな見てるよ?(やめなさい)」
一番ムムっと来たのは、この一言。
「(他人に)言われるよ!(だからやめなさい)」
「言われるよ」ってなんやねん!と心の中でツッコミを入れました。
何を言われるのか?言われたからどうなのか?
モヤモヤが止まりませんでした。
※今の私は子供がいないので、この記事は、子育て未経験者の外野からのつぶやきになります。
「親が怒っても子どもは言うことを聞かない状態」を自分で作っている
こうやって、親である自分ではなく、「他人がどうのこうのだから、ダメだ」って言う親の言うことを、子供が聞くかといったら、NOだと思うのです。
だって親自身が、私が言うだけじゃ、この子は聞かないって認めちゃってるんですもの。
そしてさらに、人の視線を利用して言うことを聞かせようとする→親の権威がなくなる・・・の悪循環です。
こうやって、他人の目を気にする子供が誕生するのではないか
しかも、こういう叱り方をされて、親のもくろみ通りに「人が見てるから、やめよう」という思考が染み付いた子がいるとしたら、そこで終わりではありません。
大人になった子は、どんな時も、人の目を気にして行動するようになります。
たとえ、誰も見ていなかったとしても「誰かが見ているかもしれない」なんて、自分で勝手に他人の目を作る人になります。
いつも他人の目を気にしている大人は結構いますが、子供の頃から身についたものなんじゃないかと思うのです。
人と比べた叱り方も、こじらせの原因にならないのかな?
また、誰かと比べる叱り方も、私はよくないと思います。
- 常に、誰かと比べて幸せとか不幸とか考える人
- マウンティングや自慢話をして人よりも優れていると確認することでしか、幸福感を得られない人
- 人を点数で判断する人
この辺は、比べグセをつけられた子供の成長した姿なんじゃないかと思うのです。
すぐ「ダメ」と言うクセは、大人になっても残る
また、大人ですぐに「ダメです」「あー、ダメダメ!」っていう人もいますよね。
条件反射的に「ダメっ!」て出てくる人。
とりあえず「ダメです」っていう人。
これも親に「ダメ」って沢山言われてきた子の成長した姿だと思うのです。
幼児への叱り方を、ちゃんと考えたほうがいいと思う
以上、幼児教育の知識もなければ、育児経験もない私ですが、子供の叱り方について思うことを書きました。
生き方やふるまい方、人間関係に悩む人が増えているのには、少なからず親から受けたしつけ・教育の影響があるのではないかと思います。
他人と比べずのびのびと育て、時には自分できちんと叱れる・・・そんな育児が大事なんじゃないかと私は思います。
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