こんにちは、ドクダミ淑子です。
昨日の話に引き続き、20代後半~30歳・夫と交際中だった時代を振り返ろうと思います。
結婚しないの?周りの親切なアドバイスに、疲れたこともあった
付き合って2年位してくると、周りの友達は、「結婚しないの?」「プロポーズされないの?」と話をしてきます。
早く結婚した既婚者で、「結婚はいいよ」「子供は早いほうが」とババアみたいなアドバイスをしてくる人もいますし、自分に彼氏がいるのにプロポーズされないことになんとなく焦っているので、勝手に共感してくる人、そして飲み会での手ごろなネタがないため、とりあえずネタとして振ってくる人・・・・色々な人がいます。
まぁ、普段は気にしないんですが、心が弱っている時とかは、ちょっと気になったりするんですよね。
「プロポーズされない」→「結婚する気がない」→「一生独身」→「孤独死」みたいなストーリーに不安になります。
良く出てくるクソバイス、「ゼクシィ置いてみるとか~?(笑)」
そして、不安になると、「友人」はこんなささやきをします。
「ゼクシィを買って、さりげなく机の上に置いてみるとか~?(笑) いいんじゃない?(笑)」
今なら言えます、こういうアドバイスはクソバイス(「クソ」みたいな「アドバイス」)なので、絶対にそそのかされてはいけません。
振り返ると、このクソバイスをしてきた人は、もれなく当時独身で、人から聞いた話(それも都市伝説みたいな話)を、あたかも自分の身近な人が経験したかのように、語っているだけでした。
そして、関東版のゼクシィは恐ろしく重いです。
5キロくらいあります。
そんなものを、コンビニや書店で買って、袋に詰めてもらって、エッホエッホと持って帰り、さりげなく机の上に置く・・・どう考えても、さりげなさのカケラもありません。
ゼクシィを置き、結婚したいとアピールすることは、ゼクハラ(ゼクシィ・ハラスメント)とも言われています。
そのくらい、デリカシーのない行為なのです。
「誰とでもいいから結婚式がしたいと焦っている」と思われかねない
ゼクシィを置くことのさらなるデメリットは、「結婚したい」ではなく「結婚式がしたい」の意志表示だと誤解されかねないという点です。
「ウェディングドレスが着たーい」「ブーケトスやりたーい」「和装婚もいいね!」
こんな風に、結婚式に対して憧れている人と思われ、「あなたと結婚したい」の意思表示になっていないという恐れもあります。
だから、ゼクシィを置く行為は禁ずべきなのです。
あの時に思いとどまってよかったと思う裏話
さて、そんな風にして、ゼクハラは思いとどまった私ですが、後日恐ろしい後日談を聞くことになります。
彼の会社のデスクには、半年にわたり、朝出勤すると、デデーンとゼクシィが鎮座していたとのこと。
会社でばっちり、ゼクハラを受けていたんですね・・・。
そこで彼女からもゼクハラを受けていたら、彼は間違いなく逃げ出していたでしょう。
結婚を意識していないけれども、好き好きアピールしてくれる彼女。
そんなキャラを演じ続けてよかったなと思いました。
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