こんにちは、ドクダミ淑子です。
我が家では、30代の夫婦が『週刊少年ジャンプ』を読んでいます。
それってどうなの?と言われることもたまにありますが、まぁ楽しいし・・・と継続しています。
近所に土曜日に買えるところがあるので、得した気分になってしまいます。
(しかし、毎週土曜日に読んでいたら、あまり得ではない)
その中で、最近の私のお気に入りは、『トマトイプーのリコピン』というギャグマンガ(?)です。
最近始まった連載で、一番後ろのページ(私はジャガーさん枠と呼んでいる)の定番になりつつあります。
パステルカラーが良く似合う、可愛らしい絵と、それにそぐわぬ、小学生にはわからない時事ネタや、ブラックユーモアなどが織り交ぜられた、ジャンプ史上いちばんカワイイ物語だそうです。
↑リコピン。ふつうに可愛い。
カロちゃんはメンヘラ気味女子
その中に出てくる、カロちゃん(トイプードル風)は、リコピンの彼女的なポジションです。
- リスカしょ…と言ってくる
- インスタ映えを気にして、カフェでは自撮りしまくり
- 浮気しているのに、うまいこと言って正当化&ごまかす
- リコピンをやたらと束縛する
・・・と、現実世界にいたら、絶対に関わりたくないと思うようなタイプの女子です。
カロちゃんから出た名言は・・・「恋愛とは図々しさ」
そんなカロちゃんですが、私が今回心を撃ち抜かれたのは、こんなお話でした。
主人公・めめちゃん(人間)は、気になる先輩に気持ちを伝えられないで悩んでいます。
告白したら?というアドバイスに、「受験生の先輩にアタシが何か言うことで気を遣わせたら迷惑だし・・・」なんて言っているのを「甘い」とブン殴ります。
(あれ?ジャンプ史上一番カワイイ?)
カロちゃんは、こんなことを言います。
- 恋愛とは、図々しさよっ!
- 迷惑かな?身を引いたほうが相手のためかな?そうやってなかなかいかない優しい人を差し置いて、さらっと相手のことを何も考えていない図々しいやつが奪っていくものなの!
- そもそも、「付き合う」って一人の人間を独占することじゃない?それ自体がある意味図々しさでしょ
- 図々しいやつは、失敗を恐れない!
- 恐れないから試行回数が稼げる!打席が増えればチャンスも増える!
- ルックスやステータス以上に大事なのは図々しさ!鋼のメンタル!
・・・カロちゃん、いいこと言う~と感動しました。
でも、昼休みにドッヂボールしているような半袖半ズボンの少年が読んでも、意味が全然わからないですよね。
失敗を恐れることが、どれだけ成長を妨げているのか
遠慮したり、相手を思いやったりすることは、もちろん大事です。
でも、そういう人って、相手のことよりも、「こんな忙しい時期に、何なんだ?空気読めよ」とか、「俺好きな人がいるのに、アプローチされて迷惑」とか、そんな事を言われることを恐れているんですよね。
失敗しないように、タイミングを見計らって・・・としているのですが、相手からすれば何もされていない、ですし、実際の行動としても、何もしていないのです。
失敗は成長の元とはよく言ったもので、失敗をしない=何もしないですので、失敗した=得たものがあった よりも経験値的にはどんどん差が開いていくのです。
私の図々しさ・鋼のメンタル・数々の失恋経験はムダではないのかもしれない
そう考えると、今までの片思い→失恋(玉砕と言ったほうが正しいかもしれない)の経験や、「人の心のドアをぶち破る」と言われるような図々しく攻めていく姿勢や、営業で培った鋼のメンタルは、ムダではないのかもしれないなぁと思いました。
カロちゃんに共感したのは、きっと私も図々しさでどうにかなってきたからなのだろう。
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