こんにちは、ドクダミ淑子です。
仕事をしていると、色々と疑問に思うことが出てきますが、その中でも今週気になったのは「ウチの会社に入りたいなら・・・」という話です。
「ウチの会社に入りたいなら、必要書類くらい郵送するのが当たり前」という人事担当者。
嘘みたいな話ですが、「ウチの会社に入りたいなら、履歴書持って会社まで来て『入社させてください』と頭下げるのが当たり前だろ」という経営者(大体ジジイ)もいます。
そして重要なのが、「当たり前」と言っているその会社が、そこまで有名でも儲かっているわけではない、そこまで大したことない会社だということです。
自分の会社を過大評価し、採用できないのを人のせいにする
そしてそういう会社の困ったところは、採用が上手く行っていないのを営業担当や求職者(今時の若者)のせいにするのです。
履歴書送ってといって届かない・・・なんていい加減な奴なんだ。
そんな風に言って、今の若者がダメだとか、営業担当がよくないとか、そんな文句ばっかり言っています。
しかし、実際にどういうことが起こっているかというと、「履歴書送ってください」といった瞬間、「はぁ・・・書類選考が始まるのか。書類選考して、面接何回もして・・・この会社に受かる可能性ってどのくらいなんだろう?」と悩んでいる中で、「履歴書?面接のときに持ってきてください。あなたにぜひ会いたい」という別の企業が、その人にアプローチしているんですよね。
他社に取られているのに気づかず、自分の会社だけに応募していると思い込んでいるのです。
採用活動も市場(マーケット)と同じように、常に競合がいて、限られた中でのシェアを取り合っているのです。
婚活も同様、常にライバルがいると思った方がよい
この話を書いていて、婚活でも同じような話ってあると思ったんですよね。
ちょっと連絡が途切れたな、そっけないなと思ったら、別の女に行っていたなんて話、ちらほら聞きますが、それだけマーケットの中で限られた人を取り合っているということなんですよね。
取り合う世界でのポイントは、相手に「気持ち良く動いてもらえるか」どうか
その中でどうやって相手と会って、付き合うまでもっていくかというと、先ほどの採用活動の話で言うと、どれだけ相手にストレスなく、心地よく動いてもらえるかどうかだと思います。
この人と会うと楽しいな、この人は自分をよく理解して立ててくれるな、喜んでくれるからプレゼントしたいな・・・そんな一つ一つの行動が、相手から見られていると思います。
そこには、「この私に向かってくるなら・・・」なんて高飛車な姿勢はありません。
相手のことを知り、相手に楽しんでもらえる、そんな風にお互い思える関係の方が、うまくいくと思うんです。
もちろん、例外はあります。
絶世の美女だったら、そんな気遣いする必要はありません。
でも、普通顔の場合は、第一印象は他の女とそこまで変わらないはずです。
私のようなブスは、第一印象はマイナスですので、その後挽回できるように、もっともっと工夫しなければいけません。
自分の実力を見極め、謙虚な姿勢で相手に向かうことがとても大切だと思うのです。
今どき、「紙ベース」の会社かもしれない
話は企業の話に戻ります。
履歴書!郵送!と言ってくる会社でもう一つ考えられるのは、この会社がありとあらゆる書類が「紙ベース」な会社かもしれません。
企画書・報告書・伺い書・稟議書・会議記録・見積書・発注書・請求書・清算書などなど、どんなことをするにも、書類を書いて、ハンコを押してもらいながら回る・・・業務効率化とは無縁な会社かもしれません。
何をするのにも書類・書類・書類・・・嘘のような話ですが、こんな会社はまだまだ存在しているので、注意が必要です。
ブラック企業センサーと思えばまぁいいか
まぁ、そういうことを言っている企業は高年齢化が進み、いずれ滅びるでしょうから、放っておいてもいいかなと思います。
履歴書ガーという会社は、気を付けましょう。
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