こんにちは、ドクダミ淑子です。
何かと年齢とライフステージについて話題になる今日この頃ですね。
有名ブロガーの、はあちゅうさんが、31歳の自分を「売れ残り」と言われたことに激怒したけれども、27歳の時に「36歳以上で結婚していない男性は何かしらの問題が・・・?」なんてコラムを書いていたとか。
年齢と行動というのは、どうしても世間でとやかく言われます、現実。
2018年卒の就活イベントに行ってきた
そんな中、私はお仕事で、2018年3月に就職しようとしている学生の集まるイベントに行きました。
2017年7月1日現在、2018年卒の新卒学生の内定率(内定をもらっている学生の割合)は78.6%、活動率(就活をしている学生の割合)は14.5%と言われています。
ほとんどの学生が内定をもらい、就活をやめている今、就活をしている学生は、私の学生接触経験から見ると、
- 内定をもらっているけれども、何かしら迷いがあり、納得できるまで就活したい
- 公務員試験落ち、大学院進学をやめて急きょ就活を始めた
- まだ1社からも内定をもらっていない
- 今、就職しようと目覚めた
の4パターンにだいたい分けられます。
人それぞれ、様々な事情があって就活をしていますが、人事の立場に立つと、「この時期に就活をしているのは、何かワケがあるのでは?」と 思ってしまいます。
実際に、そのワケについては面接の中で確認するケースが多いですね。
別に何も原因がなくても、「大半が決まっているこの時期に・・・」ということだけで、ワケアリだと思われてしまうのですね。
時期を逃してしまっただけで、ラベリングされてしまう
でも、これって仕方がないことでもあります。
みんなが動く時期に動かなくて、みんなが動き終わった時期に動く。
その行動に、人は理由を求めます。
何も理由がないと、「何も考えていない人」と認定されてしまいます。
それがラベリングの恐ろしさです。
結婚についても、みんなが結婚する時期に結婚しないと、「何かワケがあるのでは?」と思われます。
女性でもある年齢以上で独身だと、人は独身の理由を自分の経験に当てはめて考え、ラベリングをしようとします。
私も、入社してから(正確には生まれてから)ずっと彼氏がいない状態が続いていたので、会社の一部の人に「ドクダミはLGBTだから彼氏がいなくて、実は彼女がいるのではないか?」と思われていました。
やりたいことがあるならば、気にせず好きなことをすればいい
自分のやりたいことが明確な人は、「みんなと同じ」に縛られる必要はありません。
好きなことを、やったらいい。
結婚も就職も、自分のやりたいことがあるなら、好きにすればいい。
でも、何もやりたいことがない・やりたいことがわからないなら、みんなと同じ時期に行動したほうがいいと思います。
塾バイトの時に、中学生に言ったこと
大学時代に塾でアルバイトをしていたのですが、勉強するのは嫌だという中学生と話をしたことがあります。
「勉強したくない。だって、将来の夢とかやりたいことか、ないし。」
「野球やサッカーをやりたいとか、マンガ家になりたいとか、夢があるなら、勉強しなくてもいい。やりたいことがない人ほど、今勉強してできるだけ進学率の高い高校に入ったほうがいい。そのほうが将来の選択肢が広がるから。」
選択肢を広げるために、上位校を受けよう!
大学生の私はそうアドバイスをしました。
迷うならば、選択肢はたくさんある方向に行くべし。
新卒で就職すれば、ビジネスマナーは学べるし、新人として仕事の基礎は覚えられる。
ただし、卒業時点でやりたいことがある人は、どうぞご自由に。
私はそう思っています。
私服で就活イベントに行く学生は、とてもカッコ悪い
イベント中に、私服でうろうろしている学生を見かけました。
キャップ・リュック・スニーカーに髪型はツーブロック、そして3人組でうろうろしています。
私はこの子たちは、すごくカッコ悪いと思いました。
本人たちからすれば、「私服でイベントに来る俺たち、かっこいいだろ?」「みんな、リクルートスーツで着ているけれども、俺たちは他とは違うんだぜ?」という考えなのかもしれません。
でも、そもそも、人と違う道を歩もうとするならば、こんなところに来てはいけないのです。
堂々と、自分の道を歩めばいいのに。
何か引っかかるものがあって来ていると思われても仕方ありません。
そして、3人でうろうろしているのが、さらにカッコ悪さを倍増させています。
一人で行けないので、複数で来ているのでしょう。
自分の道があるなら、周りを気にせず突き進んだ方がいい
はあちゅうみたいな人は、きっと年齢にこだわらずにやりたいことがあるのでしょう。
「売れ残り」?
そんなこと言われても気にせず、堂々としていればいいじゃないか。
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