こんにちは、ドクダミ淑子です。
子どもにとって、「出来なくて恥ずかしい」とか「皆と同じに出来るように頑張ろう」っていう気持ちは、結構大事なことだと感じる今日このごろ。
そう思うのは、年中の子どもが色々な場所でそうやって「皆と同じように出来るようになりたい」という気持ちで努力して、成長しているのを見ているからです。
家で特訓しました
うちの子が通っている園は、体操、英語、水泳、リトミックなど様々なカリキュラムがあり、毎週2、3回は何らかのレッスンがあります。
その中で、鉄棒の足抜き回りと尻抜き回りをやったそうです。
保育園なのにすごいなと、私は感心してしまいました。
多分この調子だと、入学までに逆上がりが出来るようになるプログラムな気がする。
その中で、鉄棒はぶら下がる以外をやったことがない我が子は、戻る方の動きが怖くてできなかったようでした。
保育園での連絡帳を見て、「今日は鉄棒やったの?」と聞いたら、ちょっと表情が曇る、4歳。
わかりやすいな!
詳しく聞いてみると、どうやら出来なかったようです。
「できるように、れんしゅうしたい」と。
それを夫に報告したところ、YouTubeなどで色々な体操動画を調べてきてくれたらしく、家で一緒に練習するようになりました。
しかし、保育園では「嫌なことは怖いならやらなくていいよ、見てればいいよ」という感じだったようで、なんとなく子どもの中で「怖い」という気持ちが強く出てしまったようで、何回かパパと練習したら「やらない」と言い出しました。
ただ、「できなくて悔しい」という気持ちはあったようで、パパの努力もあって子どもは手をつないでの回転ができるようになりました。
初めてできるようになった時の子どもの笑顔は、めちゃくちゃ可愛かったな。
「同じように」は大事だと思う
こうやって成功体験をしたんだけれども、私はその手前の「出来なくて悔しい」とか「出来るようになりたい」という気持ちの方がさらに大事なのだろうなと思いました。
「できない」「悔しい」「出来るようになりたい」「失敗した」「でももう1回チャレンジする」「出来た」といったプロセスを踏むことで、「出来るようになりたい」という気持ちが「出来たら嬉しいから頑張ろう」につながるんじゃないかと。
うちの子は結構警戒心が強くて、いきなり「とりあえずやってみる」ということが苦手なタイプなので、今回のように保育園の日誌を見て夫とすぐに勉強・練習できたというのはすごく良かったなと思います。
転ばないで乗れるようになる、ストライダー
そんな感じで、子どもの様々なことをサポートしていくのが幼児期か・・・という感じなんだけれども、「これは本当にいいのだろうか」と思うことがあります。
それはストライダーのやり方です。
年中さんに進級するタイミングで、我が家でもストライダーを購入したのですが、これが本当にすごくて。
少しずつスモールステップを踏みながら練習していると、いつの間にか補助輪をつけなくても自転車が乗れるようになるというものです。
補助輪付きの自転車とは違い、最初から補助輪がついていないので、左右のバランスを取ることは最初から求められます。
でも足をついているから転ばない。
そのまま、少しずつサドルの高さを調整したりしながら、感覚をおぼえていくんですよね。
買ってから1ヶ月、週1くらいで練習しているのですが、スイスイと漕いでいるような動きができるようになってきました。
あれ、これってスムーズに自転車に乗れるようになっちゃう?
「転ぶ」「失敗する」も大事な気がするのです
ストライダーでの自転車走行を見ていると、「こんなに失敗の体験を積まずに自転車に乗れるようになっちゃっていいのだろうか」と心配になってしまう自分もいる。
補助輪付きの自転車からいきなり補助輪を外した時って、ものすごくグラグラして、ものすごく転びますよね。
たくさん転ぶ。
でも、そうやって転んでいるうちに、「転ばないようになりたい」とか「どうしたらいいだろうか」と考えるようになり、そこで成長が見られると思うのです。
ストライダーをやっていくと、多分大きな怪我とか転んで痛かったとか、そういう経験は一切ないまま自転車に乗れるようになるでしょう。
うまくできているなと思う一方で、果たしてそれで本当にいいのだろうかと思ってしまう自分もいます。
それは私が補助輪付きの自転車で転んで擦りむいて痛い思いをたくさんしたからかもしれないけれど。
うちの子どもはやっぱりまだまだ打たれ弱いというか、少し嫌なことがあったり、少しできないことがあると諦めてしまうところがあって。
それを「諦めずに頑張ろうよ」「失敗しても大丈夫だよ」と思ってもらうことが大事なのではないかなと日々思うのです。
出来ないことができるようになるって、すごく楽しいし嬉しいことだから、チャレンジする心を持ち続けてほしいな、と思う。
ちなみに購入したのはこちら、14X。
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