こんにちは、ドクダミ淑子です。
この仕事をしていると、時々「熱い会社との接点」が生まれます。
いや、私がそういう会社を引き寄せているだけな気もしなくもないんだけど・・・
熱い会社とは
特に中小企業に多いのかもしれないけど、とにかく熱いんですわ。
「友情・努力・勝利」みたいな感じ?
「努力は人を裏切らない」みたいなことをキラキラした目で言い、「負け続けていても最後勝てばそれは勝ちなのだ(だからやり続けろ)」とか、とにかく思考回路が部活のまま大人になって、部活のまま仕事しちゃってますみたいな方々。
私はこういうところは嫌いじゃないし、ポジティブでいいなぁと思うこともある。
そういう会社に引かずに好意的にとらえているから、この手の顧客が増えていくというのもあるかもしれない。
やりがいは作れる
そんな熱い会社でよくあることとして、自分達の仕事に「やりがい」を作るというのがある。
まぁどこの会社にも「私達の仕事を通じて誰かの幸せを」みたいなのはあるんだけど、そういう話ではない。
たとえば、パチンコ業が「お客様の笑顔を作る仕事」「我々の事業は地域の活性化」と言ったり、貧困ビジネス系が「困っている人のお手伝いをする社会的意義の高い仕事」みたいなことを言ったりするような、無理矢理やりがいをこじつけて作るみたいな話だ。
まぁたしかに、そうやって自分の仕事の「先」とか、仕事によってもたらされる誰かの幸せを意識しながら働くってことは大事だとは思う。
人はレンガを積んでいるんじゃなくて、壁を作っている、そしてその壁は人々の暮らしにこんな感じで役立つと思いながら働く方が楽しい。
・・・んだけど、だからと言って理由を無理やり作って、グレーとかブラックなビジネスを正当化するのもいかがなものかと思ってしまう。
そして、熱い会社には時々そういう感じのグレーな業種がある。
事務作業が苦手な人の行先は
色々な会社と、そこで働く人を見ていると、事務作業が苦手な人、それも「頑張ればできるレベルではなく、頑張ってもどうにもならない位事務作業が出来ない人」はどこに行ったらいいんだろうなと思うことがある。
何だかんだで、「事務作業能力」「論理的思考力」が足りないと現代の会社員として生きていくのはつらくなる。
でも、出来ないもんは出来ないのだ・・・って時に、熱い会社がそういう人達の受け皿になりがちなのだ。
それは、別に悪いことではないし、うまくマッチすれば働く人も会社もハッピーになれる。
でも、熱い会社はだいたいが体育会系マインドなんだよな。
そういうところに入って幸せに暮らしている人を見るとよかったと思うけれども、事務作業が苦手で、そういう熱い雰囲気も苦手な人はどこへ行ったらよいのだろう・・・ということを考えてしまう。
陽キャになれれば幸せ説
そんな感じで熱い会社が毎日ワクワクしながら仕事をしているのを見ると、きっとこれに染まれる人は幸せなのだろうなという結論に落ち着く。
完全に染まってしまえれば、どっぷり浸かってしまえれば、それはそれで幸せなのだ。
人間は「迷い」があるとつらくて、どんな状態でも迷いがなく、行く方向がハッキリしていると、それだけで精神が安定するのだなと、熱い会社と、方向性にいつも悩む某インフルエンサーと、Twitterで吠える年商何億かのなんちゃら社長(自称)を見ていると感じる。
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