こんにちは、ドクダミ淑子です。
独身の友人と会話をしていて、ちょっと気になることがあったので、今回はそんな婚活話を。
外資系OL、30代は仕事を頑張りたい、時々婚活
彼女は外資系企業に勤める33歳。
年収は800~1000万円と同年代女性ではかなり稼いでいる方です。
彼女の現状とキャリアプラン、人生設計は、大体こんな感じです。
- 今は彼氏はいない
- でも遊んでいる人はいる(らしい)
- キャリアを固める(=管理職になる)までは仕事を頑張りたい
- 40代くらいでキャリアが固まったら結婚して、今まで稼いだお金で不妊治療をして一人っ子を授かって大事に育てたい
- でもたまに寂しくて結婚したくなる時があって、半年に1回くらい彼氏を探したり婚活っぽいことをしたりする
彼女の不妊治療うんぬんの話はちょっと疑問なのですが、今回はその話は置いておいて。
半年に1回くらいは婚活をする彼女ですが、大体1~2回くらいパーティーとか合コンとか出会いの場に行くと、大体活動をストップします。
どうしたの?と聞くと大体こんな答えが返ってきます。
「時間のムダ」と。
高収入で優秀だからこそ?1秒でも無駄にしたくないという気持ち
「何が時間のムダなの?」と聞くと、こんな答えが返ってきます。
- 合コンは3~4人の男性と2~3時間使うから、効率が悪い
- 街コンは大量の男性と出会えるけれども、一人と接する時間が短すぎるから効果がない
- マッチングアプリ・お見合い・紹介でいきなり1対1で会うのは、合コン以上に時間効率が悪い
- よって、どれも時間対効果も費用対効果も低くて、やってられない
まぁたしかにその通りなんですが・・・。
さらに彼女のグチは続きます。
- こんなことしているなら、仕事していた方が自分のためになる
- 女子会で話題のお店に言っていた方がお金の使い道としては効果が高い
- 知らない男性とゼロから関係性を作ることにメリットを感じられない
痛いくらい正論なんですが、ここまで強く言われてしまうと、なんか違う気がする。
ムダを嫌いすぎることで、「もしかしたら得られるかもしれないもの」も排除してしまっている
彼女くらい稼いでいると、自分の時間がどれだけ価値が高いのかを常に意識しているのだと思います。
だから、好きでもない初対面の男性と過ごす3時間なんて、徹底的に排除したくなってしまうのかもしれません。
でも、そこまで完璧にシャットアウトしてしまうと、「ひょっとすると」「もしかしたら」「何度も会っていたらだんだんと」みたいな出会いを無くしてしまっているのではないかと思うのです。
もちろん、ある程度時間を使う対象は絞るべきです。
でも、絞った中で会う時には、もう少し「ムダになるかもしれないものを許す心」を持ってみるのがいいのではないでしょうか。
土日くらいはもう少し、ムダがあっても良いのではないかと思う
平日はしっかりタイムスケジュールを組んで、その通りにサクサク動くことが、ビジネスマンとしては大事なことです。
でも、あの勝間和代女史であっても、どこかの本で「土日はざっくり予定を立てて、2日間でこれができたらいいなくらいで緩く予定を組む、子供との時間を優先して、キチキチにし過ぎない」とおっしゃっていました(うろ覚え)。
出展も何もかも忘れましたが、「あの勝間さんが!?」と驚いたのだけ覚えています。
それに、ちょっとくらい無駄な時間があっても、土日は年に104日もあるのです。
「無駄は徹底的に排除!」ではなく、10回に1回くらい当たりがあったらいいなーくらいの気持ちで臨んだほうが、ストレスもたまりにくくなるのではないかと思うのです。
あと、彼女の話の「こんなことしているなら仕事していたほうがいい」というのは、絶対反対です。
仕事以外の時間が、仕事のクオリティを高め、仕事に役立つアイデアを生む・・・これだけは間違いないと思うのです。
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